提供:コクヨ
働き方の多様化によって、働く場所だけでなく持ち歩く仕事道具も変わってきました。以前は仕事用PCを自宅に持ち帰るなんてことなかったのに、週の半分は在宅勤務で出勤時には必ずPCを持っているという人もいるかもしれません。また、仕事の資料がデジタル化した結果、常にPCを携帯するようになった、なんてこともありますよね。
仕事する場所が変わり、仕事道具も変わった。それはもしかすると、仕事カバンを変えるいいタイミングかもしれません。
働き方が変わったことで、思い切って仕事カバンを新調した男性のワークスタイルを見てみると、日々の小さなストレスを減らし効率良く仕事をするためには、実はカバンも重要だということが分かってきます。
■オフィスに着いたらスマートに仕事開始
先日、仕事カバンを買い替えた。薄マチのスクエアなリュック。最近は営業もオンラインが増え、書類もほとんどデジタル化したことで、格段に荷物が減った。だから以前使っていたような大きなバッグは必要なくなったことも買い替えた理由のひとつ。
ちょっと身軽になろうかなと思っている時に見つけたのが、THIRD FIELD(サードフィールド)の「STAND BACKPACK 13.3インチモデル」(1万6500円)。決め手はいくつかあるんだけど、ひとつは名前にもある“スタンド機能”。前面下側がパカッと開く。これがとにかく便利。
会社に着いたらデスクの上に立たせてサッとPCを取り出す。開く部分はマグネットで留まっているから、いちいちボタンを外してとかも必要なし。この手軽さはうれしい。
そしてPCスリーブも底までいかず、ちょっと浮いている。だから、出掛ける時や帰宅時にはPCをストンと落とすだけ。下にゴン!ってことがない。こういうストレスフリーなつくりって、地味だけど大事。
スタンド機能は、得意先近くにあるお気に入りのカフェでも大活躍。隣に置いて、スッと取り出して仕事開始!
最近はご時世的に行く回数は減ったけど、以前はよく寄って仕事をしていたんだ。だけど今は、コロナで出勤が週2回までに。基本は在宅勤務になり、会社からは今後状況が変わってもこのままの可能性が高いと言われている。そうなると、カフェやコワーキングスペースなどで仕事をする機会は増える気がする。そういう時に、場所を取らずに仕事道具をすぐに取り出せるっていうのは大事なポイント。
これも、このリュックを選んだ理由のひとつだ。
■シンプルさを損なわない工夫された収納部
薄くてシンプルで、スーツにもビジカジにもカジュアルにも似合う落ち着いたデザインもポイントなんだけど、収納に工夫が凝らされていることも決め手のひとつ。
背負って右側には500mlのペットボトルが入るポケット付き。アウトドア系のリュックだと外側に目立つように付いているけど、これはファスナーで閉められるから、ビジネスでも使えるデザインをキープしてくれる。
左側はメインスペースにつながっている。このメイン荷室も、かなり変わっているんだ。
二層構造になっていて、途中で仕切れるようになっている。仕切りを開けば奥行きが出て、雑誌など大きいものも入れられる。
でもどちらかというと、浅くできることの方が重要。以前もリュックを使っていたんだけど、底までいった荷物を探したり取り出したりってすごくストレスだった。でも浅いと、すぐに見つかる。これが自宅で仕事をしている時も活きてくる。
■在宅勤務時にもフル活用
週の半分以上が在宅勤務になり、急遽仕立てた自宅のワークスペース。仕事カバンをTHIRD FIELDの「STAND BACKPACK」に変えた時、デスクにバッグハンガーを取り付けたんだよね。帰宅したらまずリュックを引っ掛ける。これがルーティーン。
このリュック最大の魅力って、上から荷物が取りやすいということだと思う。だからぶら下げておけば、PCだけじゃなく、ポケットに入れているACアダプターやモバイルバッテリー、ペン、PCスリーブに入れている書類入れとかもすぐにサッと取り出せる。
ちなみに、開いた時に見えるメッシュ部分はリュック上部のファスナーともつながっている。
ここは外出時に一番使いやすいポケットだから、いつも財布や名刺入れ、入館証といったすぐに取り出したいモノを入れているんだけど、このポケットがかなり大きい。しかもウチソトどちらからでも取り出せる。だから財布などは基本、常にここに入れっぱなし。
さらにそれ以外、仕事に必要なものも全て、最後はリュックの中に入れるようにしたんだ。要するに仕事道具の定位置がリュックの中。この使い方を始めてからは、とにかくいろいろスムーズになった。家に帰ってきたらすぐに仕事に取り掛かれるし、終わったらリュックに片付ければOK。おかげでデスク周りが散らからない。出勤時はそのままリュックを持ち出すだけだから忘れ物もなし!
上から手軽に取り出せて、サッと片付けられるというのが大きい。お店でこのリュックを見た時にまず頭に思い浮かんだ使い方だったけど、間違ってなかった(笑)。
以前は、帰宅したらカバンから必要なものを取り出してデスクに置いて、仕事が終わってもそのまま。出勤時はカバンにPCなど必要なものを入れて…。なんてやっていたことを考えると、今は本当に効率が良い。
それにデスク上がキレイになると在宅勤務でもオンオフのメリハリが付く。仕事PCを出しっぱなしにしていると、ついダラダラ仕事をしちゃうところが問題だなと思っていたんだけど、今はそれもなくなった。ラクに片付けられるって大事!
■ブランド名に込められた意味
実はこの<THIRD FIELD>というブランド、コクヨが作った新ブランドなんだとか。働く道具をたくさん手掛けるコクヨが作っていると考えると、働き方が大きく変わった“今”に合った使い勝手の良さにも納得。この「STAND BACKPACK」も、13.3インチと15.6インチ用で2サイズあったり、カラーもネイビーブラックとグレーの2色があったりと、ビジネスパーソンの事情をよく考えられている。
他にも同ブランドでいくつか便利そうなものがあった。実はリュックを買う時に、一緒に小物入れにちょうど良くてスマホスタンドにもなる「STAND TOOL POUCH」(4000円/税別)と、書類入れとして「STAND DOCUMENT BAG」(3000円/税別)も買ってしまった。どちらも立てられるというのがポイント。自宅のデスクは広くないから、立てれば省スペースだし見やすくもなる。
整理整頓はあまり得意じゃない、というよりむしろ苦手な方だったけど、それをカバンが補ってくれるおかげで、仕事もやりやすくなり部屋もスッキリ。<THIRD FIELD>というブランド名は、オフィス、自宅、サードワークプレイスという3種類の場所で働くという意味も表しているそうなんだけど、自分の使い方を振り返るとまさしくそのとおりになっている。
どこでも同じ環境、状況で仕事に取り掛かれる。これってある意味、オフィスを持ち歩いているようなもの。かなりスマートな仕事スタイルが実現できたんじゃないかなって気がしてます。
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<文/円道秀和(&GP) 写真/田口陽介 スタイリング/宇田川雄一 モデル/凪>
※[オフィスシーン]ザ・スーツカンパニーのジャケット/1万8700円、スラックス/8580円、シャツ/4180円、エコー×ザ・スーツカンパニーのシューズ/17600円(ザ・スーツカンパニー 銀座本店)[カフェシーン]オリヒカのジャケット/1万890円、カットソー/3190円、パンツ/4290円(オリヒカ池袋東口店)[自宅シーン]オリヒカのカーディガン/4290円(オリヒカ池袋東口店)、ザ・スーツカンパニーのTシャツ/3080円、パンツ/1万780円(ザ・スーツカンパニー 銀座本店) [撮影協力]VAIO