水辺の遊びが楽しい季節がやってきました。
釣りやSUP、カヌーにパックラフト…どんなことに挑戦しようかワクワクしながらギア選びをしていることでしょう。
でも、ちょっと待って。ギア選びと同じくらい、大切なのがシューズ選びです。
ウォーターアクティビティのフィールドは石がゴロゴロ転がっているのは当たり前。不安定な岩に苔や泥が張り付いているだけじゃなく、一面ぬたぬたになっていることも!
こんな場所をソールが薄くてかかとがずれるビーサンで歩くなんて、苦行でしかありません。
スニーカーやブーツなら安定した歩行ができるかもしれませんが、中に水が入ると不快だし、なかなか水が抜けずズッシリ。たとえ履き替えても、濡れたスニーカーは重くて持ち運ぶのが嫌になるし、我慢してそのまま履いていると生乾き独特の臭いが出るのも悩みのタネだったりします。
ベストは水陸両用のシューズやサンダルですが、ソールが薄いものが多く、河原や岩場では足の裏が痛くてソロリソロリ歩かざるを得ません。
ゴロゴロ石からビーチ、ぬた泥でもしっかりグリップしつつ、水抜けがよくて水遊びをした後すぐに、キャンプサイトやビーチから街への買い物に出かけられる。そんなウォーターアクティビティの不安と不満を軽減したのが、サロモンの水陸両用シューズ&サンダルです。
■不安定な地面に強いスポサン!
「SPEEDCROSS SANDAL」(1万3200円)
トレラン用シューズ「SPEEDCROSS」をベースに開発されていて、水の中でも陸上でもグイグイ歩けるサンダル。ハイパフォーマンスEVAフォーム(EnergyCell)を内蔵し、衝撃をやわらげる体にやさしい設計となっています。
ユニセックスで22cmから30cmまで用意されているので、家族とさりげなくリンクさせるのも楽しいですね。
かかとと甲は面テープでピタッと調整でき、気になるゆるさや圧迫感はありません。360°成形EVAフットベッドにより、足を包み込むようなワンピース構造と相まって、履いているのを忘れそう。
アウトソールはラグが深く、マッドな地面でもしっかりグリップ。もちろん、足側もレザータイプフットベッドを採用することで、足がサンダルの上で滑ることはありません。
■つま先を守る水陸両用シューズ
「AMPHIB BOLD 2」(9900円)
そのまま水に入れる夏用スニーカーで、今季はさらに軽く、通気性アップ!
脱ぎ履きしやすいQuicklaceを採用しているので、ぴしっと締め上げれば軽やかに走れます。反対に、かかとを折りたたんでサンダルみたいにルーズにも履けるため、ハードめのアクティビティでもキャンプサイトでも使いやすい一足になっています。
アウトソールはデッキシューズやスタッドレスタイヤのようにトラクションがかかると細かい溝が出てくる仕組みになっているので、濡れた岩や釣り船、SUPといった不安定で濡れた場所でも確かなグリップ力を発揮。たとえアクティビティ初心者でも自信を持って歩けるので、周囲を見渡す余裕が生まれます。
シューズの場合、石や砂が入り込むと、気になって歩行に集中できません。裸足ならなおのこと!「AMPHIB BOLD 2」は石が入りにくいガゼットタンを採用しており、Quicklaceをしっかり締め上げていれば石などが入りにくい構造がうれしい。
裸足でも心地よいクッション性のあるEVAソックライナーを採用。ソックライナーカバーはコーヒーの粉から作られていて、湿度をコントロールすると同時に防臭効果も期待できるというから頼もしい! ミッドソールからレーシングシステムまで足全体を優しく包み込む履き心地も秀逸です。
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あらゆるシーンに対応するサロモンの水陸両用シューズ&サンダルなら水辺をさっそうと歩けます。たとえ初心者でも2割ほどレベルアップして見えるし、何よりも安全。夏の休日をより充実させてくれますよ。
<文/大森弘恵 写真/逢坂聡、サロモン>