■「Xperia XZs」(ソニーモバイルコミュニケーションズ製)
スマートフォンでは世界初のメモリー積層型イメージセンサー(約1920万画素)を搭載していることが特徴。これにより、最大960fpsで撮影し、スーパースローモーションでの再生を楽しめます。また、シャッターを切る直前の画像も記録される「先読み撮影」も実現。動く被写体を“撮りたい!”と思った瞬間にシャッターを押しても間に合うという、うれしい新機能です。前面カメラも約1320画素なので、自撮りも存分に楽しめそうです。
約5.2インチのフルHDディスプレイを搭載し、最大2.2GHzのクアッドコアCPU、4GBのRAMなど、ハードウェアのスペックもトップクラス。最大通信速度は下り350Mbps。もちろん、防水・防塵、ワンセグ・フルセグ、指紋認証にも対応。ワンランク上の性能を求めるユーザーも満足必至の仕様を備えています。5月下旬発売予定で、5月12日から予約受付が開始されます。
■「AQUOS R」(シャープ製)
シャープが、キャリアに関係なくブランドを統合して発売する「AQUOS R」の第1弾。5.3インチのワイドクアッドHD(2560×1440ドット)ディスプレイを搭載し、しかも120Hzのリフレッシュシート(画面の書き換え速度)を実現したハイスピードIGZOを採用。さらに「HDR(ハイダイナミックレンジ)」という高画素技術にも対応しているハイエンドモデルです。
カメラは背面が2260万画素で、前面が1630万画素。どちらも画角が90度で、人物+風景の撮影に最適。背面カメラは光学式の手ぶれ補正にも対応しています。CPUは最大2.2GHzのオクタコアで、RAMは4GB、最大通信速度は下り612Mbps。防水・防塵、ワンセグ・フルセグ、指紋認証にも対応。発売は7月上旬以降になる予定です。
■「AQUOS ea」(シャープ製)
5インチ・HD画質のIGZOディスプレイを搭載。3010mAhの大容量バッテリーに加えて、IGZOの省電力性能や、一部の機能を制限して電池の消費をセーブする「長エネスイッチ」によって、電池が長持ちすることがセールスポイント。
カメラは背面が約1310万画素で、前面が約500万画素。防水・防塵、ワンセグにも対応しています。最大通信速度は下り187.5Mbps。使いやすさを重視するライトユーザー向けモデルと言えそうです。発売は7月中旬以降の予定です。
■「DIGNO G」(京セラ製)
防水・防塵に加えて、耐衝撃性能も備えたタフなスマホ。5インチのHDディスプレイを搭載した、比較的コンパクトなモデルですが、2300mAhの大容量バッテリーを搭載しています。初心者向けの「かんたんビギナーホーム」を設定することもでき、ガラケーと同じ感覚で文字を入力できる「ケータイ入力」も搭載しています。
背面カメラは約1310万画素ですが、前面カメラは約200万画素なので、自撮りを楽しむには物足りないかもしれません。最大通信速度は下り112.5Mbps。“丈夫で長持ち”を重視するビギナー向けモデルと言えそうです。発売は7月上旬以降の予定です。
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(取材・文/村元正剛)
iモードが始まった1999年からモバイル業界を取材し、さまざまな雑誌やWebメディアに記事を寄稿。2005年に編集プロダクション「ゴーズ」を設立。スマホ関連の書籍・ムックの編集にも携わっている。
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