【速報】Pepperの発売は6月20日から、気になる値段はなんと!

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発表会が始まるや否や、キレッキレの“ロボット”ダンスを披露し、観客の心をつかむペッパー君。「みなさん、こんにちは。ソフトバンクのペッパーです」と自己紹介をはじめ、自らの機能についても解説。ソフトバンクの孫代表がこっそり近づき、肩をたたくと「もう! 社長びっくりするじゃないですか~」と反応を見せました。

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Pepperは「喜び」、「不安」、「理性」など、人間の感情を疑似的に再現します。搭載したセンサーや、ネットワークから情報を取得し、それをアプリケーションに反映する仕組み。例えば、家族が喜んでいるときや、ソフトバンクホークスが試合に勝った日は機嫌がよくなります。

機能は、主にコミュニケーションが中心となります。冷蔵庫からビールを持ってくるような作業はできません。発表会場では、写真やテキストを合わせた“絵日記”で日々の思い出を残してくれる機能なども、いくつか紹介されていました。

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Pepperの特徴は、「感情認識エンジン」と「クラウドAI」が連携していること。各端末が学習した情報は、クラウド上にアップされます。他の端末が学習した内容を共有することで、高い感情認識機能を実現できるわけです。なお、プライバシーに関する情報は共有されません。

孫代表いわく、「頭脳的な部分はクラウド上にあり、ローカルな部分では“反射神経”的な部分をコントロールしている」とのこと。また、搭載するCPUが従来性能の4倍になったことで感情認識エンジンとアプリケーションを同時に動かせるようになった点も強調されました。

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本体価格は19万8000円(税別)。ネットワーク接続が必須となるため、ソフトバンクの「Pepper基本プラン」で月額1万4800円(×36カ月)がかかります。また、故障した際の修理費用は数十万の高額になるため、月額9800円(×36カ月)の「Pepper保険パック」に入ることも推奨されています。3年間でかかる費用総額は、およそ108万円(税別)となり、車を購入する感覚に近いでしょう。

なお、“時給1500円”でアルバイト派遣も行うそうです。まずは東京23区から開始し、提供地域を順次拡大する予定。なお、会場ではペッパーによるティッシュ配りのデモンストレーションが行われていました。

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孫代表は今後について、「当面は月産1000台を目標にしていきたい。現状では利益を期待できないが、30年後にはソフトバンクの中核事業になっていて欲しい」と述べていました。

(文/井上 晃)

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