■下半身マネキンに巻かれたバスタオルをオープンすると!
パナソニックの新製品体験会は、4月7日、東京・銀座のとあるスペースで開催された。同時発売となる “ラムダッシュ” の3枚刃モデルも、なかなかの新デザインながら、注目はやはり “ボディトリマー” に集まる。
まずは座学から。メンズグルーミングにおける同社の製品ラインナップや、ヒゲやムダ毛の処理に対する男性の意識などについて説明が行われ、新製品であるボディトリマー「ER-GK60」の紹介へと話が進む。
特徴、使用方法、安全性など。たしかに、よく考えられた設計だ。だが、この日のこの会場は体験会のためのもの。皆、気もそぞろらしく、会場内がどことなくソワソワした雰囲気になっている。
その後、衝撃的なオブジェが登場する。口にこそ出さないが、参加者たちはずっと気になっていた。壇上の脇に男性の下半身像が置かれていることを。
そして、まるで風呂上りのように巻かれていたバスタオルがはずされる。そこには、人工毛のこんもりと茂ったカツラが! なるほど、これはアンダーヘアの処理を本気で考えさせてくれる演出である。
「ヘアの生えている方向に逆らうように、逆剃りしていきます…」
会場の動揺をもろともせずに実演がスタート。こんもりとしたカツラが整然と刈り込まれ、生え際も美しく整えられていく。遠目で見ると、定規で描いたような逆三角形に。ヘアの長さも均等に刈り込まれ、清潔感たっぷりの仕上がりだ。
これなら銭湯や温泉などでも、皆が手入れをすれば、もっと雰囲気が良くなるかも、と思わせる。現状、アンダーヘアの手入れに無頓着な日本では、いきなりツルツルに剃ってしまうのは抵抗があるかもしれない。なかなかの “ヘアスタイル” に見える。
そしてこの日のゲスト、スタイリストの櫻井賢之さんを迎えてのトークがスタート。アーティストや俳優を手掛ける櫻井さんは、彼らの意識の高さに共鳴して手入れを怠らないという。この春夏の露出度が高いトレンドを紹介しながら、体毛処理の必要性についても語る。