提供:カル・レイモン
仕事にも慣れてきて順調な日々、とはいえ苦手な分野がファッションだ。ビジネスに直接の関係はない、と今まで割り切ってきたものの、とうとう上司からも「人と会う仕事なんだから、もっと良いものを身に着けろ」と言われてしまった…。
そこでアパレル関係の仕事で活躍する友人に相談したところ、「社会人たるもの、まずは腕時計でしょ」とのアドバイスを受ける。確かに、あまり時計を意識したことはなかった。だけど、まだまだ安月給の自分に高級時計を購入する覚悟はない。時計の知識もないので、何を選べばいいのかもわからない。
そこで友人に勧められて購入したのが、新進気鋭の時計ブランド「カル・レイモン」の腕時計だ。
■「よくわかってるじゃないか」と上司に言われた!
結論から言おう、はっきり言って「とても満足している」
勧められるがまま購入したとはいえ、カル・レイモンのファーストモデル「Classic Pioneer」の、すっきりとしたデザインに一目惚れ。リーズナブルな3万円台ということもあり、躊躇することなく即決した。
これまでも、身の丈に合ったプライスレンジで腕時計を探してみたが、ただシンプルで味気ないものや、過度な装飾が施された仕事に不向きなものがほとんどだった。でも「Classic Pioneer」は、それらとは一線を画すヨーロピアンクラシックな正統派デザイン。凜とした表情が、スーツスタイルを引き締めてくれるような気がする。
翌日、さっそく身に着けて出社したところ、上司から「良い時計買ったじゃないか。クラシック時計なんて、よくわかってるな」と褒められた! 買ってよかったと思うと同時に、腕時計は思いのほか見られているんだなと実感。カル・レイモンの腕時計は、デキるビジネスマンにとって大事な “身なりにも気を遣っている” ことをさりげなく主張してくれるから、ファッションにうとい僕にはありがたい。この腕時計が自信につながり、仕事への意欲も湧いてきた!
■買ってわかった「ムーンフェイズ」の魅力とオシャレ感
カル・レイモンはインスタ映えする(笑)
最近、インスタグラムに少しハマっている。カル・レイモンの腕時計は、クラシックつながりで自慢のレトロなバイクとも相性バツグン。写真に撮ってアップしまくり! 評判も上々だ。
インスタに手元が映り込んだ写真ばかりアップしていたら、ある日コメントでツッコまれた。「今どきムーンフェイズなんてオシャレですね」って。ん? “ムーンフェイズ”って何?
恥ずかしながら、購入したあとで調べたら、「ムーンフェイズ」は月齢がわかる機能のことだった。月の満ち欠けをダイヤルの窓から表示して、暦を表す役割を持っているそうだ。月を描いたディスクが29.5日周期で1周するクラシックな意匠。高い精度で回転させるには高い技術が必要で、ムーンフェイズは高級時計の証とも言われているみたい。
「カル・レイモンは高級時計であり、高級時計ではない」
購入するときに調べたホームページの文言は、そういう意味だったのか。デザインとしてもキレイだし、月ってなんだかロマンを感じる(笑)。ムーンフェイズを知って、今まで以上にカル・レイモンの腕時計が気に入ってしまった。
■「カルレイモン」に込められた想い
クラシックな印象を持つデザイン&パーツ使いが特徴的だ
カル・レイモンの魅力はムーンフェイズだけじゃなかった。どうやらこのブランド、「クラシックの価値を守る」という目的で誕生し、クラウドファンディングでも話題になったらしい。最初に教えろよ、友人…。
カル・レイモンは、日本に移住してきた二人の若者(カルとレイモン)によって創業。彼らは大学を卒業して社会に初めて踏み出そうとした頃、その日を祝して飽きずに末長く使える腕時計を探したという。これこそが、どんな時代にも流されないクラシックな時計だったという。
しかし、クラシックな時計は手頃な価格では見つけることができず、若者にとっては負担が大きかった…。そこで自分たちのような人に新たな選択肢を提供すべく、伝統的で本格的なクラシック時計をリーズナブルな価格で実現。すべてがミニマル化していく現代社会において、クラシックの価値を守るべきだという信念を持ち、ムーンフェイズを搭載した「Classic Pioneer」を展開したそうだ。
なんだか、カル・レイモンの腕時計と出会う前の僕の状況に似ている…。彼らがヨーロピアンクラシックの正統派な時計を造っていなかったら、僕も時計難民になっていたかも。この腕時計に出会えて本当によかった!
■手ごろな値段以上の価値が詰まっている!
今では超お気に入りで、どこに行くにも一緒。オフスタイルでも欠かせない相棒として活躍している。
カル・レイモンに出会ってから時計に興味を持ち、いろいろ調べてみた。すると「Classic Pioneer」はリーフ形状の針や、先端の尖ったバーインデックスなど巧みなパーツ使いでクラス感を演出していることがわかった。このほかサファイヤガラス、イタリア製本革ベルト、ステンレススチールケースなど、高級時計に負けない高品質な素材を採用。そしてダイヤルとサブダイヤルの黄金率、その最適なダイヤルの色は、なんと1年以上かけて開発したものと知って驚いた!
カル・レイモンの「Classic Pioneer」は、リーズナブルな値段以上の価値が込められた腕時計なんだと感じる今日このごろ。もう左腕になくてはならない存在だ。教えてくれた友人よ、本当にありがとう!
(取材・文/津田昌宏)