旅には360度カメラがあればOK!これで何でも撮れちゃうぞ!

旅行って、旅している間が楽しいのはもちろんですが、帰ってきてからがまた楽しいですよね。特に友だちや家族と行った旅は、一緒に撮った写真や歩いた街並の写真を見ながら「ここではあんなことがあった」とか「こんなことがあったよね」って振り返ると、どんどん楽しい時間を過ごした時の記憶がよみがえってきて、話題が尽きません。

そうした旅の記憶をよみがえらせるアイテムとしてオススメなのが、RICOHの
「THETA(シータ)」です。何がすごいって、一度のシャッターで360度、目の前はもちろん背後や真上、真下まで、全方位を撮れちゃうカメラだということ。

そんな360度カメラ「THETA」が、なぜ旅カメラとして優れているのか。それは実際に旅で使った人の話と撮った写真で、よく分かるんです。

 

■旅先の空気感まで丸ごと写し撮る全天球カメラ

先日、後輩の自宅におじゃました時、ひょんなことから旅行の話に。すると彼は、以前夫婦で訪れたというポルトガル旅行の様子を話しはじめた。うちも夫婦で旅行が好きだから興味深く聞いていたら、「ぜひこれを見てほしいんです」とスマホを操作し始めた。そこで見せてくれたのが、360度カメラ「THETA」で撮った写真。これがなんともスゴいというか、うらやましいというか…。

▲途中からは気付けばTHETAを手に持って熱弁していた(笑)

――うわっ! これがTHETAで撮った写真かぁ。知ってはいたけど、実際に撮った写真をこうやってアプリで見るのは初めてだよ。ほんとに、丸ごと撮れるんだな。自撮りなのに、自分たちも背景も、画像をグリグリと動かすと見られるのは、すごいなぁ。

▼絶景だって簡単に撮れる!@リスボンの展望台

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※スマホで閲覧している場合はタッチして上下左右に画像を動かしてみてください! 拡大縮小もできますよ!(PCの場合はマウスカーソルで動かせます)

後輩 そうなんですよ。これはリスボンの展望台へ行った時の写真です。こういうところで写真を撮る時って、どう撮ればいいか迷いますよね。目の前に広がる町並みをメインにするべきか、それとも展望台の観光客の楽しげな様子をメインにすべるべきか。風景の中に自分たちも入れたいなってなると、よけいに迷っちゃう。それがTHETAだったら、とにかく本体のシャッターボタンを押すだけで、全部撮れちゃうんですよ。

▲こちらはスマホで撮影した画像。せっかくのイイ景色をもっと入れたい、活かしたいとなると、やっぱりTHETAで撮った写真の方が絶景感がある

――おぉ! たしかにこれはすごい。オレンジ色の屋根の町並みはもちろんだけど、その先の海もキレイだなぁ。そうだよなぁ…こういう “THE 絶景” 的な写真は押さえておきたいけど、それだけだとプロカメラマンの写真には勝てない。でも、こうやってその場を丸ごと撮れると、自分たちが行った時の写真だっていう感じが出てくるよね。

後輩 まさにそうなんです。よく見ると、隣で姉弟なのか子どものカップルなのかが、一緒に景色を見ているじゃないですか?(THETAで撮影した画像を拡大してチェック!) 妻と写真を見て振り返ってた時に「この子たちいたいた。仲良さそうだったなぁ」っていう風に思い出したんです。でもこれってTHETAじゃなかったら撮れてないから、そういうことも思い出さなかっただろうなぁって。

――ところでこの写真、どうやって撮っているの? なんだかドローンで空撮しているみたいに見えるけど。

後輩 ああ、これはTHETAに自撮り棒を着けて撮っています。THETAの底部分に三脚用の穴が空いていて、そこに自撮り棒を取り付けられるんです。自撮り棒を付けて腕を伸ばして撮ると空撮っぽくなるんです。この写真も、クレリゴスの塔に登った時に撮ったんですけど、不思議な写真になってますよね。

▼スマホと連携だって簡単!@ポルト・クレリゴスの塔

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――うわあ…、塔の真下まで見えてるよ(THETAで撮影した画像を動かしてみよう!)。建物の密集の仕方が半端ないね。東京の下町みたい。真上からの視点で見るとリアルだから、高所恐怖症だとゾワァって鳥肌が立ちそう(笑)。ん? 左手にスマホを持っているけど、THETAってスマホと連携できるの?

▲THETAで撮影

後輩 できますよ。スマホとWi-Fiで接続すると、専用アプリを使ってリモート撮影できるようになるんです。自撮り棒や三脚を使う時に便利なんですよ。それに、撮った写真や動画をその場で確認もできますし。

――ここはどこ? なんか、フードコートみたいだけど、よく日本のショッピングモールにあるフードコートと違って明るいし、開放感があって良さそうな場所だね。

▼屋内もくまなく撮れる!@リスボン・Time Out Market

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後輩 これはリスボンの海の近くにあるTime Out Marketっていう場所ですね。ポルトガル料理はもちろんですけど、いろんな国の料理が、だいたい日本円で1人1000円くらいで食べられるんです。

▲THETAで撮影

――ビールサーバーが並んでいるし、ワインを飲んでいる人が多いのかな? こういう異国の雰囲気を楽しみながら、昼間っから飲むって最高だろうなぁ! 1枚の写真をグリグリしながら見ているだけで、このマーケットの陽気な空気感が伝わってくるよ。行きてえ!!

後輩 でしょ?(笑) 360度カメラって風景を撮るみたいなイメージがあったんですが、屋内でも使えるんですよ。自分たちが見ていなかった天井とか周囲の遠くの様子とかも写っていて「あぁこうなってたんだ」って。夫婦で写真を見るたびに「隣の人は、ポテトを食べてたんだぁ」(THETAで撮影した画像で探してみよう!)とか、帰ってきてから気付くことが多くて楽しいですよ。だから「次に行ったらこれを食べよう」とか「ここをシッカリ見てみたいね」とか盛り上がって、「また行きたいねぇ!」ってなるんです。このトラムだって、これまでなら車窓しか撮らなかったんですが、THETAを使えば車内の雰囲気が撮れて楽しいんですよ。

▼狭い場所でもひと味違う写真が撮れる!@リスボン・トラムの車内

▲THETAで撮影

――そういう、目の前で見ていたのに実は注目していなかったところなんかもTHETAだと撮れているっていうのがおもしろいよね。それは、何気ない交差点の写真を見ればよく分かるよ。

後輩 あぁ、マルタ島ですね。元はマルタ騎士団の島でしたが、ナポレオンに攻められたりイギリスに組み込まれたりした後、1964年にイギリスの自治領として独立して、1974年にマルタ共和国になった島国です。その首都がバレッタというエリアで、元マルタ騎士団の騎士団長の名前が由来だそうですよ。

▼普通の写真のように切り出せる!@マルタ島・バレッタ

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――へぇ~。なんか騎士団長って言うとかっこいいな。そういう歴史を感じさせる町並みだよね。重厚な建物がずーっと続いていて、どこを撮ろうか迷っちゃいそうだわ。

後輩 バレッタはこういうフォトジェニックな町並みが続いていて、普通のカメラだと、どこを切り撮ったらいいのか迷うんです。スマホで聖母像とか石造りの建物とか海に続く小道を撮ってみたんですけど、なにせ素人ですから、なかなか印象的な写真は撮れないんです。結局帰国してからは、十字路の真ん中でTHETAでパシャッと撮ったこの1枚を一番よく見返してます。

▲THETAで撮影

――THETAだと、高い建物でも下から上まで全部1枚の写真に収まるのもいいよね。細かいところを見たくなったらアップにして見られるし。ほらこの聖母像だって。それに遠くに海を望む小道も見られる。反対側のクルマが停まってる道の遠くが上り坂になっている感じもいいね。

後輩 まさにそうで、THETAの写真をアプリで見ると、近景も遠景も見られるんですよ。グリグリ指を動かしながら四方を見てみて、気になったところがあったらピンチインして、またピンチアウトして遠景を見て、建物を下から見下ろすように見てみたり、逆に十字路全体を見下ろすようにも見られる。それで、いいなっていう風景があったら、こうやって写真を切り出せますからね。

▲こんな画像もアプリで簡単に作れる

▲こんな画像もアプリで簡単に作れる

――あっ! この写真って、SNSにアップしていたよね? けっこう「いいね」が付いていたけど、THETAで撮った写真だったのか。そっか、こうやって広角カメラで撮ったみたいにも切り出せるんだ。。

後輩 そうなんですよ。Facebookだと、ぐりぐりできる画像をそのまま埋め込んでアップできますし、Instagramとかだと「THETA+」という編集用のアプリで一度編集・切り出してからアップするっていうのも、加工してからアップするっていうのも簡単なんですよ。

――う〜ん…なんか話を聞いていたら、すごく旅に行きたくなったてきたんだけど、その前にまずはTHETAを買わなきゃ! っていう気分になったよ。

後輩 オススメですよ。僕が使ったのは「RICOH THETA SC」っていうモデルなんですけど、今は「RICOH THETA SC2」が出ているので、そっちが良いかも。

――なんだ、最新モデルについてもやけに詳しそうだな(笑)

後輩 実は、また旅行に行く予定があって、僕も最新モデルに買い替えを検討してるんです。「SC2」は、静止画も動画の画質も向上していて、夜景モードや顔モードっていう機能が追加されたり、セルフタイマーボタンが本体に付いたり、市販のBluetoothリモコンが使えて自撮りがしやすくなったりっていう…。

――いいねそれ。ますます欲しくなってきたよ。それじゃ「SC2」を買って、旅先で撮りまくってSNSにアップしてみるか!

 

■ワンシャッターですべてを捉える最新360度カメラ

RICOH THETA SC2
3万6800円(公式ストア価格)

一度のシャッターで上下左右や前後の360度の全方位を撮影できるデジタルカメラ。約1400万画素の全天球での静止画はもちろん、4K/30pでの全天球動画の撮影にも対応。新たに市販のBluetoothリモコンを利用した、遠隔撮影が可能になった。スマホとWi-Fi接続すれば、シャッター速度やISO感度などの撮影を設定できる。

>> 「RICOH THETA SC2」

 

(文/河原塚英信)

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