リンゴの葉っぱがグリーンに! Appleが「アースデイ」で動画4本を公開

■Apple Storeのリンゴの葉が緑色に

4月20日、Apple 表参道では同社のリンゴを象ったロゴマークが葉を緑色に変えました。店内に展示されたiPhoneやiPad、MacBookなどのスクリーンセーバーも特別仕様となり、風に舞う葉が次第に地球やAppleのロゴマークに変化します。

▲4月20日朝のApple 表参道の様子

葉っぱがグリーンになるのは全国に7店舗ある直営店のうち5店舗。渋谷、仙台の2店舗についてはストアのガラス部分にシールが貼られます。実施期間は4月28日まで。

▲iPhone、iPad、MacBookなどのスクリーンセーバーがアースデイ仕様になっている

▲スタッフのTシャツもグリーンに

ちなみに、同20日、鳥取大学付属中学の3年生5名が修学旅行の一環として、Apple 表参道で開催されたフィールドトリップ(Apple Storeで参加できる幼稚園児から高校3年生までを対象にしたワークショップ)に参加しました。環境問題を考えるというテーマで、iPad ProとApple Pencilを活用してポスター作りに挑戦しています。

▲ストアのスタッフ(両端)と、フィールドトリップに参加した鳥取大学付属中学の3年生5名

学生達は環境庁のHPに掲載されている動物の写真を例に、イラストを作成。「Sketch Pro」のレイヤー機能を用いて、動物の輪郭抜き出し、陰影や色を足すことで、短時間の間に思い思いのポスターを完成させました。

▲iPad Proでポスター作りに挑戦

▲1時間ほどでポスターが完成し、発表した

 

■21日朝には4本の動画がアップされた

実施されたイベントはこれだけではありません。翌21日には、YouTubeに環境についての4本のアニメーション動画が投稿されています。

 

「アースデイ2017 — ヤクを育てるソーラーファーム?— Apple」

こちらの動画では、太陽光発電とヤクのエサとなる牧草地が両立できる「ソーラーシェアリング(DUAL LAND USE)」の概念が紹介されています。再生可能エネルギー100%を目指すAppleならではの取り組みですね。

 

「アースデイ2017 — Appleは廃棄物をゼロにできるか? — Apple」

こちらは、製品の生産過程で生じるトレイなどの無駄をなくす「廃棄物ゼロ(ZERO WASTE)」の概念について。iPhoneの製品オペレーションを担当するJohn Reynoldsが中国のグアンランを訪れたときのエピソードを元に紹介されています。

 

「アースデイ2017 — ビルは呼吸ができる? — Apple」

建設中の新本社「Apple Park」について。一般的なビルを「モーターボート」と例えた上で、同施設が「ヨット」のようであると紹介しています。冷やされた水を建物内の配管を通し、外気も利用することで、空調にかかる消費エネルギーを最小減に抑えるそうです。

 

「アースデイ2017 — なぜAppleは自ら汗を開発したのか? — Apple」

最後は、製品が皮膚に触れた際の安全性を確保するための研究について。人の汗を集めるのは大変だから、人工の汗を再現しているとのこと。汗作りの専門家がいるのは興味深いですね。

【次ページ】Apple Payで買い物すると寄付に

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