パイオニアのカロッツェリアブランドが展開するカーナビ「サイバーナビ」がフルモデルチェンジした。本体や画面サイズの異なる4種のモデルがあり、それぞれに通信端末の「ネットワークスティック」付属モデルを用意する。
このモデル最大の特徴は、NTTドコモの車内向けインターネット接続サービス「docomo in Car Connect」に対応していること。ネットワークスティックでNTTドコモの高速データ通信を定額料金(1年間は無料。2年目以降も継続利用する場合は年額1万2000円など)でデータ量を気にせず使え、サイバーナビが移動Wi-Fiスポットになる。これを活用すればYouTubeの動画をストリーミング再生したり、スマホやPC、ゲーム機などの機器と接続したりできる。
さらに家庭用HDDレコーダー(対応機種)に録画した映像コンテンツの遠隔再生が行える「レコーダーアクセス機能」も備えている。 この通信機能はナビ関連でも便利に使え、インフォガジェットではユーザーの利用データを基にサーバーから最適なスポット情報を取得。さらに自動地図更新(最大3年分、MapFanスマートメンバーズ新規入会で4年分に延長可能)や各種のスマートループ情報もフル活用できる。
■高速データ通信を1年間無料で使い放題!
■操作性もバッチリ!
■カーナビがWi-Fiスポットになる!
■リアルタイム情報が手に入る
■自宅のHDDレコーダー内の映像も再生可能
■豊富なラインアップ
AVIC-CQ910-DC(9V型HDディスプレイ)はトヨタ車を中心に取り付けられる大画面モデル。ほかに車種専用パネルで装着するAVIC-CL910-D(8V型HDディスプレイ)、200㎜ワイドサイズ車に対応するAVIC-CW910-DC(7V型HDディスプレイ)、2DINサイズ車に対応するAVIC-CZ910-DC(7V型HDディスプレイ)を用意。また、それぞれに価格を抑えたネットワークスティック非搭載(末尾に-DCが付かない)モデルもある
(取材・文/浜先秀彰 写真/澤田和久)