ブランド発案者は、世界中の過酷な辺境地での撮影を得意とするプロフォトグラファー、門谷 “JUMBO” 優。ブランドのファーストプロダクトであるフィールドバック「YETI」は、僻地での使用も想定したタフネスさと機能性、そしてどんなシーンにも溶け込むシンプルなデザインが特徴です。
強靭で摩擦に強いBEATTEXナイロン素材のアウターに、高い耐久性と防水性を持ち合わせた止水コーティング・リップストップナイロンのライナーを施したボディ。商品特性上、完全防水ではないものの、ロールトップ式のフラップを2度折ることで耐候性を上げることができ、悪路や悪天候にも強いつくりとなっています。
メインベルトとサブベルトを使用することで、肩掛け、たすき掛け、バックパックの3つに変化するので、さまざまなシーンで使うことが可能です。
S(2万3760円)、M(2万7000円)、L(3万240円)の3つのサイズを用意し、それぞれ4色展開。
どれも一眼レフカメラなどの機材を入れることを考慮し、高い内部保護性を担保していますが、どんなシーンにもなじむよう曲線を意識したフォルムは、高価な機材が入っているようには見えにくく、治安の悪い場所でも狙われにくいように考えられています。
「YETI」の生産はネパール。「モノヅクリと社会貢献」を理念とする株式会社エムールが、世界でも最低レベルの貧困と封建的な身分社会制度が残るこの国で雇用を生むことを目的とし、3年間のトレーニングと製品テストを繰り返したのち、このたびリリースとなりました。
機械では縫いきれない部分は、ネパールの若者たちによる手作業でひと針ひと針、丁寧に仕上げられています。
オフィシャルサイトほか、カメラ専門店等で販売予定です。
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(文/&GP編集部)
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