パイオニアからリリースされたドライブレコーダー「カロッツェリア VREC-DH300D」は同社の新世代モデル。開発にあたり、従来モデルユーザーからの要望も数多く取り入れられたという。スタイルは現在の売れスジである2カメラ型で、フロントカメラを内蔵した本体にブラケット一体式のリヤカメラを付属。12V電源が取得できれば車種を問わず装着可能。
カロッツェリア
「VREC-DH300D」(実勢価格:2万6000円前後)
カロッツェリア前後2カメラドライブレコーダーの最新鋭モデル。高画質で扱いやすく、価格も抑えられている。オプションの駐車監視ユニットを利用すれば安心感が一段とアップする。
【Spec】
●フロントカメラ:水平112度、垂直60度、対角135度
●リヤカメラ:水平105度、垂直55度、対角128度
●フレームレート:27.0fps
●ディスプレイ:3.0インチ液晶
このモデル最大の特徴となるのは、リーズナブルな価格設定ながらトップレベルの高画質記録を実現していること。センサーは、フロントカメラが370万画素WQHD画質、リヤカメラが200万画素フルHD画質で、どちらのカメラも高感度でノイズの少ないSTARVIS技術搭載ソニー製CMOSセンサーや、明るいレンズ(フロントF1.4/リヤF1.8)を採用。
昼夜ともにきわめて鮮明で、写真を見れば実力の高さは一目瞭然だろう。万一の事故の際には信頼性の高い証拠となる。もちろん、周囲のクルマのナンバープレートがハッキリ読め、ドライバーの動きや顔まで認識可能。オプションの駐車監視ユニット「RD-DR001」(6600円)を追加すれば駐車中は監視カメラとしても活躍する。
■設定は誰にでもシンプルでわかりやすい
■再生映像は高画質で色の再現もバッチリ!
所有欲をくすぐるルックスの高さにも注目。本体はスタイリッシュなデザインで、前面はグレーのツヤ消し、側面と背面はピアノブラックの美しい仕上げだ。ブラケットにGPSアンテナを内蔵することでボディを薄型化(本体最薄部17mm)し、L字型電源ケーブルでスッキリ取り付けられる点も見逃せない。
コントロールは、右側面の大型ボタンと背面の3インチ画面を利用し、初心者でも簡単に扱える。リヤカメラはルームミラーの映り込みを低減した小型サイズ。一体型ブラケットで最適な角度調整ができる。
あおり運転対策にも対応する、超高画質の前後2カメラ搭載ドライブレコーダー「カロッツェリア VREC-DH300D」は今夏の大注目モデルだ。
<文/浜先秀彰 撮影/澤田和久>