高速バス車両のシート配列にはいくつかあります。最も安い料金設定になっている2+2の横4列に、高速バスの基本設定ともいえる1+2や1+1+1の横3列。そして最近話題の超高級路線をいく横2列。今回、WILLERが導入する新シートバスは1+2の横3列になります。
以前からWILLERの横2列シートで使われていたシェル型パーテーションを採用。座ると側面が大きく上に広がっていて、包み込まれるような感覚と、隣や前後の人が気になりません。
またシート下は後席のフットレストになっていて、シートを倒した状態での全長はなんと187cm。これなら長身の人でも体を曲げずに済みます。
車両は、車高の高いスーパーハイデッカータイプなので、道路からのノイズも軽減され、よりリラックスして眠れそう。
まずは関東―関西線(1万800円~/2月17日から)と関東―愛知線(8800円~/3月17日から)で導入予定。
超豪華2列シートの場合、乗車人数が少ないことから高額になってしまいますが、空間を3次元的に上手く活かした横3列の “ReBornシート” だからこそ、リラックスした姿勢で休めて、さらに運賃も従来とさほど変わらぬ料金を実現できたともいえます。
近年、高速バスは進化を続けています。深夜高速バスはもうしんどい、なんて思っている人も、一度贅沢シートのバスを移動手段にしてみては。寝るだけだった夜を移動時間にすることで、時間を有効活用する利点を再認識できるかもしれませんよ。
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(文/&GP編集部)
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