カワハラ技研から登場したのはモバイルクーラー「ZERO HEAT（ゼロヒート）」。スイッチオンすれば冷風が上着の中を循環、瞬時に体を冷却して“一人クーラー状態”が実現します。開発のきっかけは3.11後の除染作業。暑さとの闘いでもある防護服での作業を少しでも早く安全に終わらせたい、過酷な労働環境を緩和したいという想いから生まれました。
クーラー装置を背負うとなると仰々しい姿を思い浮かべてしまいますが、リュック型で装着は非常に簡単。下着やTシャツの上から背負い、さらに上着を着て、スイッチオンするだけです。約2キロと軽い上、リュック型ということもあって重さは感じませんし、充電式コードレスなのでバッテリー交換なしで4時間も使えます。
それなりに目立ちますからスーツでのビジネスシーンでは難しいかもしれませんが、逆にオフモードでTシャツと軽いウインドパーカーといった格好ならまったく問題なし。春先ですが意外に炎天下が多い子どもの運動会、サッカーなどスポーツ観戦に役立ちます。フェスや釣り、キャンプ設営時などにも使えそうですよね。
冷えた空気をまとって快適さを感じるのはもちろん、熱中症予防になるのも大きなポイント。付属のチューブを使えば局所冷却も可能ですから、首のあたりや脇の下など、暑さを感じやすい箇所を冷やすのもよさそうです。
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（文／＆GP編集部）
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