営業職や中長距離ドライバーなど、日常的に長時間クルマを運転している人にとって車内は、食事を取ったり場合によっては仮眠をしたり、着替えたり。まさに生活空間です。そうなると気になるのがニオイや雑菌など。もちろん毎日クルマ通勤の人だって気になりますよね。
これはワークスペースでも似たようなもの。会社はもちろん、テレワークで自宅の同じ場所で長時間仕事していると、やはり空気の淀みが気になってきます。もちろん定期的な換気は必要ですが、ずっと換気しているわけにはいかないですしね。
しかも花粉が気になる季節の真っ最中。長く過ごす場所では空気もきれいにしたい! そこで注目したいのが、ケンウッドの新製品、“低濃度オゾン発生器”です。
車載用の「CAX-DS01」(実勢価格:2万3000円)と、持ち歩きやすいポータブルタイプの「CAX-DM01」(予想実売価格:4500円/4月発売予定)の2種類。どちらも、空間に浮遊する雑菌の増加を抑えて、イヤなニオイを効率的に抑えてくれる除菌消臭装置です。
■電源を気にせず手軽に使える
クルマでの使用を想定した「CAX-DS01」は、コンパクト設計(W125×H40×D140mm ※突起部除く)。ダッシュボードにもラクラク置けるサイズが魅力です。
電源はシガーソケットから取りますが、上部がソーラーパネルになっているので、こちらでも動かせます。だからエンジンを切った駐車中の車内でも除菌消臭が可能。適用面積は3~8㎡程度が目安なので、一般的な乗用車なら十分です。
一方の「CAX-DM01」は、USBポートに挿して使う全長88mmのポータブルなスティックタイプ。PCのUSBポート以外にモバイルバッテリーでも動かせる機動性の良さが光ります。
適用面積は2~4㎡とやや控えめですが、自宅や会社、さらにはカフェや滞在中のホテルなど、さまざまな場所で手軽に活用できるのがうれしいところ。
いずれも注目したいのは、独自の「多重リング式コロナ放電」機能。受電極の形状を同心円状の多重リング構造とすることで、低濃度オゾンとイオンを効率よく生成。空気中に漂うニオイのもとに低濃度オゾンとイオンが反応し、有害物質の発生を抑制します。
※1:特許第4551977号(株式会社片野工業)
さらにこれら低濃度オゾンやイオンの生成に連鎖して起こるコロナ放電が強力なイオン風を起こし、発生したオゾンやイオンを力強く放出。そのためファンレス化を実現し、動作音も静か。仕事中でも余計な音に煩わされることはありません。
さらに低濃度オゾンによる除菌効果は、試験結果でも実証済み。「多重リング式コロナ放電方式を用いて低濃度オゾンを放出した状態」でシャーレに試験菌を入れたものを室温に置いたところ、試験開始時点で5.4×100000もの数が確認されていた浮遊菌が、24時間後にはほぼ検出されないという結果に。また、シャーレにウイルス浮遊液を入れたウイルス不活化試験においても、24時間後にはウイルスを検出せずに相当する結果が出ており、それぞれ確実な抑制効果が認められています。
【除菌効果試験】 試験依頼先:財団法人日本食品分析センター 試験成績書発行番号:12111499001-02号 【ウイルス抑制効果試験】試験依頼先:財団法人日本食品分析センター 試験成績書発行番号:14074975001-01号
また一般的な空気清浄機では、フィルター交換などメンテナンスがちょっと面倒なイメージがありますが、この「CAX-DS01」「CAX-DM01」では、月1~2回程度の電極プレートの水洗いと針電極の乾拭きだけ。煩わしいフィルター交換無用、簡単お手入れでいつでも快適環境をキープできます。
いろいろと空気環境が気になる昨今。低濃度オゾン発生器を使って、パーソナルな空間を整えてみませんか。
>> ケンウッド 除菌消臭装置
<文/&GP>