マルチツールやキッチンナイフ、トラベルギアなど日常のさまざまなシーンで役に立つ製品を販売するビクトリノックス。今回、新たにオープンした原宿神宮前店は男性だけでなく、女性や子どもも一緒に楽しめるようなアイテムやイベントが実施されるとのことで、一足先にオープン前の店舗を覗いてきました!
■「ビクトリノックス」ってどんなお店?
ビクトリノックスといえば、1884年にスイスでナイフ工房としてスタートし、マルチツール(いわゆる十徳ナイフ)を始めとする様々な分野において高品質なアイテムを世に送り出す企業です。創業以来130年以上もの間、スイス本国の工場で一貫生産を行い、高い品質を守り続けています。代名詞ともいえるマルチツールをはじめ、キッチンナイフ、時計、トラベルギア、フレグランスといった、アウトドアはもちろん、日常のさまざまシーンで役立つ、ユニークかつ高品質の製品を世界中で販売しています。
まずはじめに、新店舗のオープンについて、ビクトリノックス原宿神宮前店の店長・中田顕次さんにお話を伺いました。
ーー原宿といえばファッションの発信地ですが、どういったコンセプトなのでしょうか?
「ビクトリノックスの商品は男性向けばかりと思われがちですが、原宿神宮前店では女性向けのバッグやキッチンナイフも取り揃え、モデルやカラーもユニセックスで、幅広い層の方々にお使いいただける商品が充実しています。ビクトリノックスの誇る高品質なアイテムを肌で感じていただくため、商品の特徴を実感いただける様々なサービスをご提供しています」
ーーどのような方をターゲットにされていますか?
「現在は40代からそれ以上の方々に多くご利用いただいておりますが、30代、またもっと若い世代の方々で優れた品質の物に価値をおく方々にも、ビクトリノックスの商品を知っていただきたいと思っています」
ビクトリノックス原宿神宮前店では、他の店舗では実施していないサービスを展開するとのこと。さっそく、ひとつひとつ見ていきましょう。
■国内初!好きな絵柄のハンドルが選べるマルチツール
「ビクトリノックス原宿神宮前店」最大の見どころは、マルチツールに自分の好きなカラーのハンドルを選べるというサービスです。本国スイスではすでに実施されているようですが、国内ではまだどこも取り入れておらず、今回初めて実施するそう。
今回ハンドルを選べるマルチツールは58mmサイズの「ランブラー(3500円)」と91mmサイズの「スパルタンPD(3400円)」、「エクスプローラー(6800円)の計3種類。
「ランブラー」にはプレーン(単色)9種類とカモフラージュ、エーデルワイスの計11種類、「スパルタンPD」「エクスプローラー」はプレーン8種類とカモフラージュ、シルバー、ウッドの11種類からハンドルを選べます。
ハンドルはマルチツールの表裏に取り付けられる仕様。プレーンとカモフラージュ、エーデルワイスなら組み合わせは自由。例えば、表面はレッド、裏面はブラックなど、自分の好きなように柄を組み合わせることが可能です。ただし、シルバーとウッドのみ、両面とも同じものを使うことが必須となります。
プレーン+プレーンの場合は無料で付けられますが、カモフラージュ、エーデルワイスを選んだ場合、購入したマルチツールの価格に+200円かかります。同様にシルバーなら+500円、ウッドの場合は+4000円の別途料金が必要です。
さらに原宿神宮前店ではイングレービング(刻印)のサービスも行っています。
「ランブラー」の場合、表面は英字10文字もしくは漢字は6文字。裏面は英字15文字もしくは漢字10文字まで刻めます。
「スパルタンPD」「エクスプローラー」の場合、表面は英字15文字か漢字10文字、裏面は英字20文字か漢字15文字まで文字を入れられます。また裏面に限り、刻む文字を<右寄せ>か<左寄せ>の選択もできます。文字の色は7種、字体は3種類から選べます。
■購入前に試せる、キッチンナイフの試し切り!
マルチツールだけでなく、店舗には多彩なキッチンナイフも用意されています。スタッフに希望すれば、パンやフルーツの試し切りも可能。購入前に切れ味が試せるのは意外と助かります。
また自宅で不要になった刃物類(包丁、ナイフ、はさみなど)を無償引取りするサービスが原宿神宮前店で実施されます。引き取った刃物類は、国内で鋼素材としてリサイクル。不要な刃物があれば、怪我をしないよう十分に梱包した上で、原宿神宮前店に持って行ってはいかがでしょうか。(今後、他の直営店でも開始予定)
■子どもも楽しめるワークショップを開催!
ビクトリノックス・ジャパンでは、 “安全で正しいナイフの使い方” の啓発活動の一環として「どうぐ体験応援団」を各地で実施。学校、自然団体、環境施設や子ども会など、さまざまな教育現場での工作ワークショップを開催しています。ここ原宿神宮前店でも、マルチツールの楽しさ、ナイフの使い方を知ってもらいたいという思いから、工作ワークショップが行われます。
工作ワークショップではスタッフがマルチツールの使い方を教えながら、脳育工作キットを使い、竹とんぼやお箸をその場で製作。親子で楽しく工作気分が味わえます。こちらのワークショップは8月に開催予定なので、夏休みのイベントとして、ぜひ親子で参加してみてはいかがでしょうか?
※工作ワークショップの今後の予定は、直接店舗までお問い合わせください
■原宿神宮前店限定!一般販売前に先行販売を実施!
また、新店舗オープン記念として原宿神宮前店では新製品の先行販売も。一般販売は8月以降なので、早く手に入れたい!という人はぜひ、このチャンスを活かして下さい。
▼「I.N.O.X. プロフェッショナルダイバー 日本限定カラーモデル」
一般販売8月1日発売予定の「I.N.O.X. プロフェッショナルダイバー限定カラーモデル」は日本でしか入手できないオールホワイトのモデル。衝撃や磁力、水圧、激しい振動、急激な温度変化に対する耐性を持ち合わせており、自然の中や都会はもちろん、氷の中でも、成層圏の上層や炎の中でも、どのような環境にも適応する。
取り外し可能なレンズ付きバンパーは、時計を保護するとともに、多機能で個性的なスタイルを演出。ドーム型クリスタルガラスを備えたデザインは、往年のダイバーズウォッチからインスパイアされている。
▼「I.N.O.X. タイタニウム スカイハイ リミテッドエディション」
一般販売9月1日発売予定の「I.N.O.X. タイタニウム スカイハイ リミテッドエディション」は、同社のマルチツールが宇宙飛行士の携帯ツールとして宇宙に同行したことにインスピレーションを得てデザインされたという腕時計。
本体カラーのマットグレーは"宇宙服"を、そして宇宙から見た"地球"をイメージしたブルーの秒針は、"航空機"からインスパイアされたデザインになっている。
▼「レキシコン ハードサイド コレクション」
「レキシコン ハードサイド コレクション」は、ホイールおよび上部と側面についたハンドルをケースの奥に埋め込んだ新しい特許成形技術により、パッキングケースの最大化を実現したトラベルハードケース。
USBポート、ペン、スライド式IDタグや電子装置リセットツール等、多機能ツールは全てケース内蔵しており、簡単に取り出せるという仕組に。これはマルチツールから着想を得たというのだから、ビクトリノックスらしい仕様。また、耐久性の高い100%純正ポリカーボネイトを素材にしており、二重コイル盗難防止ジッパー、内蔵型TSAコンビネーションロックにより、優れたプロテクションとセキュリティを実現。無理矢理開けられる、という心配もない。一般販売は8月を予定。サイズは全部で5種類。
▼「アルモント バックパック」
<アルトモント クラシック バックパック>
強化生地やパッド入り、さらにショルダーストラップを採用し、重たい荷物も持ち歩きやすく作られたバックパック。大きい開口部や複数のアクセスエリアが設計されており、荷物を探し出すのも簡単です。カラーはブルー、オリーブ、ブラックの3種類。どれもクラシックな雰囲気がただよう魅力的なカラー。
<アルトモント アクティブ バックパック>
ギアループ、デイジーチェーン、コードシステムなど装備されており、靴やヘルメットをパックの外にしっかりと取り付けられるバックパック。アウトドアやハイキングなど、用途に併せて必要な持ち物を簡単に取り付けられる。また、ショルダーストラップの長さを調節するスライダーには、ボトルオープナーのパーツが内蔵されている。
<アルトモント プロフェッショナル バックパック>
全てのモデルに、充電器、コード、USB、ペン等を収納する着脱式オーガナイザーが装着されている。このオーガナイザーはアクセスしやすい位置に配置され、取り外してきれいに折り畳み可能。黒を基調とし、セキュリティを高めるためのTSAコンビネーションロックを搭載したモデルや、多機能ポケット、ツールを内蔵したモデルもあるので、ビジネスシーンにフィットする。
■限定アイテムを手に入れるチャンスも!
7月7日にオープンした原宿神宮前店。オープン記念イベントとして1万円以上購入すれば、ビクトリノックスのオリジナルロゴが刺繍された愛媛県の名産、今治タオルハンカチをプレゼントしています。(品物がなくなり次第終了)
また、オープニングイベントとして7月8日(土)、9日(日)、店頭ではフルーツカービングを含む、フルーツのディスプレイやカットサービスを行っています。写真を撮って「#MyVictorinox」のハッシュタグを付けてSNS等へアップすれば、その場でストラップ付きカラビナをプレゼント。
またビクトリノックスのラベルが巻かれたミネラルウォーターもご用意。男性だけでなく、女性やファミリー向けのラインナップが充実したビクトリノックス原宿神宮前店。今まで他店舗を訪れたことのある人も、まだビクトリノックスを訪れたことのないという人も、ぜひこのオープンの機会に訪れてみてはいかがでしょうか?
(取材・文/&GP編集部)