「Egg」は、もともとは友人の店舗の空き時間を借りて、ブレックファーストメニューだけでオープンしたのが2005年のこと。海外への初出店となる日本1号店は、池袋駅から東京芸術劇場を過ぎた中心部から少し離れた場所にあります。
オープンにあたって、オーナーのジョージ・ウェルドさん(写真右)と、本店のシェフのエヴァン・ハンクザーさん(写真左)も来日していました。
外観はブルックリンの店舗とそっくり。こちらではブレックファーストメニューとブランチメニューに加え、ディナー使いもできるお店として、卵料理に合うワインなどのアルコールも提供します。
店舗のコンセプトは「品質にこだわった食材を責任をもって美味しく調理して提供する」こと。店名にもなっている卵料理では、すべて広島県東広島市福富町のはやしナチュラルファームの卵を使っています。
▲「エッグロスコ」(1800円)
看板メニューとなるのが「エッグロスコ」(1800円)。これがEggオリジナルのメニューです。ブリオッシュの真ん中に穴をあけ、そこに卵を落とし、ホワイトチェダーチーズをのせて焼き上げています。卵は半熟でトロッとしていて、ボリュームもたっぷり。
▲「フレンチトースト」(1500円)
また自慢のメニューの一つの「フレンチトースト」(1500円)にも、同じ厚みのあるふわふわのブリオッシュを使用。卵とたっぷりの生クリーム、バニラエクストラクトをたっぷりしみ込ませたうえで焼き上げ、バターとピュアメイプルシロップでいただきます。
メニューのなかで耳慣れないのが、「オーガニックグリッツ」(写真右上の白いもの)という料理。
南部では定番の、おかゆのような食べものです。スチールカットという粗めにカットされた複数の穀物を使うことで、おかゆのようでありながら食べ応えがあるところがポイント。午前11時半までのブレックファーストメニューには、このオーガニックグリッツと、「スクランブルエッグ」「目玉焼き」「ポーチドエッグ」「ゆでたまご」から好きな卵料理を選ぶ「オーガニックグリッツ&お好きな卵料理」(1300円)で味わえます。そのほか、サイドメニューとしてもオーダーできます。
また、テーブルにあるクレヨンは、テーブルに敷かれた紙のクロスに落書きするためのもの。
クレヨンは口に入れても安全な素材で作られているので、子供が使っても安心です。もちろん、落書きは大人でも楽しめるので、料理を待っているあいだ、友達と共作して盛り上がるのもアリですね。
ただし、カウンター席と中央の大きなテーブル席には、クレヨンと紙のテーブルクロスは敷かれていない様子。どうしてもやってみたい人はお店のスタッフにリクエストをしてくださいね。
まだまだ知らないアメリカの食文化に出会いに行ってみませんか?
>> Egg
住所:東京都豊島区西池袋 2-37-4
としま産業振興プラザ IKE・Biz
電話番号 03-6811-1162
店舗規模:総面積 30 坪 49 席
営業時間:8:00~21:00 (LO:20:30)
定休日:不定休
【関連記事】
カップ型のパイがクリームの上に!?スタバの新作は食べて飲む
レンジだけで作る喫茶店の「ふわとろ厚焼き卵サンド」で手が止まらない!
世界の空港ラウンジ[04]プライムクラス CIPラウンジ@イスタンブール(トルコ)
(取材・文/北本祐子)
- 1
- 2