「楽ナビ」と連動する前後2カメラドライブレコーダーを実際に使ってみた!

■2カメラドラレコとの連携でさらにパワーアップ

パイオニア・カロッツェリアのベストセラーモデル「楽ナビ」がモデルチェンジ。本体サイズや画面サイズ、再生AVソースなどの違いで、全14機種ものバリエーションをそろえる。

注目のポイントは液晶ディスプレイに「HDパネル」を採用(AVIC-RW303Ⅱ/RZ303Ⅱ除く)したこと。一般的なカーナビに使用のWVGAパネルと比較すると解像度は2.4倍で、地図もAVソースもきわめて鮮明に映し出す。さらに、視野角も広いのが特徴だ。

また、多機能を思いのままにコントロールできる独自のインターフェースを搭載。操作メニューがシンプルでわかりやすい「カンタンモード」も用意し、カーナビ初心者でも安心して使える。

▲カロッツェリア「楽ナビ AVIC-RQ911」(実勢価格:12 万円前後)

楽ナビシリーズの最上級モデル。9V型ラージサイズモデルにHDディスプレイを搭載。ドライブレコーダー以外にもETC2.0車載器や後席モニターなどでシステム拡張が行える。

楽ナビならではのわかりやすい操作メニュー。色付きのアイコンも表示されており、視認性に優れている。「カンタンモード」への切り替えも可能だ。

スマートループ渋滞情報やVICS WIDE 情報を活用して渋滞回避ルート探索を行える。目的地まで早く快適に到着できるルートを提案してくれるのだ。

スマホの通信接続を介して専用サーバーから最新の駐車場満空情報を取得。タイムズ、三井のリパーク、名鉄協商パーキングの駐車状況を表示できる。

高速道路や有料道路の入口、SA/PAから出発する際に表示と音によって逆走注意案内を行う。大きな事故を未然に防ぐ効果が期待できるだろう。

高精細なHDパネルを搭載しているため、地デジやDVDなどのAVソースもクオリティ抜群。HDMI接続をしたスマホの映像も美しいまま表示する。

■「楽ナビ」と連携する2カメラドライブレコーダー

そして注目なのが、同時に登場したカーナビ連携型の前後2カメラドライブレコーダー「VREC-DS800DC」だ。「ドライブレコーダーリンクHD」に対応した楽ナビとHDMI接続することで各種設定がタッチパネルで行え、録画中の映像再生ではフロント映像→リヤ映像→フロント&リヤ映像とワンタッチで切り替えられる。大画面で見やすさも抜群だ。しかも高精細なHDパネルを生かす高画質出力ができる。

▲カロッツェリア「VREC-DS800DC」(実勢価格:4万円前後)※12月発売予定

カロッツェリアとしては初めての2カメラ型カーナビ連携ドライブレコーダー。薄型の本体にふたつのカメラをパッケージする。リヤカメラは防水/防塵性能を備え、車外への取り付けも可能だ。

各ユニットともに小型でスマートな取り付けができる。本体は車内のセンターコンソール脇など、フロントカメラ、リヤカメラはそれぞれガラスの内側に装着する。

記録映像を楽ナビの画面で再生できる。画面上のコントロールパネルはタッチパネルで操作しやすい。

▲昼間/前方

▲昼間/後方

▲夜間/前方

▲夜間/後方

写真はWindows PC向けの専用ビュワーソフトで記録映像の再生を行ったもの。200万画素CMOSセンサーにより、フルHD画質での映像記録が可能。STARVIS技術を投入したパイオニア独自のナイトサイト機能で、夜間もクッキリした映像を記録できる。

前後カメラともに200万画素CMOSセンサーを搭載し、フルHD画質の映像記録が可能。ナイトサイト機能で夜間も明るく鮮明に映像を捉えられるのも見逃せないポイントだ。車体への衝撃を検知して自動録画する駐車監視機能も搭載。24時間365日動作する。

使いやすく高画質なカーナビと前後録画が可能なドライブレコーダーを同時にそろえたい、という人にぴったりな選択がこの組み合わせだろう。

>> パイオニア

文/浜先秀彰

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