オンでもオフでも重宝する2WAY 仕様のSTLAKTシリーズ「バックパック」を使って分かった8つの魅力!

4年ぶりに訪れた、穏やかな春。いよいよ新生活が始まり、スーツ、革靴、名刺入れほか、ワードローブを一新した人も多いのではないでしょうか。いずれも実用性はもちろん、印象を左右するアイテムだけに、セレクトに悩みがちです。

特にバッグ選びは難易度が高いアイテムのひとつ。職業に適した服に合わせなければならないし、収納力と機能性は不可欠。しかもさまざまな用途にも使いたいし、自分なりの主張もしたい! となると、選択肢が限られます。

そんな時に1つあると重宝するのが、トラベルブランド・MILESTOのSTLAKTシリーズ「バックパック」(1万9800円)です。デザインはシンプルで、オンだけでなくオフのファッションにも合わせやすく、背負いも手持ちもできる2WAYバッグ。見た目以上に入るから、普段使いだけでなく出張にも使える優れもの。

今回は、そんなちょうどいいカバンを通勤と出張旅行で使用して検証。使って分かった8つの魅力を紹介します。

■魅力1…ビジカジルックでも違和感なし!

使用シーンとして多いのは、ビジネスカジュアルに合わせるパターン。シンプルな見た目は、ビジカジスタイルで背負っても違和感なし。アウトドアのバックパックのようなゴツさはないし、スクエアスタイルのビジネスリュックのような、堅苦しさもありません。

ショルダーベルトはクッション性もあり、裏側は通気性のいいメッシュ素材。毎日の通勤では至極快適なのですが、今回、出張に持って行き、どれだけ背負えるかを試しました。

PCと周辺機器を入れたまま自宅から目的地の往復、出張先とトータルで1日12.4km歩いたのです。さすがに「まったく疲れませんでした!」なんてことはありませんが、「肩に食い込んでもう背負えない!」というまではいきません。つまり、トレッキングなどを想定しているわけではないバックパックとしては秀逸といえるのではないでしょうか。

本体素材には軽く高強度のコーデュラナイロンを使用。防水素材ではありませんが、撥水性は見込めるので、多少の雨なら問題なく対応できます。

歩く際は背負いがやっぱり楽ですが、2WAY仕様なので手持ち(トート持ち)を選べるのも美点。特に、満員電車に乗っているときに重宝します。

持ち手は、握りやすく、手触りのいいナイロン製。短めなので重心が下がりすぎず、バッグの中に仕事の道具一式を入れても重さをさほど感じないのもいいところです。

手持ちの際に便利なのが、ショルダーベルトを背面のキャリーハンドル固定ベルトに収納できる点。

固定ベルトに挟み込めば、ショルダーベルトがぶらぶらして脚に当たって邪魔になるなんてこともないし、バッグを床に置かなければならない時でもショルダーベルトが散乱して誰かに踏まれるなんてこともありません。

■魅力2…仕事で使う道具がごっそり入る

日頃持ち歩く道具は、PCと書類、ポータブル電源、充電器、名刺入れなど。バッグ内側に15インチのノートPCを入れられるクッション付きのスリーブポケットのほか、ファスナー付きの大型ポケット1つ、ガジェット類を入れられる2つのポケットが付属しているので、ガジェット類が多くても整然と収納可能です。

またメインコンパートメントのマチ幅は約16cmあるので、普段より荷物の多い出張時にも役立ちます。見た目以上に収納できるので、1泊2日程度の簡単な着替えや洗面道具を入れても問題なし。

冒頭の写真もこちらも、上記のアイテムを収納した状態。フルに入れた状態でも、もったりせずに背負えます。普段はこれよりも荷物が少ないので薄く、軽やかさを演出できます。

■魅力3…入館証や名刺を迷わずサッと取り出せる

 

仕事で使うとなれば、やはり機能性の充実も欠かせません。その点も抜かりなし! なにせ発売から8年が経つロングセラーだけに、年々ブラッシュアップされ、機能が現代にアジャストしているのです。

意外に大事なのが、会社に着いて入館証を出したり、訪問先で名刺を出したりするとき。バッグ内に入れてしまうと、オフィスの入口でバッグを降ろしてゴソゴソしたり、商談時に探したり…。

このバックパックは背面(右手で取り出せる側)にファスナー付きのポケットが付いているから、とっさの時でもスマートに取り出せます。

上の写真では片側のショルダーベルトを外して入館証を取り出していますが、背負ったままでも出し入れはスムーズ。背面に小さな優しいポケットがあるのとないのとでは、バッグの使いやすさが大きく変わります!

また外観上のアクセントにもなっているハンドルにつながるストラップの下にはシークレットポケットを装備。カバンの中身を相手に見せずに名刺を取り出せます。

もちろん普通のフロントポケットのように使えるので、ティッシュやハンカチを入れておくのもいいでしょう。ただし、ポータブル電源など重量があるものは、シルエットが崩れるのでやめておいた方がいいかもしれません。

■魅力4…大きな開口部で中身にアクセスしやすい

出張に出かけ、午前の挨拶回りが回ったら、午後の商談前にカフェでちょっと仕事! なんて時でも、張りがあって自立するため、ちょこんと側に置いておけます。

先にも書きましたが、本体素材には引き裂き強度や摩耗に強いコーデュラナイロンを使用。床に置いてもちょっとやそっとじゃヘタレません。なんならアウトドア用のバックパックとしても使えます。

もちろん床に置くのが嫌な場合は、イスの上などに置いた方が賢明です。

トートのいいところは開口部が大きく、荷物が取り出しやすいところ。スリーブ付きのPCポケットは大きく取り出しやすく、収納した際はPCが飛び出さないよう面ファスナーの留め具が付属しています。

■魅力5…口が閉まり中身を見られない

カフェで仕事をする際、向かいのイスにカバンを置くことも多いのですが、ファスナーがあるので中が丸見えになりません。バッグなら当たり前のように思えますが、普段、ザクっと荷物を放り込む全開トートバッグを愛用する身としては、この安心感は違います。

しかもファスナーに簡易ロックが付いているため、簡単に開けられず防犯対策にもなります。

簡易ロックは普通のナス環なので、ファスナーロックとして活用しない時には自宅の鍵を付けておけばカバンの中で迷子になりません。

余談ですが、ファスナーロックとしても使いたいけど、自宅の鍵も付けておきたいという場合は、ナス環のD環部分(根本)に小さなカラビナを装着しておくと、両方使えますよ。

■魅力6…ボトルを入れられる外側ポケットを装備

普段は見た目スッキリで、存在感をあまり感じませんが、便利この上ないのがサイドからフロントにかけて大きく開口するポケット。ビジネスタイプのバッグには装備されていないモデルが多いポケットですが、あると大活躍すること間違いなし!

マイボトルを入れたり、折りたたみの傘を入れたりするのにちょうどいい大きさ。しかも、マイボトルや折りたたみ傘はともに水に関わるものだけに、外側に独立して入れられるのもメリット大。

またアイデアを思いついた時にパッと取り出して使えるメモ帳を入れておくのにも重宝します。バッグ内にメモ帳を入れておくと、取り出すまでのアクションだけでアイデアが消えることもあるし、サッと取り出してパッと書けるというのが、メモ帳を使う上では大事です。

■魅力7…カジュアルな服装にも合わせやすい

休みを組み合わせた出張も多いから、私服に合わせやすいのも良点。まさにSTLAKTシリーズの「仕事も遊びも自分らしく、心にゆとりある大人たちへ」というコンセプトどおり、仕事にも遊びにもシームレスで使えます。

カジュアルだから、トートスタイルもよく合います。今回はヘザーブラックを使用しましたが、カラーはヘザーネイビーとヘザーグレージュの全3色展開。

話は逸れますが、ヘザーネイビーはヘザーブラックほど重くなく洗練された印象。ヘザーグレージュはよりカジュアルな印象。

それぞれ同色系のコーデにも合いますが、ネイビーとベージュは反対色なので、ベージュ系のコーデに挿し色としてネイビー、また逆にジーンズやネイビーのカーディガンにベージュのバッグといった使い方もできそうです。

■魅力8…長期出張でも使いやすい

普段使いがメインながら、背面にはキャリーオンできるようキャリーハンドル固定ベルトが付いているから、キャリーケースと合わせて持ち運べば長期出張も問題なし。

STLAKTシリーズの「3WAYボストンキャリー」(2万4200円)と合わせると、デザイン的にもピッタリ。軽やかな出張を実現します。

魅力7でも伝えましたが、カジュアルな服にも合わせやすいので、街歩きのバッグを余分に持っていかなくてもいいというのもメリットですね。

ちなみに、3WAYボストンキャリーもバックパック同様に魅力的。機能面を含め、詳細は「世界五大陸を旅した&GP編集長が使って実感したトラベルブランド「MILESTO」の3WAYボストンキャリーの“ここがいい!”」に記しましたので、こちらもチェックしてみてください。

■独創的なアイデアが詰まった新作2WAYバックパック

MILESTOのSTLAKTシリーズ「バックパック」もいいけど、トートタイプはちょっと…という人にピッタリな、新作の2WAYバックパックが同シリーズから登場しました。

その名も「ラウンドバックパックL」(1万9800円)。

15インチノートPC用のクッション付きスリーブポケットをはじめ、仕分けポケットやフロントポケットなど、多彩な機能はそのままに、よりバックパックらしく、それでいて個性を感じさせるフォルムに仕上がっています。

特徴的なのが、メインルームの開け方と収納方法。本体上半分だけに取り付けられたファスナーを開けば、メインルームががま口のように開く構造。大きく開口する上、内部が蛇腹式になっているため荷物の分類がしやすく、荷物が取り出しやすくなっています。

こちらもカジュアルなファッションにも合わせやすく、1つあると重宝します。カラーは、ヘザーブラック、ヘザーネイビー、ヘザーグレージュの3色展開。ビジネスからトラベルまで、さまざまなシーンで活躍すること間違いなし! 新生活の相棒にピッタリなバックパックです。

>>MILESTO

<文/澤村尚徳(&GP) 写真/恩田拓治 >

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