有機ELとは、スマホなどのディスプレイに用いられているもの。LEDと共に省エネ時代において期待される技術ですが、平面的で冷たいイメージもありました。そこで立ち上がったのが「光源を重ねる」をコンセプトとした「RE-EL」プロジェクト。キシマ、SOU DESIGN、住友化学の三社の力を集結し、住友化学の透明領域のあるパネルを重ねて使うことで、温かみのあるふんわりとした明かりを生み出しました。
今回登場するのは2つのプロダクト。「Layer Light」は寝る前のひと時にくつろげそうなベッドサイドランプ。透明領域をうまく重ねることで、平面的で無機質な有機ELに奥行き感を生み、まるで夜景のような効果をもたらしています。
「Halfull Light」は部屋のアクセントになりそうなペンダントライト。一点を中心に角度をつけて合わせ鏡のようにすることで、発光面は片面にもかかわらず、両面発光しているように見えます。見る角度が動くことで月のように様々な表情を見せてくれます。
商業イメージの強い有機ELが自宅に使える明かりになるとは驚き!新しいコンセプトの照明、試す価値ありですよ。「ライティング・フェア2017」(3月7日より東京ビッグサイト)の住友化学ブースで展示、4月以降にキシマが運営する直営小売店で展示・販売予定。
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(&GP編集部)
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