防災も考えてキャンプするとわかるAnkerのポータブル電源の安心感

防災・アウトドアシーンを中心に「ポータブル電源」が盛り上がりを見せています。しかし、実際に使うときの注意点や、いかに防災に役立つのか、いまいち具体的に見えてこないという声もしばしば。そこでアウトドアライターとして活躍する松井直之さんに、被災時を想定しながらキャンプシーンでポータブル電源を使ってもらい、ポータブル電源の魅力や使い方のポイントを聞いてみました。

松井直之

▲フリーランスエディター/ライター・松井直之さん

 

松井直之|出版社やIT企業を経てフリーランスに。アウトドア関連企画の取材・執筆から、デジタルメディアのプロデュースやコンサルティングまで、編集スキルを軸に活動中。趣味はオートキャンプ

 

 

 

■“充電”のことならAnkerにおまかせ

Anker PowerHouse ll 800 ポータブル電源

使用するのはAnkerのポータブル電源「PowerHouse ll 800」。21万6000mAh (778Wh)の超大容量バッテリーを備え、家電などを動かせる合計最大500W出力の純正弦波AC出力ポートを2つ。USB-Cポートも2つ、USB-Aポートを4つ、シガーソケットを1つ、DC出力ポートを2つ搭載し、合計最大770Wの超高出力で11台の機器を同時に充電・給電できるポータブル電源になっています。

「Anker(アンカー)」は、2011年の創業時より、時代に先駆けてモバイルバッテリーなどの充電関連製品を手掛けてきました。

世界100カ国以上で累計数千万個の高品質なモバイルバッテリーの販売実績があるグローバルブランドで、Amazon.co.jpにおいてもモバイルバッテリーや充電器など数々のカテゴリで売れ筋ランキング1位を獲得しています。

■災害時にも使えるキャンプ道具とポータブル電源選び

さて防災時を考えたうえでのキャンプですが、ファミリーキャンプの達人である松井さんはどう考えているのでしょうか。

「キャンプ道具はマンションの1階にある各部屋専用の物置スペースに整理整頓して保管してあるので、なにかあったときは、そこからライトやポータブル電源、寝袋などを持ち出せればと考えています。あとは既製品の“防災セット”を玄関近くに常備しています。バックパックのなかに、アルミやラップ、カトラリー、ジャグ、銀マットといったものがセットになっているものです」(松井さん・以下同)

また、防災バッグは本当に最低限の非常アイテムだけが入っており、必ずしも万全とは言えないようですが、ポータブル電源と組み合わせることで効果が高まるのは間違いないとのこと。なかでも家電が動かせるのは大きいと松井さんは話します。

「特に冬場に被災した場合、いかに暖を取れるかが最も重要になります。防災バッグには銀マットが入っていますが、氷点下を下回る場合はとても耐えられません。そこで電気毛布と組み合わせることで効果が倍増するため、ポータブル電源のありがたみがわかるでしょう。反対に、夏場の猛暑日に炎天下で扇風機が動かせるのは大きなメリット。AC出力で動かせるのは最大500Wまでなので、範囲内の家電はチェックしておくと安心です」

キャンプ道具の選び方は、「これは防災に使えるかも」という視点で考えることが多いらしく、防災バッグも備蓄だけでなく実際に使ってみると被災時の訓練になるそうです。

ポータブル電源は家族全員で使える大容量モデルがおすすめ。ただし、あまりに大容量のものは値段も高く、重さもあるため持ち運びには向きません。

また、USBポートの数やACポートの数も複数人で使う際の使い勝手の良さに直結するため、購入前に確認しておきたいところです。

「PowerHouse ll 800」であれば788Whと十分なバッテリーを搭載しているので、家族全員で使え、持ち運びも可能なサイズ感です。さらに、合計11ポートを搭載しているため、防災用としてもアウトドア用としても活躍の場が広いのが魅力です。

■まさかの水害でポータブル電源の大切さを改めて感じた

そして先日、松井家はキャンプ中に危険な長雨に遭遇。防災時のポータブル電源のありがたみを体感しました。

「キャンプをしていたら“線状降水帯”に入ってしまって、滞在していた時間のほとんどが土砂降り。山からは水がどんどんとキャンプサイトに流れこんできて、キャンプ場のエントランスは池のようになってしまいました。キャンプ場から出られず“このまま家族で隔離されるかも”という事態まで想定しました」

▲管理棟前の道路は冠水。あやうくキャンプ場に閉じ込められる事態に

「そんな状況の中で頼みの綱となったのがAnkerのポータブル電源。天気予報のチェックをするためにはスマホが欠かせませんし、夜を過ごすのにLEDランタンの明かりは不可欠。電気がなければ、精神的にもダメージを受けていましたが、ポータブル電源があったことで、電池切れの心配はありませんでした」

「現代人にとって、電気と情報は生活に欠かせないインフラのひとつ。特にスマホでTwitterなどのリアルタイムの災害情報や天気予報を充電切れを気にせず常に入手できたことは、大きな安心でした。万が一のときでも、ポータブル電源が一台あれば、家族の不安を取り除いてくれるライフラインになるということを痛感しました」とのこと。

また、「PowerHouse ll 800」はバッテリー残量が「残り時間」でわかるディスプレイを搭載しているのも大事なポイントだそう。スマホや照明、扇風機などをあと何時間使えるのかがわかれば、計画的な電力の利用が可能となります。

▲残り電力だけでなく、スマートパネルで出力・給電時のW数や使用残り時間などを示してくれるのも便利だ

さらに、「PowerHouse ll 800」は長く使える高耐久設計な点も安心なポイント。 継ぎ目のないボディと丸みを帯びたデザインを採用し、角や背面、液晶を強化しており、高さ50cmからコンクリート床への落下テストもクリアしているとのこと。アウトドアや屋外での使用を繰り返すことを考えると、耐久性が高いこともポータブル電源選びで重視したいポイントです。

非常時用に長期保管した場合でもバッテリーの自然消費を少なく抑える仕組みを搭載しており(1年でわずか24%のみ消費)、災害時の備えにも最適です。また、ランタンやSOS用フラッシュとして使用可能なLEDライトを搭載しており、停電時も十分な電力と灯りによる安心感を得られます。

■Ankerのソーラーチャージャーをプラスすれば効果倍増

あやうく被災しかけた松井家ですが、実際に「PowerHouse ll 800」へ触れて感じたことを聞いてみました。

「大容量だけど、大きすぎないサイズ感。丈夫についている取っ手が持ち運びに便利でした。また、カーゴボックスなどにすっぽり収まるので、クルマでの持ち運び時も安心でしたね」と利便性に注目しながらも、さらに別売りのAnkerのソーラーチャージャーを同時に使うこともオススメしています。

天気がよければ最大100W給電が可能というパワフルなソーラーチャージャー「PowerSolar 3-Port 100W」。とはいえ、ポータブル電源へ満タン充電するのは晴れている日でも約9.5時間かかるため、それより「並行して使用することで電気の減りを抑えてくれるのが大きい」と使用感を教えてくれました。

ソーラーチャージャー 太陽位置測定器

▲中央部に太陽の位置測定器がついており、マークに影を合わせると太陽に対してのパネル角度がベストになる

*   *  *

今回、松井さんの体験やお話を聞いてわかったのは、自宅であれ避難所であれ電気が使えなくなったときの最後のライフラインとしてポータブル電源が活躍するということ。特にスマホは緊急時の通信や情報入手に欠かせません。災害続きの国内事情を鑑みても、アウトドアブームの今だからこそ、防災時を想定したキャンプなどを経験しておくとちょうどいいのかもしれませんね。

  • Anker PowerHouse ll 800 (アンカー パワーハウス ツー 800)

778Whの超大容量バッテリーを搭載し、11台同時充電・給電かつ合計最大770Wの超高出力という魅力を兼ね備えたパワフルなポータブル電源。2つの純正弦波AC出力ポートから電気毛布や小型冷蔵庫、扇風機などの小型家電を2台同時に利用できます。

また防災製品等推奨マークを取得しており、「Anker PowerHouse ll 800」は防災分野において有益な活用が可能で安全性、機能性、利便性に寄与する製品として認証されています。

Anker PowerHouse ll 800 ポータブル電源

  • サイズ:約300(幅)×185(奥行き)×204(高さ)mm
  • 重さ:約8.3kg
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  • 「goodspressPH」
    実施期間:21/9/14 (火)23:00まで

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正規取扱店舗にてご購入いただき、Anker Japan公式サイトに会員登録(無料)いただくと、ご購入日から最大24ヶ月間、製品保証を受けることができます(※会員でない場合は最大18ヶ月)。保証期間内に製品に不具合が生じた場合は、アンカー・ジャパンのカスタマーサポートへお問い合わせください。

  • Anker PowerSolar 3-Port 100W (アンカー パワーソーラー 3ポート 100ワット)

最大100WのDC出力でPowerHouse llシリーズへの充電が可能なソーラーチャージャー。4枚構造の折りたたみデザインで持ち運びにも最適で、単結晶パネルの採用により最大23.5%の高効率でソーラー充電を実現。

こちらも防災製品等推奨マークを取得しており、防災分野において有益な活用が可能で安全性、機能性、利便性に寄与する製品として認証されています。

Anker PowerSolar 3-Port 100W ソーラーチャージャー

  • サイズ:
    格納時:約525(幅)×470(奥行き)×85(高さ)mm
    展開時:約1446(幅)×525(奥行き)×45(高さ)mm
    重さ:約5.0kg
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<文/三宅隆(&GP) 写真/下城英悟、松井直之>

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