■自然を手本にした「ネイチャーウイング」が目新しい扇風機
ここ数年、扇風機にもさまざまなモデルが登場しています。扇風機は涼しさを求めて風を送るだけではなく、サーキュレーターとして室内の空気を循環させるのにも役立つ家電です。
これらの条件を満たすために新たに設計されたのが「ネイチャーウイング」です。サーキュレーターとして使える、遠くまで届く風を出すためにアホウドリの翼形状を応用し、直進性の高い風を実現。さらに、長時間扇風機の風に当たると体がだるくなりますが、それを防ぐためにアサギマダラ蝶の羽根形状を模し、ムラの少ないなめらかな風を目指したのです。
3Dファン「PJ-G2DGB」にはアホウドリに加え、先端部の尖りで風量をアップさせるためにアマツバメの羽根も意識した作りを採用。また、ハイポジション「PJ-G3DG」には、アサギマダラ蝶に加え、効率的に風を捉えるアゲハ蝶の羽根も意識した作りとなっています。
プラズマクラスターの風には消臭効果もあるので、洗濯物の生乾き臭やたばこ臭、さらには30~40代特有の体臭にも有効だという実証結果がでているのだとか。
DCモーター採用のコードレス3Dファン「PJ-G2DBG」の店頭予想価格は3万5000円(税抜・以下同)。コードレスモード非搭載でACアダプターを使用する「PJ-G2DS」の店頭予想価格は2万3000円で、カラーはホワイト系とブラウン系の2色となっています。
DCモーターを搭載し、アサギマダラ蝶とアゲハ蝶の羽根形状を応用した「ハイブリッド・ネイチャーウイング」採用の上位モデル「PJ-G3DG」と、アサギマダラ蝶のみの「ネイチャーウイング」採用の「PJ-G3DS」の2機種は、店頭予想価格は順に、3万1000円、2万6000円。ACモーター採用の「PJ-G3AS」の店頭予想価格は1万3000円。いずれのモデルも4月15日発売予定です。
■使うシーンに合わせて選べる除湿器は衣類乾燥に最適
除湿器は、部屋の除湿はもちろん、部屋干しした洗濯物の乾燥にも役立ちます。今回登場したのは、大容量タイプの「CV-G120」とコンパクトタイプの「CV-G71」。前者はリビング、後者は洗面所などでの衣類乾燥に合わせたサイズ設計が特徴です。
プラズマクラスターの効果で衣類の生乾き臭や汗の臭いを抑制できるだけでなく、部屋のカビ菌の増殖を防ぐことも可能です。大容量タイプは天井方向から床付近まで風を届ける「広角自動スイングルーパー」を搭載するのに対し、コンパクトタイプはA4サイズの設置面積で室内での移動のしやすさが魅力。CV-G120はすでに発売しており、実売価格は5万8000円前後。CV-G71は4月15日発売予定で、店頭予想価格は3万8000円です。
除湿機としてだけでなく、加湿機、空気清浄機としても使いたい人には「KC-HD70」がおすすめ。ホコリ、臭い、湿度、温度、照度の5つのセンサーが部屋の状態をチェックして、除湿・加湿・空気清浄を行う。4月21日に発売予定で、店頭予想価格は10万円となっています。