スマホの主要機能を9インチ大画面で操作できるディスプレイオーディオが登場!

パイオニア カロッツェリアのディスプレイオーディオ、最上級機「DMH-SF700」が新登場。1DINサイズの本体にフローティング型の9インチHDディスプレイを搭載したことにより、多くの車種に取り付け可能だ。

機能面での注目はスマホとの親和性の高さ。iPhoneでは「Apple CarPlay」、Androidスマホでは「Android Auto」を利用でき、スマホの主要機能を内蔵機能同様に使える。地図表示や音楽再生、ハンズフリー通話、メッセージの送信などが行え、SiriアイズフリーやGoogleアシスタントなどの音声操作にも対応している。ただし、通信で情報を取得するアプリ(ナビやストリーミング音楽配信など)の利用が多いとデータ使用量が増加するので注意が必要だ。

本体側の機能も充実している。スマホをテザリング接続すれば、専用アプリで登録したサイトを画面に映し出せる。9インチの大きな画面でYouTubeを見たり、好みのサイトを見たりできるのは便利。

もちろんオーディオソースも充実している。USBメモリーやBluetoothオーディオの再生もOK。高度な音質調整も優秀だ。そして見逃せないのが「Amazon Alexa」の活用。対話形式でさまざまな情報を取得できる。安全にエンタテインメントを楽しめるカーオーディオとして、この夏、注目の一台だ。

▲カロッツェリア「DMH-SF700」  オープン価格(実勢価格:9万9000円前後)

 

■様々な車種への取り付けに対応し、角度調整も楽々!

浮かんで見えるフローティングディスプレイは見やすい角度にセッティングが可能。取り付け時のみ、上下、左右、前後の位置調整が行え、取付後は角度の調整も可能。

フロントパネルはフルフラット。ディスプレイ左端のアイコンはタッチキーで、軽く触れるだけで操作ができる。デザイン性の高さもこのモデルの特徴だ。

■「アレクサ」と話しかけるだけで天気のチェックや音楽を再生!

「アレクサ、今日の天気は?」と話しかければ最新の天気予報を読み上げてくれ、音楽配信サービスの「Amazon Music」の音声操作もできる(別途会員登録が必要)。

■アプリの使用でカーナビとしても活躍する

「Apple CarPlay」

iPhoneを接続すると自動的にApple CarPlayが立ち上がる。画面には対応アプリを表示し、まるで内蔵機能のような操作ができる。写真はApple純正マップ。

「Android Auto」

Androidスマホを接続するとAndroid Autoが立ち上がる。地図表示や音楽再生、ハンズフリー通話などさまざま機能が利用できる。写真はGoogleマップ。

■専用アプリ「CarAVAssist」でお気に入りのWebサイトを視聴

専用スマホアプリの「CarAVAssist」を使えば、登録したお気に入りのウェブサイトを開けるようになる。通信機能を利用するにはスマホのテザリング接続が必要だ。メニュー画面のカスタマイズ操作も簡単に行える。

■ハイレゾ音源のネイティブ再生を実現している

FLAC/WAVのハイレゾ音源(96kHz/24bit)再生を実現。LDACに対応し、Blutoothでもハイレゾ再生が可能。

タイムアライメントや13バンドイコライザーなど、高度なサウンドコントロール機能を搭載。圧縮音源を高音質化する、独自のマスターサウンドリバイブ機能も備えている。

>> パイオニア

<文/浜先秀彰、写真/澤田和久>

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