年代物や骨董品の蓄音機でよくあるのが、回転部分が動かず音が出せないもの。それをレコードをかけた時と同じように音を出すことをできるようにしたのが「弦奏Gramophone(グラモフォン)」(オープン価格)です。壊れていても、蓄音機において音を出す要となるサウンドボックスというパーツが生きていれば大丈夫。レコードから振動を読み取って音にするという蓄音機の原理を逆に使い、音を振動に変え、レコード針に伝えることで音楽を再生する仕組みです。
音源はCDはもちろん、デジタルオーディオプレーヤー、スマホなどでもOK! 蓄音機から自由に音楽を再生することができます。しかも、音の出口は蓄音機なので、いわゆるレトロさを感じさせる温かみのある音色を楽しめます。
使い方は、弦奏Gramophoneの加振部にレコード針を乗せるだけ。設置する時も、マグネットで簡単に取り付け・取り外しができます。
蓄音機は本体そのものも雰囲気がありますから、インテリア兼プレーヤーとして復活するのは嬉しいですよね。スマホやオーディオプレーヤーで聞いているあの曲、蓄音機を通じて聴くとまた違った楽しみ方ができるかもしれませんよ。
過去に生産されたさまざまな形状の蓄音機にセット可能にするため、当分の間は受注生産とのこと。欲しい人は、まず問い合わせてみてください。
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(文/&GP編集部)
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