「そろそろスマホの機種変しようかな」と考えはじめた時、あなたならどんな基準で次の機種を選びますか? CPU? カメラ性能? 画面サイズ? 価格?
いや全部!って言いたいところですよね。ただ、数字ばかりのスペックを見てもピンと来ない、なんて人にオススメなのが、今月に発売されたばかりの新スマートフォン「Galaxy A51 5G」という選択肢。
Galaxyブランドとして初めてマクロカメラを採用、最短40mmのマクロ撮影を可能にする充実の撮影機能を備えながら、価格は実質負担3万円台(※)からと驚くほどリーズナブル、しかも普及が広がりつつある5Gにも対応。ミドルレンジの価格帯でこの性能って、もしかしたらアナタが欲しかったやつかもしれません。
■マクロ撮影が可能だから料理なども間近でキレイに撮れる!
今月登場した「Galaxy A51 5G」は、約6.5インチの大型有機ELディスプレイを備えたAndroid OS搭載スマートフォン。
Galaxyといえば、フラッグシップモデルとして位置づけられる「Sシリーズ」や、スタイラスペン内蔵モデルとして進化を続けてきた「Noteシリーズ」が人気ですが、一方、バランスのよい性能と優れたコストパフォーマンスでここ数年注目を集めているのがミドルレンジモデルに位置づけられる「Aシリーズ」。
今回ご紹介の「Galaxy A51 5G」は、同シリーズ最新モデルに当たるものですが、そのパフォーマンスの高さは、思わず「この機能で、この価格!?」と唸るほど。
真っ先に触れなくてはならないのは、やはり撮影機能でしょう。まずアウトカメラは、約4800万画素の広角カメラをメインに、広角・超広角・マクロ・深度測位カメラを搭載するクアッド(4眼)カメラで構成。
とりわけ注目したいのは、Galaxyブランドとしても初めてとなる“マクロカメラ”の採用です。解像度は約500万画素で最短40mmの近距離撮影に対応、料理や植物、ペットの表情など、撮りたい被写体にぐぐっと迫れるようになりました。
一方で、最もよく使われる高解像度のメインカメラには、独自の“テトラセルテクノロジー”にF値2.0の明るいレンズを組み合わせたことで、光の少ない室内や夜間でもシャープで色鮮やかな表現ができるように。
深度測位カメラを使えば、一眼レフカメラのように背景をぼかした味わいのある描写も可能。身近な日常生活の中の風景を、この1台でドラマチックに切り取ることができるのです。
さらに自撮りからオンライン会議まで活用の場が広がるインカメラにも、約3200万画素の高解像度カメラを採用。自然な背景のぼかしを楽しめるライブフォーカス機能や、おなじみ美肌モードの搭載で、セルフィーも思いのまま。それぞれのシーンで、目的に応じた美しい画像と映像を高精細に届けます。
■5Gスマホを試したいという人にもピッタリ!
撮影機能の充実ぶりを考えると6GBというメモリー容量はやや控えめにも感じられますが、必要に応じてmicroSDを併用すれば最大1TBまで拡張できるから、クオリティの高い動画や静止画をたっぷり撮りたい場合も問題なし。
さらに、2020年から商用化がスタートした「5G」こと“第5世代移動通信システム”に対応している点も、「Galaxy A51 5G」の大きなポイント。現時点ではサービス提供エリアは限定されているとはいえ、今後確実に見込めるエリア拡大を考えたら、5G対応機種を選んでおくのが断然賢い選択です。
約6.5インチというサイズもさることながら、インカメラを極小パンチホールスタイルで搭載した“Infinity-O Display”やベゼルレスデザインも相まって、画面はいっそう広々とした印象。CPUにはQualcomm Snapdragon 765を搭載し、webブラウジングはもちろんのこと、一般的な動画やゲームであれば動作もサクサク、スムーズでなめらかな描画が楽しめます。
画面サイズの大きさや内蔵バッテリーが4500mAhと大容量なこともあって、本体サイズは159×74mm、重さ189gとややボリューム感がありますが、充実の性能を考えたら納得の仕上がり。背面には見る角度によって印象を変えるリズミカルパターンを施した3Dデザインで、見た目の美しさと持ちやすさとを両立させているほか、IP68の防水・防塵対応でシーンを問わず安心して使えるのもうれしいポイント。
「難しいことはわからないけど、とにかくラクに楽しく使いたい」「予算は抑えたい、でも使いにくいのはイヤ」「機種変更はなにかと面倒、どうせならなるべく長く使いたい」というユーザーの本音に真正面から応えた高コスパモデル。今すぐ選んで間違いのないチョイスのひとつと言えそうです。
(※)NTTドコモ版・スマホおかえしプログラムで契約変更もしくはMNPの場合
(文/大橋薫)