■2Kディスプレイ、8GBメモリなど、基本性能もトップクラス
ZenFone ARは5.7インチのSuper AMOLED(有機EL)ディスプレイを搭載し、解像度は2560×1440ドット。2.35GHzのクアッドコアCPUを搭載し、RAMは6GBまたは8GB。ハイレゾ音源の再生にも対応し、ハイレゾ対応イヤホンも付属しています。
機能面でも、パフォーマンスにおいても世界最高峰と呼べる仕様で、日常使いでの満足度も高そうです。発表会に登壇したASUS JAPANのマーケティング部長 シンシア・テン氏も「ZenFoneシリーズの革命児」「新しい時代のアイコンになる」と自信を示していました。
もちろん、デュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)にも対応。バッテリーも3300mAhと大容量。ただし、ARもVRもかなり電池消耗が激しいので、それらを存分に楽しみたい人にはモバイルバッテリーが必須になるかもしれませんね。
ZenFone ARは、メモリのスペックが異なる2モデルがあり、RAM6GB、ROM(ストレージ)64GBの「ZS571KL-BK64S6」が8万2800円(税別)。RAM8GB、ROM128GBの「ZS571KL-BK128S8」が9万9800円(税別)です。ボティカラーは、どちらもブラックのみ。
価格だけを見ると、高いと思うかもしれませんが、ハードウェアのスペックに対する相場から判断すると、決して高くはなく、むしろ “頑張った” 価格設定と言えるかも…。 もはや “SIMフリー=格安” という時代は終わっているようです。
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(取材・文/村元正剛)
iモードが始まった1999年からモバイル業界を取材し、さまざまな雑誌やWebメディアに記事を寄稿。2005年に編集プロダクション「ゴーズ」を設立。スマホ関連の書籍・ムックの編集にも携わっている。