ちゃんと暖かい、けど暑くない。街で使うダウンジャケットの最適解ってこういうことかも

「喉元過ぎれば熱さを忘れる」というが、外に出るのも億劫なくらい暑かった夏はずっと昔のように感じられ、気が付くとアウターを手放せない季節になった。

となると、俄然湧いてくるアウター欲。シーンに限定されず、日常で使うことを考えると軽くて暖かいモノが良い。それに、久々に行動制限のない冬を迎えるにあたって“動きやすさ”も考慮に入れたい。もちろん、デザインが洒脱であるのは言うまでもないだろう。

もし、これらの条件を網羅するアウターを探しているなら、「MOVESPORT(ムーブスポーツ)」の存在を知っていて損はないはずだ。

■日常をもっとスポーツのように。デサント生まれの「MOVESPORT」が目指すモノづくり

ムーブスポーツは、DESCENTE(デサント)が手掛けるスポーツ×ライフスタイルウエアブランド。

デサントといえば、スキーやスイムなど、スポーツに特化したウエアを数多く手掛けていることで有名だ。また、「水沢ダウン」に代表されるALLTERRAIN(オルテライン)など、高い機能性を誇るウエア作りは彼らの十八番といって良いだろう。

とはいえ、“普段使い”を視野に入れるならば、本格的なスポーツウエアやアウトドアウエアは、少々オーバースペック感が否めない。そこで注目してほしいのが、「日常をもっとスポーツのように。」というテーマを掲げるムーブスポーツだ。

デサントが長年培ってきたノウハウを活かしつつ、あくまで“日常”がベース。ゆえに、着心地を高めるための素材選びや、着こなしやすいシンプルなデザインなど、まさに“ちょうど良い”プロダクツに仕上がっているのだ。

ここ数年であらゆるライフスタイルが変化した今、日常とスポーツの垣根をなくすムーブスポーツのモノづくりは、ある種理想的であり、頼りになる存在でもある。

■アクティブな日も、リラックスする日も。MOVESPORTの「ナイロン ダウンジャケット」で過ごす休日

そんなムーブスポーツから、これからの季節にぴったりな新作アウター「ナイロン ダウンジャケット(3万4980円)」が登場。

ベーシックな佇まいの中に、日常生活を過ごしやすくする工夫が数多く盛り込まれている。アクティブな日も、そうでない日も、常に我々に寄り添ってくれること請け合いだ。

▼程良い厚みと機能性が叶えるアクティブな1日。ダウンジャケットはこれくらい自由でいい

冬の朝は、肌を突き刺すようなキリッとした寒さがある。けれども、空気が澄んでいるがゆえに、ランニングや散歩などの朝活にはもってこい。この日は早起きできたこともあって、自宅から自転車で30分くらいの距離にある大きな公園へ向かった。

ダウンジャケット 3万4980円、シャツ 8190円、リュック 1万1990円/すべてムーブスポーツ、ニット 2万円、パンツ 2万3000円/ともにジュゲム(HEMT PR)、シューズ 4万4000円/ヨーク(HEMT PR)、その他すべてスタイリスト私物

本作の中綿に使われている素材は、ダウン80%、フェザー20%。これは、ダウンジャケットの中でも“黄金比率”と謳われている割合だ。

一般的にはダウンの割合が高いほど高品質なイメージがあるが、それは適材適所。フェザーを混合させることで型崩れを防ぎ、熱も逃げにくい。日常でガシガシ使うことを視野に入れたムーブスポーツのこだわりが垣間見える。

ライディング中は常に向かい風に打たれるため、体感温度が下がってしまう。その点、「ナイロンダウンジャケット」は、スタンドカラーかつ首元にもダウンが詰まっているので、暖かい空気を逃さず、温もりをしっかりキープできる。

いつもは人が多くて少しハードルが高いバスケットコートも、休日の早朝からやっている人はあまり多くない。この日はラッキーなことに、ほぼ貸し切り状態!

ワールドカップに触発されて、押し入れの奥からバスケットボールを引っ張り出してきた甲斐があった。

動きやすさと暖かさを両立する絶妙な厚みに仕上がっている本作。日常的な動作を妨げないことはもちろん、軽い運動にもうってつけだ。肩周りも窮屈な感じはなく、ドリブルやレイアップシュートも難なく行える。

▲袖アジャスター部分には「MVSP.」の同色ロゴがさりげなくあしらわれている

胸ポケットにはファスナー付きポケットを搭載。スマホや貴重品をうっかり落としてしまう心配もなくなる。

また、急な天候変化に見舞われても、焦らなくて大丈夫。表地は撥水加工が施されているため、多少の雨は問題ナシ。街中はもちろん、アウトドアシーンでも重宝すること請け合いだ。

仕事に向き合う日々を送っていると、スポーツとは疎遠になりがちだ。まして冬ともなれば、外へ出るのも億劫になるだろう。そんなときは、ムーブスポーツの「ナイロンダウンジャケット」に頼ってみてはいかがろうか。

もちろん、実際に着用したまま運動するかはさておき、高い防風性と快適な着心地を併せ持つ一着は、あらゆる可能性を叶えてくれるモノであるのは間違いない。

▼街を散策しながら移りゆく景色を楽しむ。そんなゆっくり過ごしたい日は、軽くて着心地の良い一着を

天気の良い日は、ふらっと街に出掛けてウインドウショッピングを楽しんだり、カメラを片手に散歩を楽しんだりする人も多いだろう。スポーティながら、光沢感のあるシャドーリップ素材を採用した高級感溢れる本作は、普段着との相性も申し分ない。

たとえば、デニムシャツ×カーゴパンツのようなカジュアルスタイルに、オレンジカラーのダウンジャケットを組み合わせることで、ベーシックな冬スタイルが一気に華やぐ。

ダウンジャケット 3万4980円/ムーブスポーツ、シャツ 2万4200円/ネイタルデザイン(スキャターブレイン)、インナー 2万900円/キクス ドキュメント.(HEMT PR)、パンツ 2万9700円/コノロジカ(HEMT PR)、シューズ 3万5200円/ヨーク(HEMT PR)、その他すべてスタイリスト私物

散策に少し疲れたら、カフェでひと休み。冬にも関わらずあえてテラス席をチョイスしたのは、人気の少ないところでひと息つきたかったのもあるけど、ダウンジャケットの温もりがひんやりする外気とマッチしていたから。

首元と腕回りにそれぞれフィット感を調節できるアジャスターがあしらわれているので、キュッと絞れば防寒性をより高められるのもうれしい。

■シンプルスタイルにハマるグレーや万能なブラックにも注目!

ここまで、“オレンジ×ブラック”を中心に紹介してきたが、「ナイロンダウンジャケット」は“グレー×ブラック”(写真左)と、“ブラック”(写真右)もラインナップ。

オン・オフの垣根がなくなりつつあるだけに、さまざまなシーンで活躍できるこれらのカラーにもぜひ注目してほしい。

■“厚”すぎず、“暑”すぎない。いつ・どこで着ても心地良いダウンをMOVESPORTで見つけた

定番冬アウターとして一大ジャンルを築き上げたダウンジャケット。しかしながら、豪雪地帯はもとより、都会においては実際に活躍できる期間は思いのほか短い。

そこで、改めてすすめたいのは、ベースとなる防寒性は備えつつ、着心地軽やかな「ナイロンダウンジャケット」だ。いつ・どこへ行くにも気兼ねなく羽織れる実用的な一着を、ムーブスポーツで手に入れよう。

>> MOVESPORT

<取材・文/若澤創 モデル/髙橋義明 写真/瀬田秀行 スタイリング/杉浦優 ヘアメイク/宮坂和典>

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