■5.2型のフルHDモデルでDSDS対応
BLADE V8は、Android 7.0搭載の5.2型端末で、スリムなメタルボディを採用しています。CPUはQualcommのSnapdragon 435(8コア、1.4GHz+1.1GHz)を搭載。メモリ3GB、ストレージ32GBで、最大128GBのmicro SDXCに対応します。SIMスロットはnanoサイズが2つ。DSDS対応ですが、片方はSDカード兼用です。
通信方式は、国内向けにB19、B6にも対応した模様。au VoLTEもサポートするため、NTTドコモおよびauのMVNOでの運用が期待できます。
■背面カメラは流行りのデュアルレンズ仕様
同機は背面に、1300万画素のメインカメラと200万画素のサブカメラを搭載。サブカメラが奥行き情報を記録することで、一眼レフカメラのマクロモードのようなボケ味のある写真表現が可能です。写真の撮影後にボケ効果を調整できるリフォーカス機能(F1.0~8.0まで調節可能)も搭載。
また、ダブルカメラを活用した「3D写真」も撮影できる点がユニーク。カメラアプリで同機能を選択して撮影すると、2枚の視点が異なる画像が得られます。
化粧箱が簡易ゴーグルになっており、スマホをセットして覗き込むと立体的に写真が楽しめる仕組み。イメージとしては、たまに理科の教科書に載っているような立体静止画が簡単に撮影できると思うと良いでしょう。
インカメラが1300万画素と高解像度なことも特徴。画面側にLEDのライトも付いていて、7段階で明るさを調整できます。目に光が入るので、自撮りにこだわりたい女性には嬉しいところでしょうか。
美肌モードを試したところ、自動であごの輪郭もシャープになりました。男性には少しキツイかなという印象です。もちろん、段階的に補正できますので、ご安心を。
■どうやったらSNS映えする料理が撮れるか?
会場では、SNS映えする料理写真の撮り方講座も開かれました。講師は、株式会社フェリカスピコ代表の佐藤朗(さとうあきら)さん。美味しそうに見える写真を撮るためのポイントは要約すると4つあるそうです。
まず、どんな写真に仕上げたいのかイメージする事が重要。構図がイメージしにくい場合には、Instagramなどで検索して、見本をまねるのが大事とのこと。
次に、光の向きを検討します。写真の立体感や、ツヤがでる最強の角度は、やや斜めの逆光。やわらかい影ができるコントラストの低い光源だとなお良しです。
続いて、スマホのカメラでは、マニュアル撮影がオススメとのこと。「ホワイトバランス」と「露光」に注目。赤み青みの調整と、逆光の補正をこれで行いましょう。なお、露出補正で+1.0くらいを目安に微調整するのが定石。ISO感度とシャッタースピードはオートでOKです。
佐藤さん曰く、「BLADE V8の場合には、ホワイトバランスや露光の目盛りが細かく調整できるのが嬉しいポイント」だそうです。
ちなみに、スマホのレンズは広角になりがちなので、広く取れる半面画面端がゆがむ傾向があります。歪みが気になる人は、2~2.5倍ズームにして撮影すると綺麗になるそうなので、試してみてください。
構図のキホンは、お皿や料理がはみ出すように配置すること。また、インタビューの人物写真などと同じく、料理の向いている方向は、少しスペースを空けるとよいそうです。また、対角線上に空いたスペースに小物を配置するのも定石。
上記のテクニックは、ZTE端末に限ったものではないので、是非皆さんも試してみてくださいね。
■IIJmioが取り扱い予定
BLADE V8の価格は、税抜3万4800円。5月25日より発売となります。現時点で公式サイトに記載されている取り扱い店舗はショップ、オンラインショップ共に、コジマ、ソフマップ、ビックカメラの3店。MVNOではIIJmioが取り扱う予定です。
>> ZTE
[関連記事]
3キャリア対応SIMフリースマホ「NuAns NEO」新モデルはAndroid 7.1搭載!
SIMフリーの「AQUOSケータイ」はタブレットとの相性が抜群!
”ギュッ”と握ればカメラパシャ!HTCの新スマホ「HTC U11」をガッツリ触ってきた
(取材・文/井上 晃)
スマートフォン関連の記事を中心に、スマートウォッチ、ウエアラブルデバイス、ロボットなど、多岐にわたる記事を雑誌やWebメディアへ寄稿。雑誌・ムックの編集にも携わる。モットーは「実際に触った・見た人だけが分かる情報を伝える」こと。編集プロダクション「ゴーズ」所属。
- 1
- 2