すぐそこに美味しいコーヒーがある生活を実現する方法

コーヒー好きにとって、思いついたときに美味しいコーヒーが飲めるのは理想だ。30代前半の、ある共働きの夫婦も揃ってコーヒーが大好き。そんな彼らが最近購入したというのが、ネスプレッソの「エッセンサ ミニ」。大きなテーブルの上に置いておけるコンパクトさが決め手となったという。決して広くはない家には不似合いなほど大きなテーブル。食事だけでなく、仕事も読書も音楽も、そしてコーヒーも、すべてここで。そんなテーブルの上に並ぶのは、ふたりの生活に欠かせないものばかりだ。そしてそこに「エッセンサ ミニ」が加わった。思いついた時にすぐに美味しいコーヒーが飲める、コーヒーが中心にある暮らしがはじまった。

 

■9月22日(金)7:21

▼出勤前の朝食には手軽でシンプルな一杯を

平日の朝はトーストにサラダ、ヨーグルト、そして「ネスプレッソ」のコーヒーが我が家の定番。忙しくてもすぐに用意できること。それがこのメニューになった理由だ。でもコーヒーだけはちょっとだけこだわりたい。だからとにかく小型な「エッセンサ ミニ」が発売されたとき、すぐに購入した。テーブルの上でも気にならないサイズで、気が向いたらいつでも手軽に美味しいコーヒーが飲める。朝の一杯は重要だと考えている僕らにはぴったりだ。

今日は僕がサラダとヨーグルト担当…なんだけど、社内プレゼンの資料づくりで夜更かしして、今朝はちょっと寝坊してしまった。急いで身支度を済ませてテーブルに向かうと、すでにサラダとヨーグルトが。どうやら彼女が作っておいてくれたらしい。今週2回目。まずい、怒ってるかも…。

朝食の準備はほとんど完了。あとはコーヒーだけだ。「ネスプレッソ」はとにかく簡単なのがいい。まずは水を入れたタンクをセットする。

好きなカプセルを入れて…

上部のボタンを押すだけ。

ボタンはエスプレッソ(40ml)とルンゴ(110ml)のたったふたつ。水のタンクをセットしたあと、両方のボタンが点灯したら準備完了だ。

ボタンを押したら直後に抽出開始。この速さが、忙しい朝にはうれしい。

「昨日遅くまで仕事してたでしょ? 今日のコーヒー、“インドリヤ”にしたよ」

ちょっと前、今日は社内プレゼンがあると話したのを彼女は覚えていたらしく、今朝のコーヒーは「インドリヤ」にしてくれた。パワフルでスパイシーな風味が、シャキッとした気分にしてくれる。

また寝坊して怒られるかな…って思っていたからほっとした。美味しいコーヒーでテンション上がったし、今日もがんばれそうだ。

 

■9月22日(金)22:07

▼ちょっとひと手間で、ほっと一息

プレゼンも無事終わり、いつもより早めに帰宅。夕食も済まして食後のリラックスタイム。早めに仕事を切り上げて帰ってきたから、僕は少しだけ仕事をする。彼女はというと、お気に入りの雑誌をめくってはニヤニヤ。

今月は彼女の好きなアーティストの米津玄師が出ているらしい。だからいつもテーブルに置いているワイヤレススピーカーからも米津玄師の曲が。お互いマイペースで、同じテーブルで別々のことをしていても全く気にならない。おまけに時々口ずさむ曲がいつも同じだから、僕まで歌えるようになってしまった。どうやら彼女、今日はご機嫌のようだ。仕事もひと段落したから、ホッとひと息。そうだ、コーヒーを作ろう! 夜も遅いから、やっぱり“ラテ”かな。

“ラテ”のために先日買ったのが、この「エアロチーノ 3」。これさえあれば、冷たいミルクを入れてボタンを押すだけで、温めも、カフェで飲むようなふわふわのフォームミルク作りもできてしまうというお気に入りだ。

「エッセンサ ミニ」で作ったエスプレッソを入れたマグカップに、まずは温めたミルクを入れる。夜ということもあり、エスプレッソはカフェイン少なめに「ヴォリュート・デカフェ」を。

次に、ふわふわのフォームミルクを作って注いだら“ラテ”の完成。もちろん、ふたつ作りましたよ。

「デカフェにしたよ」

できるだけさりげなくそう言って彼女の前にマグカップを置くと、さっそくひと口飲んで、微笑んだ。

「ありがとう。おいしいね」

金曜日のこのひとときがいちばんホッとする。どうやら今週2回分の寝坊は許してもらえたようだ。

 

■9月23日(土)9:51

▼週末はちょっと贅沢な一杯を

週末の朝食は平日より少し遅め。こちらも最近買ったホットサンドメーカーを使ってホットサンドがメインのブランチだ。彼女が好きなBGMをかけて、鼻歌交じりで調理開始。なんだか僕までハマってきたみたいだ。

今日のホットサンドは、定番のハムチーズと、アボカド・チキン・チーズ・トマトを使ったものの2種類。パンには粒マスタードを塗るのが我が家流。初めて作った時は彼女が真っ黒に焦がしちゃったから、2度目の今日は僕が作ることに。

「火加減が難しいんだよね」

ってフォローしておいたけど、今後もホットサンドは僕が作ったほうがいいかも。

サラダとウインナー、スクランブルエッグと、ホットサンドのワンプレートが完成。

ドリンクはキンキンに冷やしておいた「ペリエ」と、ルンゴ(110ml)で。週末だから、フレーバーコーヒーのなかでもバニラの香る「ヴァニリオ」でちょっと贅沢な気分に。

「なんかこういうの、いいよね」

って言おうとしたら、彼女に先に言われてしまった。でもきっと、そういうことなんだろう。

「エッセンサ ミニ」が我が家に来てからというもの、「コーヒーどれにする?」が合言葉になっている。

ネスプレッソのコーヒーカプセルは、定番のものだけでもなんと24種類。その日の気分に合わせて選べるところも気に入っている。

▼インテンソ(力強い味わい)

カザール…際立つ味わいの強さとシロップのような濃密さ
ダルカン…なめらかな口当たりの中に感じる強い焙煎香。繊細な香りが調和した心地良い苦み
リストレット…ほのかなフルーティな香りとかすかな酸味、そして強い焙煎香とチョコレートのような香り
アルぺジオ…味わい深く、クリーミー。焙煎香に木のような香りとココアのような香りで、深い味わい
ローマ…力強さ、深み、繊細さが絶妙なバランスで木のような香りと焙煎香

▼エスプレッソ(マイルドでまろやか)

リヴァント…ミディアムローストで仕上げた、まろやかさと調和がとれた味わい
カプリチオ…ほのかな酸味と穀物のような風味を持つ、バランスのとれた味わい
ヴォリュート…まろやかなボディを持ち、ビスケットのような香りとフルーティな香り
コズイー…マイルドでほどよい焙煎。軽くトーストされた穀物のような香り

▼シングルオリジン(単一原産国の豆を使用)

インドリヤ…インド産コーヒー豆使用。パワフルで絶妙なバランス。スパイシーな香りが引き立つ濃厚なボディ
ロサバヤ…コロンビア産コーヒー豆使用。フルーティーかつ絶妙なバランス
ダルサオ…ブラジル産コーヒー豆使用。甘くサテンのようになめらか
ブケーラ・ルンゴ…エチオピア産コーヒー豆使用。花のような木のような香り(ルンゴ用)

▼ルンゴ(大きめのカップで楽しむ)

エンヴィヴォ・ルンゴ…力強く、カラメルのような香ばしい香り。焙煎香とジンジャーブレッドを想わせる香り
フォルティシオ・ルンゴ…風味豊かでフルボディ。力強い味わい
ヴィヴァルト・ルンゴ…焙煎香とほのかな花のような香りが響き合う、複雑ながら絶妙なバランス
リニツィオ・ルンゴ…まろやかでなめらかな個性に麦芽と穀物のような香り

▼デカフェ(カフェインレス)

リストレット・デカフェ…オリジナルの「リストレット」同様、力強くコントラストに富んだ味わい
アルぺジオ・デカフェ…オリジナルの「アルペジオ」同様、味わい強く、クリーミー
ヴォリュート・デカフェ…オリジナルの「ヴォリュート」同様、ビスケットの香りやフルーティーな香り
ヴィヴァルト・ルンゴ・デカフェ…オリジナルの「ヴィヴァルト・ルンゴ」同様、複雑ながら絶妙なバランス

▼フレーバーコーヒー(上品に香るフレーバーコーヒー)

キャラメリート…キャラメルの香り
ヴァニリオ…豊かでなめらかなバニラの香り
チョカティーノ…ダークチョコレートの香り

そしてコーヒーのカプセルの中は“挽いたコーヒー豆”が詰まっている。ネスプレッソのコーヒーは、世界のコーヒー豆総生産量のうち、豊かで繊細な味わいを持つ可能性を秘めたわずか1~2%の希少で高品質な豆を使用。独自のアルミニウム製のカプセルに封入することで、変質しやすいコーヒーのアロマを抽出の瞬間まで閉じ込め、いつでも至福のアロマを楽しむことができるようになっている。生産地の環境や地域社会への取り組みなどにも積極的で、製品の先へのこだわりも大きそうだ。そんなこだわり抜いたカプセルコーヒーの価格は、種類によって異なるものの1個あたり約80円とお手頃。

コンパクトだから、僕らの生活の中心であるテーブルの上に置いておける。手元にあるから、飲みたい時に淹れたての美味しいコーヒーをすぐ飲める。しかも気分に合わせて味を選べる。コーヒー好きの僕らにとって「エッセンサ ミニ」は、欠かせない存在になっている。

 

■ネスプレッソ史上最小最軽量のコーヒーメーカー

「エッセンサ ミニ」は、ちょっと狭いキッチンスペースやテーブルの上にも置けるコンパクトなサイズが特徴(幅8.4×奥行き33×高さ20.4cm ※Cタイプ)。ネスプレッソ史上最小で、重さはわずか約2.3kgと最軽量のモデルとなる。小さくても、最大19気圧の高圧力の抽出機能はそのままだから、こだわりを持って製造されたカプセルコーヒーそれぞれのアロマと深い味わいを、誰でもボタンひとつで簡単に引き出し、なめらかで上質なクレマを持つ一杯を作ることができる。

豆を挽いたりフィルターを用意したりする手間がかからず、洗浄するパーツもそう多くはないため、毎日のお手入れや洗い物もシンプルに済む点もポイントだ。

デザインは2種類。 すっきりとしたミニマルなデザインの長方形型(カラー:ピアノブラック・ピュアホワイト C・インテンスグレー)、キッチンの アクセントとしても使える、ポップでスタイリッシュな台形型(カラー:ピュアホワイト D・ルビーレッド・ライムグリーン)。価格はどちらも1万1880円(税込/希望小売価格 ※「ネスプレッソ」 カプセルコーヒー  お試しセット同梱)。

>> ネスプレッソ「エッセンサ ミニ」

 

(取材・文/南場みなみ 写真/田口陽介)

 

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