使い方は簡単。接着個所をきれいにしたらペン型の容器に入った「Bondic」を塗布し、ペンの反対側に搭載された専用UV LEDライトを照射すれば、数秒で固まります。必要な厚さに応じて何度か重ね塗りし、それぞれの層ごとに硬化させ、固まったあとはやすりで形を整えればOK。
UVを照射しない限り乾かないため、吸収性のない材質であればふき取ることが可能なので、慌てずにしっかりと貼り合わせることができます。プラスチック、木、金属、PVC、スチール、ゴム、配線、セラミック、フィギュア、ビニール、ケブラー、ポリプロピレン、皮革などあらゆるものに対応。
液状のプリプラスチックなので、穴をふさいだり、欠けた部分を成形するなど“形づくる”用途にも使えるのが「Bondic」の大きな特徴です。(硬化中は熱を帯びるため注意が必要)
ただし、粘性でくっつくわけではないので、表面が滑らかな場合、接着面にやすりをかけて粗くしたほうがより接着しやすいそう。いわば、フリーハンド加工のできる3Dプラスチックプリンタといえるこのアイテム、特性を理解していれば、アイデア次第でさまざまな使い方ができそうです。
紫外線を遮断する黒いチューブと金属のケースを使用しており空気に触れても硬化しないため、開封したあとでもキャップをして密閉すれば1年以上保存が効くそう。LEDライトは延べ約8時間点灯が可能です。
LEDライトが一体となった「BONDIC スターターキット コンプリート」は3218円。4gの液体プラスチック本体のみの「BONDIC カートリッジ・リフィル」は1922円。「BONDIC UV LEDライト」のみは1058円。全国のホームセンターや大型家電量販店などで販売中のこのアイテム、家に一本あれば、かなり重宝しそうです。
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(文/&GP編集部)
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