2月24日にPCメーカーであるASUS(エイスース)から発売になる「ROG XG STATION 2」(予想実勢価格:7万1500円前後)。中にデスクトップ用ビデオカードを挿せるようになっていて、ノートPCとつないで使う製品です。
このビデオカードとは、ディスプレイに画面(画像)を描画するためのもので、ハイスペックであればあるほど遅滞なく表示できます。近年のPC用ゲームやコンピュータグラフィックでは、ほとんどが3Dになっています。FPS(ファースト・パーソン・シューター)と呼ばれるプレーヤー目線でのシューティングゲームや『マインクラフト』といった箱庭系ゲームなども、縦横奥行きが分かるように表現されていますよね。これらの3Dグラフィックは、かなりのデータ量があり、スムーズに表示するためにはかなりのマシンパワーが必要です。そのために最も重要なのがビデオカードになります。
一度自分のノートPCにゲームを入れてみたけど、動きがカクカクでとても遊べたものじゃなかった。でも、ハイスペックなビデオカードはデスクトップ用しかないし、とはいえ今さらデスクトップを買いたくない。そんな人のために作られたといっても過言ではないのが「ROG XG STATION 2」なんです。
搭載できるビデオカードは、 AMD Radeon R9/RX400シリーズ以降のGPUを搭載するビデオカードと、 NVIDIA GeForce GTX 900シリーズ以降のGPUを搭載するビデオカード。厚さ2.5スロット以内なら挿せるので、大型のハイスペックなモノにも対応できます。
PCとの接続は、最新ノートPCに装備が進む“Thunderbolt 3”。USB type-C(USB-C)で対応中の規格で、大容量データのやり取りに適したものです。このThunderbolt 3対応ケーブル1本をつなぐだけでOK。
さらにUSB3.0のポートを4つ搭載しているため、モバイルPCに多いポートの少なさもカバー。また有線LANポートも付いているため、ネットワークゲームでも安定した回線を確保できます。
そしてケースの上と下に付いているLEDの光り方をカスタマイズできる「Aura」機能や、ケース正面に内部で放電するプラズマ管を装備するなど、ゲーミング機器らしい演出も。
自宅でのデスクには、キーボードとゲーミングマウスやゲーミングデバイス、LANケーブルをつないだ「ROG XG STATION 2」を置いておき、ゲームをしたいときは持っていき接続。ゲームしないときはモバイルPCの利点である軽さを活かして、ソファなどでネットを。そんな使い方を実現してくれるデバイスです。
>> ASUS
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(文/&GP編集部)
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