久々にスマホにグッときた Galaxy S6 edge

そのフォルムも質感も
すべてがリュクスで未来的

フィーチャーフォン全盛の時代、僕らは携帯電話に執心していた。毎シーズン、バリエーションに富んだ多くのモデルがリリースされ、いつだって本当に欲しいと思える端末を手にしていた。当時、日本の携帯電話は世界でもトップレベル。毎シーズン進化していく端末は、ユーザーの手に余るほどの高機能を備え、通信速度の向上も相まって、携帯電話を使うことを心から楽しんでいた。

しかし、当時僕らが携帯電話に熱中していた理由は、先進の機能やサービスだけではなかっただろう。大量にリリースされた端末は、そのいずれもが個性的なデザインを有し、魅力を放っていた。ストレート型に折り畳み、スライド式といった形状に加え、カラーも質感も、すべてがバリエーションに富み、僕らはいつでも自分の好みに合致する端末を選び、持ち歩くことができた。

スマホの出現により、端末の外観は画一化された。四角い筐体に大きなディスプレイ…。もちろん、視認性を高めるためにディスプレイの大型化は進み、筐体は薄くなり、操作も格段にスムーズになった。しかし、それはあくまでもユーザビリティの話だ。

「Galaxy S6 edge」はひと目見た瞬間、今までとは明らかな違いを感じさせてくれるスマートフォンだ。ディスプレイの両サイドに緩やかなカーブを設けた“デュアルエッジスクリーン”はフューチャリスティックなたたずまいだし、その周囲を取り囲むガラスとメタルが融合したフレームは、光の当たり具合によって輝きと色彩を変え、上品な雰囲気を放っている。

デュアルエッジスクリーンの美しさは、ディスプレイとボディが1枚板のようにきれいに合わさり、かつ筐体の丁寧な仕上げの賜物だ

しかもその素材は、飛行機の機体や自転車のフレームにも用いられ、高い硬度を有する“アルミニウム6013”と、耐久性・耐傷性で高い評価を獲得する米コーニング社製の“ゴリラガラス4”を採用。端末をうっかり落としてしまっても、傷が付きにくく壊れにくく、ずっと美しい姿を愛でられる実用性はもとより、素材へのこだわりは、モノ好きである僕らの心をがっちり掴む。

インパクトがあり、それでいてとってもリュクス。目にした瞬間、理屈抜きに「欲しい」と感じさせてくれる端末の登場は、本当に久しぶりではないだろうか?

独特の形状を活かし、エッジ部によく連絡する相手を最大5人まで登録できる“ピープルエッジ”機能も搭載されている

湾曲したディスプレイに
背面のミラーデザイン
今、再びスマホがおもしろい

当然、その美しさは背面にも及ぶ。フロント同様、アルミニウム6013をベースにゴリラガラス4を融合。そこに光学フィルムを配すことで、光の当たり方による色調の変化とグラデーションを堪能できるようになった。しかも、全面にミラーデザインを採用することにより、宝飾品を思わせるような上質な仕上がりとなっているのだ。

「Galaxy S6 edge」が発売される前の4月某日。この端末を目にしたファッション業界の関係者は、端末を手に取るや、口を揃えて「何これ!? カッコいい!」という感想を漏らした。それは、いまだかつて目にしたことのないデュアルエッジスクリーンの魅力と、美麗な背面の仕上げ、すべてに対してである。特にデュアルエッジスクリーンに対しては、単なるデザインではなく、頻繁に連絡する相手を最大5人まで登録できる“ピープルエッジ”や、本体を伏せていても着信相手を色で判別できる“エッジライティング”といった機能が盛り込まれていることにも感心していた様子だったし、何よりこの独特な形状がもたらす“端末のホールド感”は、意外な驚きだったようだ。

 

感度高めな皆さんもグッときたご様子

「カーブしてる液晶がおもしろい! 液晶画面がカーブしてるのが斬新。パッと見で凄いと思いましたね」(ナノ・ユニバース プレスマネージャー/田中直樹さん)

 

「持ちやすくてビックリ! 両サイドが薄くて、手にしっくりと馴染むのがいいですね」(4Kディレクター/河村充倫さん)

 

「ミラーの背面がとにかくキレイですね! 選ぶならやっぱりゴールドかな」(igc/保科裕人さん)

 

このほか、ホーム画面からわずか約0.7秒で起動できるカメラ機能によって、決定的なシャッターチャンスを逃さないようになったり、“おくだけ充電”にも対応するようになっていたりと、デザインのみにとどまらない魅力を携えている。

僕らがフィーチャーフォンに夢中だった頃の「携帯電話がおもしろい」という感覚。「Galaxy S6 edge」は、その感覚を再び呼び起こしてくれる。

背面を彩る光のグラデーションと、ミラーデザインによる映り込みがなんとも上品なたたずまい。端末を握った時の見た目は普通だが、実際はデュアルエッジスクリーンの影響で、良好な持ちやすさを実現している

 

メイン/サブともに、カメラはF値1.9のレンズを搭載。リアルタイムなHDR機能で暗い場所でも明るく撮影できるほか、ホームボタンの二度押しでカメラを即座に起動できるスピードも頼もしい

 

WPC(Qi)およびPMAの両ワイヤレス充電規格に対応。しかも、バッテリー残量0~15%の状態からでも約180分で100%の充電を可能にした

 

Galaxy S6 edge

細かな文字もしっかりと判読できる、約5.1インチのSuper AMOLEDディスプレイを搭載。端末のカラーは全4色で、Gold Platinum(左)はNTTドコモとauから、Green Emerald(左から2番目)はNTTドコモ、Black Sapphire(右から2番目)とWhite Pearl(右)はauから、それぞれ発売されている

 

再びおもしろくなったスマホの
もうひとつの選択肢
薄く、そして、より使いやすく──
「Galaxy S6」

「Galaxy S6 edge」と併せて注目したいのが「Galaxy S6」。こちらはデュアルエッジスクリーンこそ採用されていないが、フロントと背面の仕上げや質感、そして機能やスペックはedgeと同様となっている。フラットデザインだが、端末の厚さはわずか6.8㎜で、握った時のホールド感は十分。しかも、ポケットなどにも収まりやすいスリムサイズを実現している。カラーはWhite Pearl(上)、Gold Platinum(中央)、 Black Sapphire(下)の3バリエーションで、こちらはNTTドコモより発売されている

 

Galaxy カスタマーサポートセンター
TEL.0120-363-905
(営業時間/9:00〜17:00 無休)
http://www.samsung.com/jp

 

(写真:星 武志・estrellas[静物]、 下城英悟 [人物]/文:竹石祐三・GoodsPress編集部)

 

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