温暖化が叫ばれる昨今ですが秋冬ともなると寒くて当然、だからアウターは不可欠。そこで選ぶべきアイテムの最適解がダウンジャケットです。ざっくりラフに羽織れる軽快さ、街着には十分なほどの高い保温性など、優れた機能性で老若男女から人気を集めているのはご存じの通り。
とはいえ、よほどの寒冷地域でない限り、高価格帯のモデルはオーバースペック過ぎて普段使いには無用の長物。そこで我々に必要なのが、軽くて着心地が良く、普段使いで気兼ねなく羽織れる一着、というワケです。
■今必要なのは“日常に寄り添う”ダウンジャケットだ
重要なのは“いかに日常に寄り添ってくれるか”。たとえば旅行、山歩き、写真、読書など、何かに夢中になり自由に楽しむプライベートタイム。ストレスのない服を着れば、もっと思いっきり楽しめるはず。
それを可能にするブランドがINSPIRE(インスパイア)であり、抜群の着心地と程良い保温性など必要十分な機能性を押さえながら、コレでいいではなく、コレがいい! と思わせる逸品アウター。それこそが「ライトダウンジャケット」(1万7600円)です。
パンツ8690円/INSPIRE
■必要十分な機能を押さえたダウンジャケットがINSPIREにある
まずは全体像をご覧あれ。アウトドアブランドのダウンジャケットは確かに高性能ですが、現代的で本気仕様のデザインやシルエットが合わせづらいと感じる人も多いはず。
その点、こちらは非常にシンプル&クラシカル。ゆえに着回しもしやすく、多様な場面で相棒として活躍してくれることが容易に想像できます。
なお、フロント胸の内側には貴重品を収納するのに最適なファスナーポケットを備えています。今やスマホは生活必需品。アクティブに趣味を楽しんでいても、落としたり紛失したりといった心配は無用です。
■趣味の時間だけでなく仕事中も。この一着があれば安心だ
「機能性・デザイン性を兼ね揃えた良いモノというのは分かったけれど、実際に着用するとどうなの?」。ということで、ここからはオフタイムとオンタイムに分けて、INSPIREのダウンジャケットの実力をご紹介。まずは、趣味の時間を楽しむ休日=オフタイムからどうぞ。
■休日は近くの公園へチェアリング。1人の時間を満喫しよう
秋が深まる10月。ひんやりとした風が心地良く感じられる今時期にうってつけなのが、アウトドアチェアひとつで楽しめるチェアリング。近所でも雰囲気を楽しめますが、せっかくならちょっとそこまでクルマを出して、非日常感を味わいたいところ。
薄くソフトな表地がもたらすしなやかな着心地と邪魔にならない絶妙な着丈が、着用したままでの運転も可能にします。
Tシャツ6490円、シャツ9790円、パンツ8690円/すべてINSPIRE
さて、お気に入りの公園に到着。折り畳まれたチェアを肩に掛け、雰囲気の良い設置場所を探しつつ気ままに散策中。
ダウンにとって封入されている羽毛量は重要ですが、あまりにもパンパンに詰まっていると普段着としてはトゥーマッチ。その点「ライトダウンジャケット」なら、身体を優しく包み込むように程よくボリューミー。後ろ姿からも漂うリラックスムードが一目瞭然です。
チェア8900円/ロゴス(ロゴスコーポレーション)
気持ちよく開けた野原にチェアを設置し、挽きたて・淹れたてのコーヒーの味に舌鼓。街の喧騒から少し距離を取り、ゆったりと1人で何もしない時間を自由に楽しむ。なんとも贅沢なオフタイムの使い方です。
ついつい長居して肌寒くなってきてもINSPIREのダウンがあれば問題なし。むしろひんやり涼しい秋風が、日々の生活に疲れた心を癒してくれるでしょう。
テーブル1万8800円/ロゴス(ロゴスコーポレーション)
リラックスして周囲を見渡すことで、普段は見逃してしまいがちな美しい光景に改めて気付かされる。これもまたチェアリングの楽しみのひとつです。
それに、可動域まで計算されたシルエットは腕回りも軽快そのもの。相棒のカメラも瞬時に構えられ、狙った一瞬を撮り逃すこともありません。
■実はスーツとの相性抜群。ライトな着用感が外回りにうってつけ
保温性に優れ、動きやすく、見た目にも伝わるリラックス感。そんなINSPIREのダウンジャケットが活躍する場面は、趣味を楽しむオフタイムだけにあらず。続いてはオンタイムでのダウンジャケットスタイルにフォーカスしてみましょう。
スーツの上から羽織るアウターはコート一択。そんな前時代的な考え方からアップデートされた令和のビズスタイルにおいて、アウターの定番となっているのが、より軽く・暖かなダウンジャケットです。
しかし、膨れ上がった見た目はスマートとは言い難く、相手に与える印象にも難あり。そこで、“すっきり洗練されたシルエット”を誇るINSPIREの「ライトダウンジャケット」が活躍するのは当然といえるでしょう。
スーツ4万2900円、ネクタイ4290円/ともにザ・スーツカンパニー(ザ・スーツカンパニー新宿本店)、その他すべてスタイリスト私物
日常生活において重要なのが、収納と防寒の両方を兼ねるポケットの存在。本作では、使いやすさを考慮してファスナーを長めに設計し、長財布やスマホに名刺入れなど、出し入れの多いアイテムがしっかりと収まるようにデザインされています。
また、襟元にはリブをあしらい、フロントは比翼仕様で風の侵入を軽減。寒風吹きすさぶ中での外回りでも、大人の品格を損なうことなく暖かく過ごせます。
外回り中に厄介なのが、急な天候の変化による雨風。ビジネスマンの顔であるスーツが濡れてしまっては、その後のスケジュールにも支障をきたすというもの。そんなときはフードで顔を覆って緊急措置! 多用はできませんが、フードが備わっていると、とっさの場面で役に立ちます。
■自転車での移動も窮屈さを感じさせない抜群の着心地
リモートワーク日の朝は、普段よりも早起きして自転車でお気に入りのカフェに。前傾姿勢で自転車に乗る際に気になる着丈と腕回りの可動域もしっかりとクリア。窮屈さを感じません。
さらに、フロントファスナーのスライダー部分を比翼で隠すことにより肩掛けしたバッグとの干渉を防ぎ、アクティブなシーンにも対応します。
自転車7万5900円/ライトウェイ(ライトウェイ プロダクツ ジャパン)、カーディガン1万890円、パンツ8690円/ともにINSPIRE、その他すべてスタイリスト私物
自転車を止めて、テイクアウトしたコーヒーを片手にひと休み。何気ない平日の朝がちょっと贅沢な時間になるのも、暖かくて心地良いINSPIREのダウンがあるおかげなのかも。
■うん、これで良い。価格もこなれているINSPIREのダウンが僕らの日常に寄り添う
ここでお見せしたオフとオンの両シーンに共通するのが、“日常が気持ちよく過ごせる”という点です。最高を追い求め続けると、その先は天井知らず。だからこそ僕らに本当に必要なのは、自分のライフスタイルに寄り添う“ちょうど良さ”。しかもそれが1万円台とこなれた価格で手に入るのだから文句の付けようもありません。
結論、この秋冬は、INSPIREの「ライトダウンジャケット」さえあれば良い。そういうことです。
<取材・文/TOMMY 写真/田中利幸 モデル/SHOTA スタイリング/宇田川雄一 ヘアメイク/宮坂和典>