近年、キャンプや釣り、サーフィンといったアウトドア好きの多くが愛車を移動型の“秘密基地”のように活用し、趣味をトコトン楽しむ人が増えています。
その相棒となるのは1BOXやミニバン、SUVなどが挙げられますが、意外と知られていないのが、フランスの自動車メーカー、ルノーの「カングー」です。
同車は趣味の相棒としてはもちろん、普段使いできるファミリーカーとしても優秀で、今回はそんなカングーの魅力にフォーカスします。
また、現在ルノーでは「カングー 1年間モニターキャンペーン」を実施しているので、「乗ってみたい」と思った方は、ぜひ最後まで読んで応募してみてください!
さて、そんなカングーの現行型(3代目)が登場したのは2023年のこと。同車の魅力を余すところなく伝えるには、旧型を知る人こそふさわしいということで、カングーをこよなく愛し、旧型に乗っていたこともあるアウトドアスタイリスト、近澤一雅さんに見て触ってたっぷり乗ってもらいました。
アウトドアスタイリスト/近澤一雅さん
TVやWEB、雑誌などあらゆる媒体で活躍中のスタイリスト。日本全国を駆け回り、行く先々で時間を見つけては趣味の釣りを満喫している。現在の愛車はトヨタ ハリアー
■やっぱり便利だった“観音開き”
開口一番「大きくなったなぁ」と近澤さん。
それもそのはず、全長で210mm、全幅で30mmサイズアップしており、居住スペースやラゲッジスペースも拡大しています。
外観をひと通りチェックすると、衣装を載せて全国を移動するスタイリストゆえか、早速ラゲッジへ。「やっぱり“観音開き”(ダブルバックドア)は最高ですね!」とひと言。
「これはもうカングーのアイデンティティとも言える機構ですが、とにかく荷物の出し入れがしやすいんです。アウトドア趣味に限らず、普段の買い物でもメリットを感じますね」
ラゲッジチェックのあとは、テストドライブ。パワートレインは直4の1.3L直噴ターボと、1.5Lのディーゼルターボをラインナップしており、試乗車は1.5Lのディーゼルターボ。
実はこのディーゼルが思いのほか静かで、ディーゼル車であることを隠したまま試乗へ。近澤さんは「トルクがあって走りやすい。旧型はもう少しパワーがあれば、と思うこともあったんですが、高速道路でも物足りない感覚はなかったですね」と好印象の様子。
ディーゼル車であったことを明かすと、「あ、やっぱりそうですか? トルクがあるなぁと思いましたよ。アイドリング時に多少ディーゼル感はありますが、走り出すとまったく分からないですね。よっぽどのクルマ好きでもない限り、まず気づかないと思います」と驚いていました。
■あると嬉しい装備が満載!
試乗を終えた後は、再び車内をチェック。すると近澤さんがポツリとひと言。「カングーって趣味のクルマに見られがちですが、良くできたファミリーカーでもありますよね」
それもそのはず、カングーにはあると嬉しい装備が車内の至るところに配置されています。ざっと挙げるだけでも、「フロントオーバーヘッドコンソール」「USBポート付のアッパーボックス」「チャイルドミラー」「フロントシートバックテーブル」などなど。
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近澤さんにじっくり見て、触って、乗ってもらったカングーのインプレッション。最後に出た言葉は「大幅に進化していてとにかく驚いた」でした。
「カングーの遊び心や現代的ながらも自然と頬が緩むスタイリングはそのままに、趣味のクルマ、そしてファミリーカーとしてより一層洗練された印象です。カングーはアウトドア趣味を持つ人に最適な一台ですが、決して趣味だけのクルマではないですね」
「安全・安心につながる走行支援システムの充実ぶりは目を見張るものがありますし、子どもがいると『ありがたい』と思える装備も満載。自分専用のクルマを持っているなら別ですが、趣味も実用も1台でという人も多いと思うので、そんな人にとってカングーは、これ以上ない選択肢だと思います」
「ここまでパッセンジャーに優しい装備を多数搭載しているなら、ゴリゴリの趣味車より圧倒的にパートナーのGOサインも出やすいんじゃないでしょうか(笑)」
先述の通り、現在ルノーでは「カングー 1年間モニターキャンペーン」を実施中です。1年間無料でカングーに乗れるチャンスなので、「いいな」「乗ってみたい」と思った人は下記バナーをクリックし、ぜひ応募してみてください!
<取材・文/金子剛士(GoodsPress) 写真/紋田陽介>