コダワリの冷蔵・冷凍技術で食品のみずみずしさやおいしさが長持ち! 東芝冷蔵庫「VEGETA FZSシリーズ」で体感する鮮度の到達点

名の通り、「いかに野菜をおいしい状態で保存できるか」を10年以上かけて追求してきた東芝冷蔵庫「VEGETA」。最新モデルにかける想いや、異次元の鮮度維持を実現する機能について、本誌編集長が商品担当者に直接、話を伺った。

▼話を聞いた人

見上明子さん|東芝ライフスタイル(株)キッチンソリューション事業部 企画部 冷蔵庫商品企画担当

 

 

 

東芝ライフスタイル
VEGETA GR-W600FZS
オープン価格

SPEC●サイズ:W685×D745×H1833㎜/容量:600L/年間消費電力量:250 kWh /年

 

■特許技術「新鮮ツイン冷却システム」が実現した驚愕の冷蔵&冷凍技術!

冷蔵ゾーンと冷凍ゾーンをそれぞれ専用の冷却器で冷やす特許技術。これにより冷蔵室やチルドルーム、野菜室は水分を含んだ「うるおい冷気」で鮮度や風味を保ちつつ、長期間保存することが可能となった

 

■野菜にコダワリ続けて10年以上。その最適解が『新鮮ツイン冷却システム』だ!!

冷蔵庫の買い替えを検討しているという中山剛介編集長。「VEGETA FZS」で、まず気になる機能が「新鮮ツイン冷却システム」だ。

「一般的な冷蔵庫の場合、ひとつの冷却器でマイナス約25℃の冷気を庫内に送ることで冷凍室や冷蔵室を冷やしています。そこを当社『VEGETA』では、冷凍室用と冷蔵・野菜用のふたつの冷却器を搭載し、それぞれに最適な温度の冷気を送っているのです」と解説するのは、冷蔵商品企画担当である見上明子さんだ。

ひとつの冷却器で複数の庫内を冷やそうとすると、どうしても温度にムラが出来てしまうし、よりパワフルに冷やす必要がある。霜が付きやすくなり、その霜を溶かすためのヒーターを使用することになる。その分、結果、消費電力が大きくなるし、庫内も乾燥するという。

「なるほど。ひとつのエアコンで強引に条件の異なる2つの部屋を同時に冷やすより、それぞれの部屋のエアコンを使って冷やしたほうが効率的ということですね」と中山編集長も納得顔。

「この仕組みを活用して開発したのが野菜室です。『新鮮ツイン冷却システム』で乾燥を防ぎ、さらに野菜室の奥に湿度をコントロールする『ミストチャージユニット』を設置することで約95%という湿度を保てるようにしました」

これにより約10日間は野菜のみずみずしさやシャキッと感をキープすることが可能になったと見上さん。

「乾燥は野菜の大敵ですからね。野菜室が真ん中に配置されているのも特徴的ですね」との中山編集長の指摘に対しても、「冷蔵室と並んで開閉する機会が最も多いのが野菜室だと思うので、最も出し入れしやすい位置に野菜室を配置しました」と野菜室に対する並々ならぬこだわりを語ってくれた。

「節電効果だけでなく食材に必要な“潤い”など、さまざまなメリットが享受できる『新鮮ツイン冷却システム』はまさに『VEGETA FZS』の根幹を成す機能ですね。では冷凍室は――」

感心しきりの中山編集長。まだまだ興味は尽きそうにない。

 

■【ここに納得!】冷蔵室

▼イザという時は冷蔵室全体がチルド室に早変わり!

新鮮ツイン冷却システムがもたらす「うるおい冷気」で乾燥を防ぎ、鮮度を維持するほか、冷蔵室全体をチルドルーム化することが可能。チルドルームに入りきれない食材などに重宝する

編集長’s Review
とくに夏場は、カレーなど食べ切れなかった料理の保存に気を遣うので重宝しそう。また、チルドルームで使える「氷結晶チルド」も肉や刺し身などをおいしく保存するのにぴったり

▲冷蔵室全体を約2℃、湿度約85%にキープ。作り置きした惣菜や弁当、特大サイズの肉や魚などを生の状態で保存したい際に最適だ

 

■【ここに納得!】野菜室

湿度をコントロールしてくれるミストチャージユニットで野菜のうるおい約10日間キープ。野菜室はショピングカートとちょうど同じくらいの高さなので取り出しやすさも抜群

編集長’s Review
野菜を触っただけでみずみずしいのが分かります。野菜の価格が高騰しているだけに、これまで捨てていた使い残しの野菜を「使い切り野菜BOX」で保存できるのはとても助かります!

▼室内の湿度を約95%以上に保つ「ミストチャージユニット」搭載

▲1日約20 回以上、送り込まれるうるおいたっぷりの冷気とともに、野菜劣化の原因となるエチレンガスも分解してくれる特許技術

▼「使い切り野菜BOX」で鮮度長持ち。余った野菜もおいしく食べ切れる!

▲使いかけの野菜やカット野菜なども、ミストチャージユニット搭載のこのケースに入れておくだけで鮮度が長持ちする。脱臭効果も

 

■【ここに納得!】冷凍室

上段の冷凍室では業務用レベルの急速冷凍が可能。下段では潤いを保ちつつ、温度変化を抑えることで霜付きを予防し、食材を守ってくれるなど用途に応じて使い分けできる

編集長’s Review
冷凍食品に霜が付くと調理してもベチャベチャになることが多いので、これは助かる機能。下段には冷蔵食品などを立てて保存できる仕切りが採用されているなどの配慮も嬉しいです!

▼業務用レベルのスピード冷凍で食材の旨さをギュッと密封

▲吹き出し口からの強力な冷気とトレイ下の冷気を循環することで実現。大切な食材は冷気が直接当たらないトレイの下へ置ける

▼室内の温度変化が小さいから霜がつきにくくおいしさが持続

▲温度変化が小さい「おいしさ持続上質冷凍」で2週間後の霜付きを約22%低減。とくにミックスベジタブルやうどん冷凍食品などに○

 

■他にも充実した機能がいっぱい

▼[除菌・脱臭]機能も妥協なし!

⇒ キレイな冷気が庫内を循環
冷蔵室と野菜室の冷気の通り道に除菌※1や脱臭※2を行ってくれる素材を配置。庫内の空気を循環させることで気になる菌や臭いを抑制できる新たな機能

⇒ W-UV除菌※3で菌を抑制
冷蔵室上段とチルド室上段、野菜室上段に設置された2灯のUV-LEDが室内を広く照射することで食品表面に付いた菌の繁殖を抑制

 

▼選べる節電モードで電気代を賢く節約可能

「かってにエコ」「かってにエコ+」「自動節電」「とってもエコ」などライフスタイルに合わせて選べる豊富な節電モードを用意。最大でなんと約35%も節電してくれる!

 

■省スペース重視派ならハイエンド性能そのままのGTシリーズも選択肢!

東芝ライフスタイル
VEGETA
GR-W500GT
オープン価格

野菜室をはじめとするコダワリの機能はそのままに、スリム&コンパクト化を実現したモデル。独身や2人暮らし世帯、またキッチンが狭いなど省スペース派にオススメしたい

SPEC●サイズ:W600×D704×H1850㎜/容量:501L/年間消費電力量:279kWh /年

※1【試験依頼先】(一財)日本食品分析センター、【試験方法】きれいループを塗布した部材に滴下した菌液を72時間後に回収し測定、【対象場所】冷蔵室・野菜室、【試験結果】99%以上の除菌効果を確認。試験結果は実使用空間の実証結果ではありません。※2【試験依頼先】(一財)日本食品分析センター、【試験方法】きれいループを設置した9L密閉容器内に酪酸を注入し、60分後に検知管で成分濃度を測定。【対象場所】冷蔵室・野菜室、【試験結果】初期成分ガス濃度:13ppm、60分経過後の残存ガス濃度:5ppm。試験結果は実使用空間の実証結果ではありません。また全てのニオイがとれるわけではありません。※3 除菌効果のあるUVを照射するLEDを2灯搭載

>> 東芝ライフスタイル 

<撮影/湯浅立志(Y2)>

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