提供:キリンビール
最近話題の家庭用ビールサーバーや月額制サービス。中でも「キリン ホームタップ」は、ビールのラインナップの多さに加えて、工場つくりたてのおいしさが自宅で愉しめると評判です。
しかもビールサーバーの機能も本格的。簡単なレバー操作でクリーミーな泡を自在につくりだせるというからテンションが上がります!
今回、ホームタップを体験する機会を得たので、サーバーのメカニズムをチェックしつつ、自分で注いだ一杯を味わってみました!
■自宅で生ビールを愉しめる「キリン ホームタップ」
俳優の中井貴一さん、天海祐希さんが夫婦を演じるTVCMが注目を集める「キリン ホームタップ」。自宅にいながらおいしいビールを注いで飲めるなんて! とビール党が待ちに待った待望のアイテムです。
実はサービス開始は2017年なのですが、サーバーの改良を重ねながら、供給体制も万全に整えたことで、改めて今年から本格的に始動! となったのです。
サービスの要であり、おいしいビールを注ぐために欠かせないビールサーバーですが、本体は直径300×高さ400mmの円筒形で、カラーは清潔感のあるホワイトを採用。丸みを帯びた佇まいが愛らしく、手頃なサイズやデザインはダイニングテーブルやキッチンカウンターとも相性も良さそうです。
タップ(レバー)部分にはアクセントとして木目があしらわれており、リビングルームに置いて、寛いだ時間のお供というシチュエーションにも似合いそう。そんな想像が膨らむのも、デザインへのこだわりあってのことでしょう。
本体は保冷機能を備えており、サーバーの内部でビールを最適な温度にキープ。ビールの適温は一般的に6~8℃といわれますが、温度が高いと泡だらけになり、一方で低すぎると香りや味を引き出せません。そこで、キリンでは試作に1年以上をかけ、改良を重ねることでベストな設定を実現したそうです。
■注ぐまでの準備はわずか5ステップ
泡や香り、風味と、なかなか繊細なビールの世界ゆえ、サーバーのセッティングやお手入れもさぞかし大変なのでは…と思うかもしれません。ホームタップならそんな心配や面倒は不要!
たった5ステップ(ざっくりいうと開けて、入れて、繋いで、閉める)で、スタンバイ完了となります。早速、その手順をチェックしてみましょう。
1.炭酸ガスカートリッジを専用のホルダーに装着
緊張の第一歩は交換用の炭酸ガスカートリッジの装着です。手のひらに収まる大きさの炭酸ガスカートリッジを専用のホルダーに入れて、ガスユニットをサーバー本体にセットする仕組みとなっています。作業はあっけないほど簡単に完了。とくに力も要りません。
ガスということもあり、最初は少々ドキドキしましたが、シンプルでしっかりした作りのガスユニットは十分な安心感を与えてくれました。また、使用済の炭酸ガスカートリッジは自治体の決まりに従った方法で、家庭ゴミとして捨てられるので、こちらもご安心を。
2.ビールをサーバーにセット
準備で一番テンション上がるのが、この瞬間。これから飲むビールを自分でサーバーにセットするなんて、贅沢の極みです。早く飲みたい気持ちを抑えながら、ビールのキャップを付属のビアラインキャップに取り換えサーバーにセットします。
「こういうセッティングって結構難しいんじゃないの?」というイメージがありましたがまったくの杞憂でした。
また、必要な備品については、ビールと一緒に必要な分が届くので、衛生面への配慮もバッチリと行き届いていますし、交換タイミングもわかりやすい。
3.チューブをノズルに固定
チューブをノズル部に通して、ワンタッチ式のロックで固定します。このロック機構は“カチッ”とした感触があるので装着ミスは防げます。
一方のチューブですが、「折れ曲がりがあるとガスやビールがベストな状態で注げないので気をつけましょう」とのこと。おいしいビールのためにしっかり確認しますが、チューブは程よくしなやかなので、普通に注意しつつセットすれば大丈夫です。
実際に触れてみると、こうしたメカニズムすべてが分かりやすくて高精度、よく出来ているな…と感じます。一連の装着作業もガジェット感があってワクワクします。
4.ボトルと炭酸ガスをチューブで接続
ボトル上部のキャップ部にガスユニットから延びるコネクター式のチューブを装着。こちらもワンタッチ式で、カチッという感触があるまで押しまわすだけでセットできます。
なるほど、チューブから最適な圧力で炭酸ガスが送られてビールを注ぐのか…と改めて構造を確認。実はこの炭酸ガスもおいしさの秘密で、ビールが空気に触れないことでビールの繊細な風味が保たれるそうです。やっぱりビールサーバーのメリットってあなどれません。
また、このノズル部をはじめ、泡をつくるメカニズムは開発チームがこだわったと胸を張る部分。クリーミーな泡を実現するために1/100ミリ単位で調整を重ねたそうです。そんなストーリーを聞いてしまうと、思わずノドが鳴ります。はやく飲みたい!と言いつつも、ここまででほんの1分少々ほどでしょうか。
5.上蓋を閉じれば準備は完了!
チューブやストローといったビアラインに、折れや曲がりがないことを確認して上蓋を閉じれば準備は完了! 慣れてしまえば1、2分でセッティングは終わります。
初めて触れたものの、手順に迷うような部分はとくにありません。むしろ、自分もおいしいビールづくりに参加している気分! といったら言い過ぎでしょうか。
ともあれ、こうしたお手軽さもホームタップの魅力といえそうです。また、愛らしい佇まいのなかに、考え抜かれた構造を秘めていることを実感です。
■いよいよタップデビュー!素人でも簡単に注げるのか?
いよいよ緊張の一瞬! キリンのフラッグシップビール「一番搾り」の最上位ブランド「一番搾りプレミアム」を注ぎます。
タップを手前に引けばノズルからビールが注がれ、奥側に倒せば泡がつくられる…といった簡単なレクチャーを受け、いざ挑戦です。
まずはタップを引いて、傾けたグラスに軽く当てるようにビールを注ぎます。初体験ということで、どの程度の勢いでビールが注がれるのか、おっかなビックリでしたが、そんな心配は不要でした。
言葉でいえばスルスルという感じでしょうか、実に安定した流れでビールが注がれていきます。
グラスの7分目あたりまで注がれたらタップを戻し、グラスを垂直に起こします。そして、タップを奥側に倒すとノズルからクリーミーな泡が滑らかに出てきます。ちょっとビールや泡を足したいというとき、自在に調整できるのもサーバーならではでしょう。
ここまで、特に難しいテクニックが必要でないのも驚きでしたが、目の前のビールは初めて注いだとは思えない感動的な仕上がりです。
とはいえ、ビールはやはり飲んでこそ。さっそく、頂いてみると…。
ありきたりですが「うまい!」のひと言。
クリーミーな泡とビールのしっかりとした冷たさで、まさに生ビールならではの滑らかな口当たり。芳醇な香りと生ビールらしい苦味と酸味のバランスも絶妙で、キメ細かな泡とのコントラストも相まって、口の中が幸せ状態。掛け値なしに“コレが家で愉しめるなんて!”と思った瞬間でした。
■おいしいビールの秘密とラインナップ
※販売時期やラインナップ、デザインは予告なく変更する場合がございます ※ホームタップにおける期間限定ビールを含みます。一部店舗、通販でもお取り扱いのある商品です ※期間限定ビールには、加熱処理をしている生ビールではない商品も含まれます
キリンがホームタップ用サーバーの開発に力を注いだのは前述のとおりですが、ビール用ペットボトルにもおいしさの秘密があるのです。
ビールは酸素に触れることで風味が失われてしまいます。ペットボトルは扱いやすく手軽な一方で、PET樹脂には酸素透過性があることから、一般的にビール用容器には用いられてきませんでした。しかし、ホームタップ用ペットボトルは特殊コーティングを施すことで、酸素の透過を防ぐことに成功。こうした工夫により、出来たてのおいしさをそのままにご自宅に届けることが可能になったのです。
また、ホームタップの愉しさとして挙げておきたいのが豊富なラインナップです。定番である「一番搾りプレミアム」のほか、毎月3~4種類がラインナップされており、季節に合わせて期間限定ビールが用意されています。
ビールは月2回、指定した日に1リットル×2本のセット(1箱)単位で届きますが、お届け予定日の6日前までは種類の変更が可能となっています。季節や気分に合わせて”次はコレを飲んでみよう”という愉しみ方もホームタップの魅力なのです。
■使っているユーザーのおいしさ満足度は97.7%!
そして、実際にホームタップを使っている人たちからは「注ぎたてのひと口目がとてもおいしくて幸せです。サーバーもちょうど良いサイズでした」「我が家でウマいビール飲めるよ! 初日はビーフシチューとともに」「オンライン飲み会でも大活躍 ホームタップ生活最高」と、その魅力を熱く語る声が続々と寄せられています。
確かにひと口目のクリーミーな感じは感動モノ(ふた口目以降もうまい!)ですし、ちょっと頑張った夕飯やお気に入りのテイクアウトと組み合わせても最高だろうな、と夢も膨らみます。また、オンライン飲み会のお供においしいビールは最高の相棒でしょうし、友人・知人からの注目度を想像するとニヤリとしてしまいそうです。ちなみに、キリンビールによると利用者のおいしさ満足度は97.7%とのこと。そんな数字もコメントを見ると納得というところです。
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自宅で過ごす時間も増えつつある昨今。「余暇や食事など、今までよりも家での過ごし方にこだわりたい!」という方も多いはず。おいしいビールを心ゆくまで味わう、そんなちょっと贅沢な時間を愉しんでみてはいかがでしょうか。
※ビールは1リットル×2本が月2回届く「月4リットルコース」、1リットル×4本が月2回届く「月8リットルコース」を設定。ストローや炭酸ガスカートリッジ、ビアラインキャップなどの備品は月額基本料金に含まれます。
<取材・文/村田尚之 撮影/鵜澤昭彦(スタジオ・パワー)>