▼「創成期」(2万1600円/250台限定)
創成期である1890年代をイメージ。厚く丸みのある濃茶色の木枠、アイボリーカラーの文字板、製造開始当時に多く使われていたローマ数字とそれを取り巻くレールトラック、トランプのスペード形状の時分針など、もっともヴィンテージ感溢れるテイストが特徴。
1800年代後半に流行していた「スペンサリアン体」という書体を基に創られた「コカ・コーラ」ロゴと当時のスローガンを、文字板の中心部に大きく配置。創業当時使用していた「精工舎」のロゴもあわせてあしらい、ファンにはたまらない仕上がりだ。
▼「フィッシュテール」(2万1600円/250台限定)
船舶時計として登場し、1960年に乗合バス用の時計として販売展開された「バスクロック」がベース。機械式からトランジスタ式を経て、クオーツ式へと変更された1977年から40年を経過した今も、まったく変わらないロングセラーデザイン。当時使われていた「フィッシュテール」と呼ばれるロゴに合わせ、ケースも印象的な赤色でまとめてある。
▼「プルトップ缶」(各1万800円/ゴールドは500台限定)
初のプルトップ缶のコカ・コーラと、世界初のクオーツ掛時計をベースにしたデザイン。1964年に初導入されたプルトップ缶のデザインパターンを文字板にアレンジ。その4年後に発表された世界初の家庭用クオーツ掛時計の数字や目盛をオマージュしている。カラー展開はシルバーと、500台限定のゴールドの2種。
実はこの2つの企業は、同じ年に設立されているという縁があるのだ。1886年にコカ・コーラを開発した 「ザ コカ・コーラ カンパニー」と、セイコークロックの前身である「精工舎」は、いずれも同じ1892年に設立で、今年で125周年。
今回のコラボは、両社のアーカイブの中から「年代ごとの特徴的なデザイン」を盛り込んだコレクションに仕上がっている。今後は、「現代」「未来」にフォーカスしたデザインと機能を持ったコラボクロックを、世界展開していく予定だ。
>> セイコークロック
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(文/&GP編集部)
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