軽自動車でも載せられる電動アシスト自転車は優秀なキャンプギアでした

電動アシスト自転車でソロキャンプをアクティブに楽しむ!

いまは空前のキャンプブーム。とりわけ人気が高まりつつあるのが、ひとりで楽しむソロキャンプだ。そんなソロキャンを趣味に持つ、あるビジネスパーソンの休日を追った。

*  *  *

最近、何かと責任のある仕事を任せられるようになって、平日はストレスがたまる一方。そんな僕のささやかな楽しみは、休日にソロキャンプで息抜きをすること。ソロキャンデビューして数年、いつもはボーッとしたり本を読んだりして、都会の喧噪から離れてまったり過ごしている。でも段々と、何かアクティビティに挑戦してみるのもいい気がしてきた。そこで今回、思い切って新しいキャンプギアを購入。それがいま流行りの“電動アシスト自転車”だ。

■12:30「キャンプ場へ到着。自転車を下ろす」

購入したのは、ミニベロタイプの電動アシスト自転車「Hold On」。決め手はこのコンパクトさ。もともと小径なうえ小さく折りたためるから、僕の軽自動車ホンダ「N-BOX」の荷台にも余裕で載せられるんだ。収納スペースが小さくて助かるし、折りたたむのも展開するのも簡単なところが◎だね。

しかも、本体重量はたったの16kgと軽いので、荷下ろしもラクだし持ち運びにも困らない! さて、お目当てのキャンプ場にも着いたし、今日はいつものまったりキャンプから一転、このHold Onで遊びまくるぞ!

■13:30「テントを設営したらコーヒーでエネルギーチャージ」

今日やってきたのは、静岡と山梨の県境付近にある「朝霧ジャンボリー オートキャンプ場」。目の前に富士山がどーんと見える立地と、とにかく広大なフリーサイトが魅力で、最近のお気に入りなんだ。どの区画もプライベート感が満載なんだけど、まったりソロキャンパーとしてはなるべく人の少ない奥のサイトへGO!

サイトに着いたら、いつもの手順でテキパキとテントを設営。毎週キャンプしてるから慣れたもんだよ(笑)。ソロ用だから組み立ては簡単だし、さっそくコーヒーを淹れてソロキャンのテンションを上げていこう。

■14:00「いざ、サイクリングへ」

コーヒーを飲み終えたら新たな相棒のスイッチをオン! いつもは読書したりボーッとしたりだけど、今日の僕はアクティブだぜ(笑)

ここに来る前に、Hold Onを自宅周辺で試し乗りしたんだけど、その時と変わらない走り心地にびっくり! アシストレベルを切り替えて、坂道もパワフルに駆け上がれるから大自然の中をガンガン走れる! ミニベロは悪路が苦手って聞いてたけど、全然そんなことないじゃん。しかもディスクブレーキを搭載しているから、急な下り坂も安全に走れるし、雨の中でもしっかり止まれる。

そして極めつけは、コンパクトなのに航続距離なんと最大100km! 一般的な電動アシスト自転車の約3倍移動できるんだ。だからバッテリー切れの心配をすることなく、気の向くままに思う存分サイクリングが楽しめる。トイレや水場に行くのも、Hold Onさえあればあっという間。デザインもイケてるから、なんだか他のキャンパーから見られている気がするな。

■15:00「富士山をベストスポットで撮影」

実は今回のキャンプで狙っていたのは、富士山や美しい景色をスマホで撮りまくること。今までテント周辺からの眺望しか撮影できなかったけど、今日はHold Onがあるから絶景スポットまで足を運んで撮影できる! でもそんなに撮影ばかりしていたら、スマホの充電切れが心配じゃないのかって? ふふん、これが全然大丈夫なんだな。

何を隠そうHold Onには、スマホを充電できるUSB電源ポートが搭載されているんだ。しかもハンドルに付いているディスプレイ部にポートがあるから、スマホを充電できるっていうわけ。これが本当に便利!

■17:00「肉料理でスタミナ回復」

さて、そろそろお腹も空いてきたからテントに戻って料理でも始めよう。まぁ料理といっても、作るのはいつもステーキ。ただ肉を焼くだけ(笑)。でもソロキャンなんてこんなもんだよ。ステーキを作るだけでも立派なもの。

ステーキと一緒に焼いた野菜を添えて、パンと合わせれば最高のディナーになる。星空の下、焚き火を眺めながら食べるステーキはどんな高級店より美味しいんだよなぁ(しみじみ)。日常じゃ味わえない本当の贅沢ってこういうこと。ちょっとだけお酒も飲んじゃおう。

■19:00「焚き火でリラックス」

いい汗をかいたし、いい写真も撮れたし、そろそろ暗くなり始めたのでテントに戻って焚き火を始めよう。でも、かなり走ったにも関わらず疲れはそこまでじゃない。やっぱり電動アシスト自転車ってすごいなぁ。

話は変わるけど、最近、電動アシスト自転車のバッテリー盗難被害が増えているんだって。キャンプ場だからって油断は禁物。焚き火の間は横に置いておけばいいけど、寝ているときにバッテリーを盗まれないかな(心配しすぎ?)。でも、Hold Onなら安心。なぜならバッテリーは外付けではなく、フレームに内蔵されているから!

Hold Onはバッテリーをフレームに、モーターを車輪にそれぞれ内蔵していて、ひと目では電動アシスト自転車には見えないんだ。この構造がバッテリー盗難防止に繋がるし、だからこそデザインもスタイリッシュってわけ。

■翌日8:00「起床〜撤収」

柔らかな朝陽を浴びてすっきり目覚めたら、楽しかったキャンプも終わり。明日からの仕事に備えて、帰り道が混む前に撤収だ。今回のキャンプはHold Onでアクティブに過ごしたから、いつもよりぐっすり眠れた気がするよ。

初の電動アシスト自転車はキャンプで大活躍。朝霧ジャンボリーの広大な敷地を縦横無尽に移動できたし、絶景スポットへのアクセスもラクラク。おかけで納得のいく富士山の写真も撮れたしね。トイレや水場が遠くても問題ないから、人の少ない奥のほうにテントを設営できる。まさにソロキャンプにぴったり! お気に入りのテントやコットと同じくらい、僕にとって欠かせないキャンプギアの仲間入りだね。毎日の出勤にも使えるし、これからはHold Onがオンオフ最強の相棒になってくれそうだ!

>> Hold On

(取材・文/津田昌宏、写真/田口陽介、スタイリスト/宇田川雄一)

衣装協力:グラミチのパーカー/1万4080円、ロングTシャツ/9680円、パンツ/1万780円(インス TEL:0120-900-736)、恒眸作のメガネ/4万1800円(ポーカーフェイス池袋店 TEL:03-5391-8571)、オークリーのサングラス/2万4200円(ルックスオティカジャパン (オークリー) TEL:0120-009-146)、マーモットのハット/5500円(デサントジャパンお客様相談室 TEL:0120-46-0310)、ジロのヘルメット/1万780円(ダイアテック TEL:075-702-7771)
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