「Mobileye(モービルアイ)570」を発売するのは、イスラエルに本社を置くモービルアイ社。同社が開発したEyeQ2(画像処理半導体)は、他の車両や歩行者、自転車などの障害物との衝突を予測することができ、さらに道路標識を識別することが可能です。このEyeQ2が組み込まれた衝突回避・軽減装置は、日産、マツダ、ホンダ、BMW、ボルボ、フォードほか世界中の自動車メーカーが採用。先進運転支援システム(ADAS)や自動運転技術のリーディングカンパニーとして業界を牽引する企業です。
「Mobileye570」は、“車線逸脱警報・前方車間距離警報・前方車両衝突警報・低速時前方車両衝突警報・歩行者衝突警報”の5つの警報機能を搭載。アイコン表示と警報ブザーによって危険を知らせてくれます。
従来の「Mobileye530」の後継機種であるこの製品では、表示部をLEDからフルカラー液晶に変更し警報アイコンをより大きく表示するなど、自動車の国際安全基準であるUN-ECE基準に対応した表示デザインを採用。さらに車両や歩行者、車線の認識率も向上し、新たに速度標識を読み取って速度超過を知らせる警報機能も標準装備されました。
価格は17万2800円で、標準取付工賃は乗用車3万7800円、中大型車4万8600円。取付日から3年間の製品保証サービス付きです。まだ衝突補助システムを装備していない人は、導入を検討してみては。
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(文/&GP編集部)
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