「ARLO」は、ベースステーションとカメラ2台がパッケージ(4万9800円)で販売されます。追加用のカメラ(1万7800円)も購入でき、最大5台まではベーシックプラン(無料/録画データを7日間保存)で利用できます。
ベースステーションをブロードバンド回線に接続し、カメラとベースステーションをWi-Fiで接続。監視したい場所にカメラを設置すると、スマホやタブレットの専用アプリで映像が見られる仕組みです。カメラには市販のリチウム電池を使うため、ケーブル不要でどこにでも設置でき、防水・防塵に対応しているので、Wi-Fiが届く範囲であれば、屋外に設置することもできます。
カメラは視野角110度の範囲を、ハイビジョン画質(720p)で撮影可能。夜間も撮影できる「ナイトビジョン」機能を備えており、発表会では、カメラを密閉した箱に収めて、その内部を見るというデモも行われました。
赤ちゃんやペットの見守り、別荘の監視など、さまざまな状況で活用できそうです。
動きを感知したとき自動で起動し、録画する設定も可能。動きのない状況では「スタンバイモード」になり、電力消費を抑えられ、最長で約6カ月の連続動作を見込めるそうです。録画した映像データは自動的にクラウドで転送されます。旅行や出張などで長期間家を離れる場合の防犯対策としても重宝しそうです。
◼︎SIMフリーのモバイルルーターも発売!
なお、ネットギアジャパンは、6月下旬から、SIMフリーのモバイルWi-Fiルーター「AirCard AC785」(1万7800円)を発売しています。
NTTドコモが使っているBand1(2.1GHz)、Band3(1.7GHz)、Band19(800MHz)、Band21(1.5GHz)など幅広いLTE周波数に対応し、下り最大150Mbpsで通信可能。NTTドコモ回線を利用するMVNOの格安SIMはもちろん、海外渡航時にも現地で購入したプリペイドSIMで利用できます。
SIMフリー端末は、スマートフォンやタブレットばかりが注目されがちですが、モバイルWi-Fiルーターも利用価値大! 月あたりに使うデータ容量によって料金が変動する格安SIMのプランもあるので、旅行に出かけるときだけ使いたいという人にも重宝するはず。もちろん、「ARLO」で録画した映像を、旅先でタブレットで見るということもできますよ!
(文/村元正剛)
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