虹彩認証にPC化! Samsung新モデル「Galaxy S8/S8+」はやはり最先端だ!

■パソコン要らずの「Samsung Dex」に注目!

また、メディアの注目を集めていたのが「Samsung Dex」です。専用のクレイドルにスマートフォンをセットすることで、ディスプレイとキーボードなどを用いて、PCのように活用することが可能。

▲Galaxy S8にセット。USB Type-Cで接続

▲クレイドル裏にはUSB、USB Type-C、LAN、HDMIケーブルが刺さる。蓋の裏にはファンがついている

▲ディスプレイ表示に変わる。パソコンのようにブラウジングしたり、メールを執筆したりできる。オフィスアプリも使用可能だ

デスクトップ上にファイルを設置できないなど、Chrome OSに近い操作性です。しかし、手軽なサブPCとして使用できるのは、非常に魅力的。

なお、価格は149ドル〜で、本体と同じくグローバルでは4月21日に発売となる予定とのこと。

 

■「Gear 360」はコンパクトになって新登場!

そのほか、360度コンテンツ関係の製品も2つ発表されました。まずひとつ目が新しい「Gear VR」。コントローラーが付属する点が特徴です。

▲コントローラーが付属する

▲コントローラーにあるトリガーやボタンなどで操作

また、Gear 360も新登場。従来モデルと比べると、ひと回りコンパクトになりました。球体だったレンズ部分は、「こけし状」のスタイルに変わり、手で握りながらボタンひとつでシャッターを切れるようになっています。

▲新「Gear 360」は持ち運びやすいコンパクトな形状に

4Kビデオの撮影に対応するほか、モバイル・PCの両方でライブ配信にも対応。また、接続可能なデバイスは、Galaxyシリーズだけでなく、A5、A7(2017年モデル)もサポート。加えてiOS 10.0以降のiPhoneとも連携できるようになったとのこと。ただし、Galaxy以外での検証はまだできていないので、どんな形で使用できるのかは今後の記事に期待といったところ。

また、サイズを小型化したことにより、スティッチング性能も向上。つなぎ目がより滑らかな360度写真を楽しめるそうです。

盛りだくさんな内容となったSamsung UNPACKED 2017。各製品が日本で発売されるかどうかはまだわかりませんが、どれも物欲がそそられるモノばかりでした。国内キャリアでの取り扱いにも期待が高まります。

>> Samsung「Galaxy S8/S8+」

 


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(取材・文/井上 晃

いのうえあきら/ライター

いのうえあきら/ライター

スマートフォン関連の記事を中心に、スマートウォッチ、ウエアラブルデバイス、ロボットなど、多岐にわたる記事を雑誌やWebメディアへ寄稿。雑誌・ムックの編集にも携わる。モットーは「実際に触った・見た人だけが分かる情報を伝える」こと。編集プロダクション「ゴーズ」所属。

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