ビジネスパーソンにとってシェービングは、見た目の印象を左右する大切なルーティーン。毎日行うことだから、使うアイテムにもこだわりたいものです。
とはいえシェービングブラシがセットになった両刃カミソリでは大げさだし、コストパフォーマンスに優れる軽便カミソリはホルダーがプラスチックでプロダクトとしてそそられないし、握りやすさを追求した最上位のT字カミソリはメタル+ゴムが混在したホルダーで味気がないし…いずれも帯に短しタスキに長し状態。
そんな悩みを一気に解決するT字カミソリが、ジェントルマンの国イギリスから上陸しました。それがBULLDOG SKINCARE(以下ブルドッグ)「オリジナル バンブーホルダー」。なんと言っても目を引くのはその竹を使ったホルダーです。既存のプラスチックやメタル製のそれとは一味違い、自然の風合いで温かみをもたらします。
それだけに、これまで無味乾燥だった洗面台がスタイリッシュに変貌するのです! そこで今回は、ブルドッグ「オリジナル バンブーホルダー」に合う小物をインテリアスタイリストの窪川勝哉さんにセレクトしてもらいながら、モノトーンに走りがちだった洗面台をおしゃれに演出するアイテムや色の合わせ方を紹介します。
空間プランナー赤松珠抄子氏に師事し、2002年独立し、小道具や撮影背景のスタイリングを担うインテリア&プロップスタイリストとして、テレビ番組や雑誌のスタイリングに加え、ウインドウディスプレイやマンションのモデルルーム、イベントのデコレーションなども手がける。2011年渡英。1年半の英国滞在を終え、2013年より再び拠点をロンドンから東京に移し活躍中。東洋大学ライフデザイン学部非常勤講師
■洗面台のスタイリングのコツは?
家庭用の洗面台は白の場合が大半で、置くものはさほど多くありません。スキンケア用品を除けば、T字カミソリ、歯ブラシホルダー、カップ、ソープディスペンサー程度で、これをどう組み合わせるかによります。
「スタイリングのコツは大きく2つ。カラーを合わせるか、素材を合わせるかです。
色は同系色か、その素材が育ってきた環境の色が合わせやすいと思います。素材の場合は、同素材、例えばバンブー×バンブーで合わせるか、または真逆の異素材、例えばバンブー×メタルで合わせるかで印象が大きく異なります。
また、小物類のコーディネイトではないのですが、洗面所は殺風景になりがち。植物を置いたり、アートを飾ったりすると有機的な空間になるのでオススメです。ちなみに植物とアートはトイレにも有効なので試してみてください」(窪川氏)
■バンブーに合う色を合わせる
テーブルクロックに採用されたバーガンディは、主張しすぎず落ち着いた佇まい。黄色系カラーとの相性は良く、針やスタンドに採用されているゴールドも良きアクセントになっています。。
洗面台にクロックを置けば、朝の忙しい時間を確認するのにも重宝しますが、機能的すぎると無機質になりがちです。シェービングは仕事モードに変身するためのぜいたくな時間ととらえ、心にゆとりをもたらすデザインコンシャスなモノを選びたいものです。
■竹の生育環境にある天然色を使う
同系色以外の色を合わせる際に迷ったら、素材が生育している環境を思い浮かべるのもひとつの手です。自然の中の色合いは調和が取れており、いいアクセントになりつつも違和感なくコーディネイトできます。タオルなどは気軽に合わせられるので試してみてください。
このIKEUCHI ORGANICのバンブーシリーズは、その名の通り素材にバンブーが使われており相性はさらに抜群。竹繊維は吸水性が高いので、シェービング後の水分をすぐに取ってくれるという実用的な面もありますし、使うほどにふっくらとする風合いも楽しめます。
■同素材で作られたアイテムは相性抜群
竹は強度が高く、変形しにくく、水に強い特性があるので水周りのアイテムには比較的多く使われる天然素材ですが、同じ素材を使ったアイテムとの組み合わせは相性抜群。素材はナチュラルで暖色系ですが、独特の質感で爽やかさも演出。特に夏場の洗面台には“涼”をもたらします。
バンブーのみで作られたアイテムばかりを揃えると全体に重くなりがちですが、写真のようにアイテムの一部に使われていると洗練されたイメージにまとめられます。
■そもそも「バンブーホルダー」とは?
インテリア雑貨との相性がいいブルドッグの「オリジナル バンブーホルダー」ですが、そこにはブルドッグのさまざまな思いが詰まっているのです。
■ホルダーが竹製なのはエコを考えてのこと
ホルダーにバンブーを利用したのは、単に雑貨的なおしゃれさを求めてのことではありません。そこには「ブルドッグ」の環境への取り組みが如実に表れているのです。
竹は古来よりさまざまなアイテムに使われてきた常緑性の多年性植物で、抗菌性や消臭性、しなやかで丈夫といった優れた特性を持ちます。それゆえ、衛生用品に使ったり、風呂場や洗面所に置いたりするのに最適な素材なのです。
また竹は成長が早く、一度伐採しても再生。資源として枯渇することなく永続的に使用可能な天然素材であり、成熟した竹を伐採すると竹林全体の質が向上し、また竹害を防ぐことにも繋がるのです。
■首振り式5枚刃と適度な重さで剃り心地抜群
竹製のホルダーに目を奪われがちですが、忘れてはいけないのがその機能性です。
ホルダーにはメタルの芯が入っており、適度な重さでシェービングをサポート。持った感じは、メタルやラバーを採用したメリハリのあるボディの最新モデルとは異なりストレートですが、竹の持つ素材感が手に優しく馴染みます。
剃り味も快適。首振り式5枚刃ヘッドが肌に密着してスムーズな深剃りを実現します。
■環境に優しいリサイクルしやすいパッケージ
カミソリのホルダーに竹を採用したこともそうですが、ブルドッグはあらゆる面で環境に配慮。もちろんパッケージも同様で、カミソリのホルダーと替刃の容器はリサイクル素材で作られ、環境に優しいインクで印刷されているのです。
■シェービング後のスキンケアもお忘れなく!
シェービングでは、刃にスムーザーが付いているからといってシェービング剤を使用しないのは、肌に負担をかけるためよくありません。必ずシェービングジェルやシェービングフォームを使いましょう。
使用後はモイスチャライザー(保湿クリーム)を使用し、肌の潤いをキープ! 化粧水と乳液を使わずとも、これ1本でシェービング後のスキンケアが完了するので、朝の忙しい時間にはとても重宝します。若いうちはまだしも、年齢を重ねるにつれ差が出てくるので、シェービング後は忘れずにケアしたいものです。
そもそもブルドッグは、シンプルかつ環境に配慮した男性用スキンケアブランドとして2007年に誕生。以来、イギリス本国ではNo.1(※)ブランドになるまでに成長しました。肌タイプに合わせて商品がラインナップ。天然由来成分にこだわり人工着色料や合成香料、動物由来の成分を一切使用していないのも特徴です。
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手軽なT字カミソリなのに、洗面台を一気にオシャレに変えるブルドッグの「オリジナルバンブーホルダー」。せっかく導入するのなら、ついでにインテリアを見直してみてはいかがでしょうか?
※イギリスNo.1ブランド:2016/09〜2017/08 ブルドッグはWaitroseで販売金額実績第1位のスキンケアブランドです。
(写真/五十嵐 真<igasta>、スタイリング/窪川勝哉、取材・文/澤村尚徳<&GP>)