■Xperia XZ Premium(ソニーモバイルコミュニケーションズ製)
世界初の4K HDR対応ディスプレイを搭載したモデルです。5.5インチの大画面で、肉眼で見る場合と同じというより、むしろ、それ以上に美しい映像を楽しめることがセールスポイント。「Motion Eye」という新しいカメラモジュールを採用し、960fpsで撮って30fpsで再生する「スーパースローモーション」を楽しめたり、シャッターを切る直前の写真も記録される「先読み撮影」など、他機をリードする先進的な撮影機能も魅力。さらに、受信最大788Mbpsの高速通信にも対応しています。実質負担金:4万円台半ば(新規・機種変更時)/6月中旬発売予定
■Xperia XZs(ソニーモバイルコミュニケーションズ製)
Xperia XZ Premiumと同じく、メモリ積層型のイメージセンサーを採用した「Motion Eye」を搭載し、「スーパースローモーション」や「先読み撮影」を楽しめます。約5.2インチのフルHDディスプレイを搭載し、画面の見やすさと操作をしやすさを両立させた、ちょうどいいサイズ感。素材や触感にもこだわったデザインも人気を集めそうです。実質負担金:3万円台前半(新規・機種変更時)/5月26日発売予定
■Galaxy S8(サムスン電子製)
5.8インチの縦長ディスプレイを搭載し、横幅は約68mm。左右のベゼルを極限まで細くし、さらに曲面ガラスを採用し。大画面と持ちやすさを両立させています。正面から見た場合、ほとんどがディスプレイといった感じで、従来モデルでは正面にあった指紋センサーは背面に移動しています。顔認証や虹彩認証にも対応し、セキュリティを強化。カメラは「デュアルピクセル」という技術によりオートフォーカスが速く、薄暗い場所でも比較的鮮明に撮影できることも利点。“先進性”を味わいたい人には格好のモデルです。実質負担金:5万円台半ば(新規・機種変更時)/6月上旬発売予定
■Galaxy S8+(サムスン電子製)
Galaxy S8の画面をさらに大きくしたモデルで、約6.2インチの有機ELディスプレイを搭載しています。画面解像度はS8と同じ1440×2960ドットで、カメラやセキュリティ機能も共通しています。画面の大きさ以外の違いは、バッテリ容量(S8は3000mAhで、S8+は3500mAh)と受信最大速度(S8は500Mbpsで、S8+は788Mbps)。動画を存分に楽しんだり、画面を2分割して、2つのアプリを同時に使う「マルチウィンドウ」を活用したい人は、S8+のほうが満足度が高いでしょう。実質負担金:6万円台半ば(新規・機種変更時)/6月上旬発売予定
■AQUOS R(シャープ製)
約5.3インチのWQHD(1440×2560ドット)ディスプレイを搭載したハイエンドモデル。応答速度が速く、なめらかにスクロールでき、しかも残像感がない「ハイスピードIGZO」を採用。しかも、HDRでの再生に対応し、標準画質の映像を画質を向上させた「バーチャルHDR」で再生することも可能。カメラの性能や画質もスマホとしては申し分ないレベルに到達させており、受信最大788Mbpsの高速通信にも対応。シャープがこれまでに培ってきた技術の粋を極めたモデルと言っていいでしょう。実質負担金:3万円台前半(新規・機種変更時)/7月発売予定
■Galaxy Feel(サムスン電子製)
サムスンがドコモ向けに開発したオリジナルモデルで、4.7インチのHDディスプレイを搭載し、片手でも操作しやすいモデル。コンパクトながら3000mAhの大容量バッテリーを搭載し、防水・防塵、ワンセグ、おサイフケータイ、指紋認証にもしっかり対応。人物がきれいに撮れるように初期設定されているカメラは女性に人気を集めそうです。価格:3万円台後半/6月中旬発売予定
このスマホは、ドコモが6月1日から開始する「docomo with」の対象端末です。購入後は毎月の利用料金から1500円が割引され、「月々サポート」とは異なり、2年後もずっと割引が続くので、「端末の実質負担金は無料同然で、さらに長く使うほどお得」と言ってもいいでしょう。
■arrows Be(富士通コネクテッドテクノロジーズ製)
5インチのHDディスプレイを搭載し、防水・防塵、ワンセグ、おサイフケータイにも対応。されど、指紋センサーは付いておらず、受信最大速度が他機よりも遅い150Mbpsというエントリーモデルです。しかし、画面が割れにくい耐衝撃性能を備えており、標準的な使い方であれば3日持つという電池持ちの良さも魅力。この機種も「docomo with」に対応しているので、長く使う予定の人には、ものすごくお得ですよ! 価格:2万円台後半/6月1日発売予定
■dtab Compact(ファーウェイ製)
ファーウェイがグローバルで販売する「MediaPad M3」をベースとするタブレットで、約8.4インチのWQXGA(1600×2560ドット)ディスプレイを搭載しています。狭額縁設計のため、画面の大きさのわりには持ちやすいことが魅力。指紋センサーを搭載し、デュアルスピーカーを内蔵しています。実質負担金:2万円台半ば(新規・機種変更時)/5月25日発売
気になる機種はありましたか? 「最新のスペックが欲しい」という人は、Xperia XZ s/XZ Premium、あるいはGalaxy S8/S8+から選ぶことになりそうですが、実はAQUOS Rもスペックでは引けを取らず、高コスパなので見逃せません。MONOに続く“ドコモ版 格安スマホ” とも言える「docomo with」対象機種も、メイン端末として使うには十分の仕様で、2台持ちや、LINEで連絡を取りたい家族に渡す端末としても重宝しそうですよ。
>> NTTドコモ
[関連記事]
これ普通に使えます!ドコモの648円スマホ「MONO」は買って損なし!
ソフトバンクの夏スマホ!最新XperiaやAQUOS Rなど4機種を発表
いよいよ始まるソフトバンク回線の格安SIM、そのメリットとは
(取材・文/村元正剛)
iモードが始まった1999年からモバイル業界を取材し、さまざまな雑誌やWebメディアに記事を寄稿。2005年に編集プロダクション「ゴーズ」を設立。スマホ関連の書籍・ムックの編集にも携わっている。
- 1
- 2