■物欲をそそるド迫力なディスプレイ
まずは、Galaxy S8/S8+のデザインについて。
Galaxy Sシリーズといえば、やはり画面の端がカーブした「エッジディスプレイ」がユニークです。2016年5月に日本で発売された「Galaxy S7 edge」では前面に比べ背面のエッジがやや緩やかでしたが、新モデルでは両面が等しくカーブしています。
また、大きな変化点として、S8/S8+にはディスプレイ下部にホームボタンがありません。その分、表示領域が上下に広がっています。
Galaxy 8+は「Galaxy S」シリーズ史上最も大きい6.2インチのディスプレイを搭載。Galaxy 8も、ボディサイズはS7 edgeよりコンパクトですが、ディスプレイサイズは同機の5.5インチよりも大きい5.8インチとなっています。
画面比率は新たに縦18.5:横9を採用しています。ウェブページを表示させた場合、画面により多くの情報を表示可能。21:9のいわゆる「ウルトラワイド」のアスペクト比のコンテンツを表示した場合に、黒帯が少なくなります。また、「マルチウィンドウ」の使用時にも活きてきます。
また、アプリの特定箇所を切り取って画面上に表示できる「SnapWindow」なる機能も、縦長の画面上を生かした提案です。
さて、「ホームボタン」はどうなったのかというと、ソフトウェアによるアイコン表示になりました。また、「感圧式」に進化しています。