スポーツはリフレッシュや健康づくりに役立つ一方で、ケガや疲労がつきもの。趣味としてさまざまな種目に取り組む人が増えていますが、その数だけ体調や不具合への悩みも増しています。そんな不安を少しでも軽減し、思いっきりスポーツを楽しむには、サポーターやテーピングを活用するのもひとつの手です。
今回はフットサルが趣味の編集部員が話題のサポーターを試し、なぜスポーツ時の不安を減らせるのか具体的に探ってみました。
■健康的にスポーツをするためにサポーターを着用するという選択肢
普段から月に1〜2回ほど友人たちとフットサルをやっていて、大会にも参加。自分ではいたって健康体だと自負していますが、30代になるとケガは怖いし、翌日の疲れが気になるのも正直なところです。
そこで最近人気だという圧迫固定サポーターの中でも、動きやすさにこだわったというピップの「プロ・フィッツ サポーター ひざ用」を着けてフットサルをしてみました。
これまでサポーターを着用したことはなかったのですが、実際に着けてみると安心感は抜群。着用した感想と、「プロ・フィッツ」ならではの3つの特長を説明します。
■最新技術によって動きやすくズレにくいサポーター
誰もが好きなスポーツを思いっきり楽しんでもらいたいという思いから、高品質なサポーターとテーピング製品を揃えている「プロ・フィッツ」。サポーターは部位ごとに、テーピングは粘着力やサイズが異なる製品を用意。体のサポートやケガの予防など、目的に合わせて選べるようラインナップが充実しています。
フットサルではひざに負担がかかることが多いため、今回は、最新技術を駆使して作られた薄型 圧迫固定サポーター「プロ・フィッツ サポーター ひざ用」を使用しました。
■ひざの動きに追従し、激しい動きでもピッタリフィット
中学から大学までの約8年間はラグビー、そして社会人になってからはフットサルを続けていますが、今まで試合はおろか練習でもサポーターを着用した経験は一切なし。実際に着けてみるまでは「どんな感触なのか?」「動きの邪魔にならないのか?」と疑問ばかりでした。
今回は、万が一のケガ予防を考え、ひざ用サポーターを両ひざに着用。サポーター自体が初めてなので、着用当初は少し違和感がありました。でも、動いているうちに馴染んできた感覚があり、プレー中の安心感もアップ。「プロ・フィッツ サポーター」ならではの技術が、いかにスポーツに適しているか実感できました。納得の使用感を3つのポイントから振り返ってみます。
■“3D動態解析技術”で関節の動きに合わせてフィット
プレーをし始めてまず感じたのは、ひざが守られている感覚があること。これは関節の動きを立体的に捉えた“3D動態解析技術”によるものです。ひざを曲げ伸ばしした際の皮膚の伸長率を分析して、生地の伸長率を調節しているのですが、その秘密は内側の樹脂プリントにあるようです。よく見るとドットのプリント密度が場所によって異なり、伸長率を調節することで、ひざの動きにうまく追随する設計なんだそう。
最初は窮屈な感じもしますが、動き始めるとスムーズにひざを曲げ伸ばしできることがわかります。ひざの動きは妨げられないのにしっかりと圧迫固定してくれるので安心感があります。
■“ナノファイバー素材”が動きの中のズレを抑えてくれる
しばらくプレーしていてふと気づいたのが、サポーターの位置がズレていないことでした。基本的にフィット感が高いことに加えて、口ゴム部分の内側にある超極細繊維の“ナノファイバー素材”が、ズレをしっかり抑えてくれます。また、両サイドにある「コイルボーン」もズレを抑制。この技術が、プレー中も高いフィット感をキープしてくれるのです。
実はフットサルの練習以外に、日中ずっと着けてみたのですが、それでもズレを感じることはありませんでした。フットサルではソックスも含めて、ズレたり下がったりしてくるとプレーに集中できなくなります。ほかのスポーツでも同じでしょうが、その心配も無用だと思いました。
■薄さがわずか約0.6㎜でゴワつき感がない
もう一点、便利だと実感したのが、生地が薄いことです。サポーターというと厚手の生地をイメージしていましたが「プロ・フィッツ サポーター ひざ用」は、わずか約0.6㎜。肌にピタッと張り付くような感覚で、ゴワゴワした感触はまったくありません。夏場に嫌なムレも、ほとんど感じられなかったですね。
薄いだけでなく、表面がサラッとしていて滑りが良いので、パンツやソックスにほとんど干渉しないところも好印象でした。それに生地のストレッチ性が高く、360°に伸縮するので、変なつっぱり感もなく、自然な感じで着用し続けられました。
サポーターの着用は初めてだったので、当初は半信半疑でしたが、一度着けてみると愛用者が多いことに納得。やはり着けている時とそうでない時では、安心感が違います。実際、過去にフットサルの試合で大きなケガを負った経験がありますし、スポーツをやっている以上ケガはつきもの。プレー中も違和感なく着用していられる「プロ・フィッツ サポーター」があれば、そのリスクや不安を減らせて、思いっきり楽しめそうです。今後も積極的に着用していきたいですね。
>> ピップ「プロ・フィッツ」
(取材・文/高橋智 写真/下城英悟)