背が高いのに走りが安定!新生・日産「エルグランド」ならお出かけの楽しさが広がる

提供:日産自動車

「来週の土曜日なんだけど、長めのオンラインミーティングがあるからちょっと外に出掛けててもらえる?」という妻のひと言がきっかけだった。

「休みなのに大変だね。わかった。じゃあ、どっか子供たちを連れて出掛けてくる」

編集者のタカシはここのところ忙しく、子供たちと遊べなかったのでちょうどいい機会。

子供たちを連れてよく釣りやキャンプには行くけど、今回は日帰りだし、いつもと違ってこれまで体験したことのないアウトドアアクティビティに連れて行ってあげよう! そう決めたタカシは、高速に乗ればすぐに行ける、富士五湖周辺でアウトドアアクティビティを検索し始めた。

「へぇー河口湖周辺って、カヌーやSUP、ウインドサーフィンみたいなウォーターアクティビティだけじゃないんだ…」

富士五湖周辺は都心からほど近いこともあり、週末には多くの人で賑わう観光スポット。自然が豊かでさまざまなアクティビティを体験できるのも人気の要因だ。

アウトドアアクティビティ専門の予約サイトを眺めていると

「パラグライダーか。この時期空気が澄んでいて気持ち良さそう! だけど、まだちょっと怖がるかな。あっ、こっちは青木ヶ原の樹海&洞窟体験だって。これは超興味あるんだけど! みんなで行けるし、なんか未知の体験。神秘の世界だし、進まなきゃ出られないから子供たちの成長が見られるかも…」

アクティビティのサイトでの予約が完了。

そして当日。冬晴れの朝。タカシは子供2人を連れてエルグランドに乗りこんだ。

子供たちとお出掛けしたいのも本音だけど、先週、納車されたばかりのエルグランドでドライブしたい!というのも大きな理由のひとつ。

プレミアムミニバンの先駆けとして1997年にデビューしたエルグランドは学生の頃から憧れがあった。3代目となる現行モデルがデビューした時から買おうか迷っていたけど、子供も大きくなったし“そろそろ…”と、10月のマイナーチェンジを機に、ついに「250ハイウェイスター プレミアム アーバン クロム」を手に入れた。

フロントグリルはダークな色調のクローム仕上げで、キリッと凛々しい顔立ちだし、ミニバンだけどグッと低く構えるように映るスタイルはボクも妻もお気に入りだ。

「さあ、今日は晴れているけど、富士山に潜るぞ!」

「えっ、お父さん、それどういうことなの?」

さあ、みんなで一緒にエルグランドで冒険旅のスタートだ!

■安定した走りで目的地に向かう

家から河口湖までは高速を使えば約2時間。近いとはいえ、アクティビティに行くのだから、運転では疲れないに越したことはない。

その点、新しくなったエルグランドになんの不安もない。従来のエルグランドの強みだった、ミニバンでありながらの低重心による街中でも高速でも安定した走りに加えて、前方車両との距離を保ちながら追従走行する「インテリジェント クルーズコントロール」や、玉突き事故の防止をサポートする「インテリジェントFCW(前方衝突予測警報)」、「インテリジェント BSI (後側方衝突防止支援システム)+BSW(後側方車両検知警報)」、クルマや人との衝突回避をサポートする「インテリジェントエマージェンシーブレーキ」など、「360°セーフティアシスト」が新設定になったから、高速道路を使った遠出でもストレスがなくて安心・快適だ。

お気に入りのところは色々あるけれど、運転して思うのはやっぱり安定感があるのはイイよね。背の高いクルマだと、横風が吹いたりするとふらついたりするけど、その心配がないのは高速を走ってる時の安心感につながる。

助手席が好きな妻はよく”視界が広いからいいね”っていうけど、まさにその通り。運転していると、目線が高いうえに、フロントウインドウの広さを感じるし、インストルメントパネルからドアトリムにかけて水平基調のデザインだから、広々とした感じもある。あと、インパネ回りやインテリアの質感の高さは妻もボクもお気に入りだ。

それに、ダッシュボード中央の10インチディスプレイも大型で見やすい。ナビはもちろんだけど、パーキングでもクルマを真上から見下ろすように表示する「インテリジェントアラウンドビューモニター」があるから、ボディサイズを感じることなくスムーズに駐車することができる。

もうひとつ、妻が気に入っているのがシート。しっとりとした手触りのレザーシートは高級感はもちろん、オットマンもあるし、座り心地も上質。唯一気になるのは、快適すぎて横で寝ちゃうこと。運転するボク目線で言えば、体をしっかりホールドしてくれるから、ちょっとしたワインディングでも体がブレたり、姿勢がズレなくてイイと思う。

そして、思わずニヤリとしてしまうのが、ミニバンなのにスムーズでリニアなハンドリングと、低速域から高速域まで車体をグイグイ引っ張っていくトルクフルな2.5リッター直4DOHCエンジン。走っていて楽しいから、どこまでもドライブできそうだ。

そうこうしているうちに、あっという間に富士五湖エリアに到着。

今日はしっかり富士山も見えているし折り畳み式のチェアやデイキャンプ用グッズも持ってきたので、まずは湖畔でひと休み。日帰りの荷物ならラゲッジスペースに十分に入るし、釣りやキャンプにいく時は、サードシートを畳めばなんなく積めるのも魅力。


湖越しに見えるデッカイ富士山に子供たちも感動! という様子。さあ、湖も堪能したし、今日のメインイベントに向けて出発だ。

■自然の営みで生まれた洞窟をいざ探検!

「さあ、着いた! いよいよ洞窟探検だ!!」

今回、選んだのは「青木ケ原樹海&富士山麓洞窟探検ツアー」。富士山を眺めることはあっても、その下にも世界があるなんて…。

同行してくれる富士河口湖町公認ネイチャーガイドの説明をしっかり聞いて、いざ探検に出発!

▲個人では気軽に行けない(個人の場合は入洞届けの提出と入山許可が必要)洞窟に、富士河口湖町公認ネイチャーガイドが案内してくれる冨士エコツアー・サービスの「青木ケ原樹海&洞窟探検ミステリーコース」。溶岩洞窟まで青木ケ原の樹海をトレッキングしながら約30分。木の種類や樹海の生い立ちなど、丁寧に解説してくれる

「これが青木ケ原の樹海か…」とそのスケールに圧倒された。子供たちに目をやると、松ぼっくりや木の根に生えた苔、磁石が狂う石にも興味津々という様子。そんな視点にちょっと感動しながら樹海散策をしていると、いよいよメインイベントの洞窟に到着した。

▲青木ケ原樹海の先にある、天然記念物の冨士風穴は、海抜1,100mにあり、総延長582m、天井高5mという広い洞窟。洞窟の多孔質の岩が音を吸収するため、声が響かない

「観光用に整備された洞窟じゃないですから、準備運動もしっかりしましょう。ケガにも注意してくださいね」という専門ガイドさんの言葉に身が引き締まる。子供たちもちょっと緊張しているのが分かる。注意事項をしっかり聞いて、いよいよ洞窟に突入。

▲洞窟の入り口は大きくぱっくりと開き、先は真っ暗で何も分からない。その先にある何かにワクワクしながらも、一歩踏み出すにも勇気が必要だ

知らない世界に踏み出す、デッカい一歩だ!

「う〜寒い。これが世界的にも珍しい溶岩洞窟か。へえ、洞窟の生い立ちってこうなっているのか」というのは大人の感想。

▲洞窟内は1年を通して気温は0℃。溶岩が流れてできた溶岩洞で、観光地ではないため手すりや足場はなく、自分の足で降っていく。入り口から200mの幹道が続いている

「溶岩でゴツゴツしてる〜! 真っ暗で見えない!」と、はじめは緊張していた子供たちだけど、それは最初の数分。

「中はこんなに広いんだね! すご~い」。言葉では簡単に表現できない、地球の神秘に驚いているのが手に取るように分かる。でも、そういうボクも自然が生み出した造形美に感動した。地球ってすごいな。来てよかった。

「知らないことは世の中にはたくさんあるぞ。いろんなものを見てデッカくなれよ」と、子供たちに向かって決めたつもりだったけど「お父さんのほうが騒いでたじゃん!」と言われてしまった。笑

■行きも帰りも快適な広い室内空間

アウトドアアクティビティの後は疲れているし、集中力が切れがちになる。

もちろん、運転中には細心の注意を払っているけど、エルグランドは先進運転支援システムが充実しているから本当に安心できる。全グレード標準の「360°セーフティアシスト」が、前方、側方、後方の全方位でドライブをサポートしてくれるから、運転中のストレスが軽減される。

アウトドアアクティビティだけじゃなく、家に着くまでがお出かけだから、何ごともなく安全に帰ることが第一。そう考えると、もはや先進運転支援システムは欠かせないな、と改めて感じた。

「お父さん、次は富士山に登ろうよ!」

「でも、お父さんまたはしゃいじゃうよ」

それにしても、チャイルドシートを卒業して、セカンドシートに陣取った子供たちは楽しそうだ。広々とした室内空間は大人が乗っても快適だし、肘掛けのあるキャプテンシートだし、オットマンも付いてるし…。

「父さんもそっちに乗りたいわっ!笑」

今回は親子3人旅だったけど、エルグランドのおかげで、親子でデッカい一歩を踏み出せたのは間違いないな。7人乗りで広いから、おじいちゃん、おばあちゃんを連れて、どこか温泉に連れてってあげたいし、ワイワイ出かけるのも楽しそうだ。早く気兼ねなく出かけられるようにならないかな!

さて、今度はどこに行こうかな。次のお出かけも頼むよ、エルグランド!

<SPECIFICATIONS>
☆エルグランド250Highway STAR Premium Urban CHROME (2WD)【7人乗り】
ボディサイズ:L4975×W1850×H1815mm
車重:1950kg
駆動方式:2WD
エンジン:2488cc直列4気筒DOHC
トランスミッション:CVT-M6(6速マニュアルモード付無段変速機)
最高出力:170馬力/5600回転
最大トルク:25.0kgm/3900回転
メーカー希望小売価格:465万8500円(税込)

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<取材・文/村田尚之 撮影/湯浅立志(Y2) 取材協力/そとあそび

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