新しい愛車がきてからというもの、週末のデイトリップがすっかりボクと彼女の定番レジャーになった。「来週はどこに行く?」そんな彼女の問いかけに、ちょっと前から考えていたプランを打ち明けてみた。
「ドローンを買ったんだけど、会社の先輩カップルを誘って、飛ばしに行かない?」
ドローンって女子にはどうなのかな? と思っていたけど、興味深々という彼女の反応を見て、ひと安心。さっそく先輩にLINEすると "行こう、行こう! 場所はどうする?”と、5分と置かずに返信がきた。場所は前からチェックしていた千葉県は房総半島にあるキャンプ場。現地までの移動手段はもちろん、新しい愛車、Hondaの「JADE」。リアシートも広々しているから、4人でのドライブもきっと楽しいと思う。
-東京から約120分-
ある休日 13:00
■アクアラインを抜けて、いざ千葉へ!
彼女に続いて、先輩の彼女が集合場所に現れた。だけど、先輩が来ない。
「いや~待たせてゴメンゴメン! お、噂の新車、カッコいいじゃん」
待ち合わせに遅れてきた先輩だけど、そんなひと言を聞いて思わずニヤリ。JADEの、低く流れるようなスタイルは、ボクのお気に入りポイントのひとつ。先輩がJADEを眺める様子を見ると、自分のセンスが認められたみたいでちょっと誇らしい気分だ。
今日のメンバー全員が揃ったので、千葉県の房総半島に向けて出発! 首都高速から東京湾アクアラインに入ると、まず最初の約10キロは東京湾をくぐるトンネル区間。後半は上り坂が続くけど、最高出力150馬力の1.5リッターVTEC TURBOエンジンを搭載するJADE RS・Honda SENSINGは大人4人が乗っても力強い走りを披露してくれる。
そして、トンネルと抜けると海の上をまっすぐに突き進む道路と一面の青空。リアシートの先輩とその彼女も、車窓から見える景色に感動したようだ。
▼13:54 足もとひろびろ! 大人4人が乗っても快適ドライブ
出発からもうすぐ1時間。房総半島を縦断する館山自動車道は思ったより交通量も少なく、順調なクルージングが続く。ドローンや帰りの夕飯のことなど、盛り上がる会話のなかで、先輩の彼女がひと言…
「このクルマ、後ろの席も広々としてて、本当に快適だね」
じつは、ボクがJADEを選んだ理由のひとつは、このリアシート。友人や家族と出かけるなら、ゲストにも快適でリラックスしたドライブを味わってもらいたいし、そのほうが車内での会話だって弾む。最初はちょっと考えすぎかな、とも思ったけど、このひと言を聞いて、じつはかなり嬉しかった(笑)。
先輩も広い足元スペースやたっぷりした厚みのシートも気に入ってくれたようだけど、リアシート用のエアコン吹き出し口にも喜んでいた。そう、今日の気温は30度、まさに真夏の天気。
▼14:56 東京から約120キロ、キャンプ場に到着
約2時間のドライブを経て、今日のドローン飛行ポイントに選んだ海沿いのキャンプ場に到着。ドローンの飛行にはいろいろと条件もあるから、場所は入念にチェックして、いくつかの候補をピックアップ。もちろん、事前にキャンプ場にも確認した。
ちょっと遠いかなと思ったけど、せっかく飛ばすなら、やっぱり景色のいいポイントで! というのがココを選んだイチバンの理由。それに、青い海と空を見て、みんなも喜んでくれた。
▼15:03 さあ、ドローン飛行基地の設営だ
到着したら、まずは基地作りからスタート。
アウトドア用のテーブルとチェア4脚、そしてドローンのセットともなれば、荷物もそこそこの量に…。だけど、JADEなら大人4人が乗っても十分なラゲッジスペースがあるから、これくらいの荷物なら余裕を持って積み込める。それに、テールゲートの開口部も大きくて、低い位置から開くので、重い荷物の積み下ろしもラクラクだ。
これなら泊りがけで出かける本格的なキャンプでも大丈夫そうだし、冬のスノボでも活躍しそうだ。
▼15:14 最新ドローンをお披露目
基地が完成したら、いよいよドローンの登場。ちょっと頑張って手に入れたコイツ、最新モデル「Mavic Air」はスマホと同じくらいの手のひらサイズなのに、とにかく高性能!らしい…。
らしい、というのはまだ飛ばしたことがないからなのだけど、4K動画が撮れるのはもちろん、3軸ジンバルを内蔵しているので映像のブレもない。さらに、最大で20分以上のフライトが可能というから、みんなで楽しむのにもピッタリだ。
初フライトというのがちょっと不安だけど、しっかり勉強してきたからきっと大丈夫…。
▼15:22 いざ、ファースト・フライト!
ということで、バッテリーを接続して、コントローラーにスマホをセット。ドローン本体との同期も済んで、すべての準備が完了!
カウントダウンスタート。
5、4、3、2.、1……、ゼロ
やった! 飛んだ!
▼15:24 空撮に感動。JADEもバッチリ映ってる!
ヒューンという音とともに、スッと空へと飛び立ったドローン。分かってはいても、スムーズな離陸や空中でピタリと静止する様子にみんなビックリ。スマホを装着したコントローラーからの操作で空中を上下左右思うがままに動くのには、飛ばしているボク自身もちょっと驚いた。
そして、スマホの画面にはドローンから見える景色がリアルタイムで表示される。上空から見る太平洋のパノラマ映像には全員が歓声を上げっぱなしだ。そして、ボクたちとJADEが映るようドローンのカメラをちょっとずつ調整。
「うわあ、まるで映画みたいだね!」
ドローンが送信してくるドラマチックで臨場感溢れる映像に彼女も感動。そして、カメラを先輩カップル方向に向けると見ると“ドローン飛ばしたい…” そんな顔をしているように見えた(笑)。ひとまず、撮影を終えて、自動帰還モードで無事に着陸。
その後、全員でフライトを楽しんで、操縦に使ったiPhoneで録画した、各々の初フライト&初監督映像作品の鑑賞会。うん、これ、想像よりもかなり楽しいぞ。
▼18:54 東京へ帰ろう…、の前に海の幸も堪能。
途中海辺で遊んだりして、気がつけばもう夕方。フライトも上空からの映像も思う存分楽しんだし、もってきたドローンのバッテリーもすべて空っぽ。ついでに、集合に遅れてきた先輩のお腹もバッテリー切れ間近という様子。テーブルとチェア、ドローンをラゲッジルームに収めたら、よし、最後はせっかく房総に来たんだから“海の幸”を食べて東京に帰ろう。
■快適な乗り心地と広いキャビンスペース
帰り道、先輩カップルからのリクエストは海の幸と、もうひとつ。「またドライブ行こうよ」。ボクの彼女も加わって、次のプランで盛り上がる。
スタイリッシュなワゴンが欲しかったボクはJADEにひと目惚れだったけど、選んだ理由はそれだけじゃない。
道具がかさばるレジャーにも応えてくれる積載性、ワインディングでもドライビングを楽しめる走行性能、そしてリアシートの居住性も譲れない理由だった。
加えて、フロントウィンドウには遮音ガラスを採用しているし、JADE RS・Honda SENSINGはスタイリッシュな18インチホイールもノイズを抑制する構造になっているなど、軽快な走りだけでなく、静粛性にもこだわりが感じられる。
長距離ドライブも快適だと思っていたけど、後席でくつろぐ先輩カップルの様子を見ていると、居住性は想像以上だった模様。もちろん、最新の安全運転支援システム「Honda SENSING」も標準装備しているし、これって友人や家族とのドライブ旅行にピッタリの相棒だと思うんだ。さて次はどこに行こうかな。
>> さらに詳しい情報はこちら!→Honda「JADE」
(取材・文/村田尚之 写真/湯浅立志<Y2>)