防災用品も時代とともに変わるもの。近年は電気の備蓄も重要になってきている。そんな中、ぜひ注目してほしいのがホンダの発電機「エネポ」。キャンプ芸人のじゅんいちダビッドソンさんが「エネポ」ならではの利点を徹底チェック!
じゅんいちダビッドソンさん|お笑い芸人。サッカー本田圭佑選手のネタでR-1グランプリ2015で優勝したピン芸人。芸人ヒロシがリーダーを務めるソロキャンプ集団「焚火会」にも属し、YouTubeチャンネル「ちゃんねるダビッドソン」で数多くのキャンプ動画を発信している
■身近に買えるカセットボンベで発電できるのは正直驚き!
キャンプ芸人としても広く知られている、じゅんいちダビッドソンさん。キャンプ芸人となると、やはり災害対策として用意しているのもキャンプ道具なのだろうか。
「そうですね。シングルバーナーという火を使えるギアなどキャンプ道具の一部を、災害用としてリュックに入れて置いてあります」
とはいえ、やはり災害時には電気が必要だとも話す。
「キャンプ好きなら電気がなくてもなんとかなりますが、そうでなければやっぱり電気があるに越したことはないですよね。最近はポータブル電源もありますが、使い切ってしまうと終わり。ソーラーパネルで充電できるといっても時間はかかるし、天気にも左右される。そういう意味では、この『エネポ』はすごく便利。燃料は、入手しやすいカセットボンベをストックしておけばいいわけだし。それに使ってみて思ったんですが、操作もめちゃ簡単じゃないですか。これならうちの妻でも使えますよ。自分が家にいないときに災害が起こって、停電になった。なんてときでも、『エネポ』があれば家族が電気を使える。これは安心です」
確かに、キャンプをしない人にとって、いきなりキャンプ道具を使うのはハードルが高い。それよりも普段使っている電化製品をいざというときに使えるほうが助かることは間違いない。
「カセットボンベを換えれば使い続けられる『エネポ』なら、カセットボンベを備蓄することが、イコール電気を備蓄することになるわけじゃないですか。そういう意味でも本当に便利なので今後に期待できそう」
スマホをはじめ、身の回りには電気を使うモノであふれている現代において、電気の確保は災害時の最重要ポイント。水や食品と一緒にカセットボンベをストックしておくだけで叶えられる「エネポ」は、家庭に1台あると助かる防災用品といえる。
■「エネポ」とポータブル電源はココが違う!
「エネポ」はカセットボンベを2本装着すればすぐに電気を使える。また低温対応のカセットボンベを使えば、より低温下でも使用することができる。一方、ポータブル電源はあらかじめ充電しておく必要があり、使い切ったら再度充電しなければならない。
エネポ | ポータブル電源 | |
タイプ | 発電機 | 蓄電機 |
定格出力 | 900W | 製品による (出力が大きい ものほど高額) |
使用可能時間 | 身近に買える カセットボンベで 発電するため 長時間の発電も可能 |
充電分が切れたら 再充電が必要 |
使用可能温度 | 5℃~40℃。 専用のボンベを使えば 0℃から使用可能 |
一般的に0℃~40℃ |
停電時 | 停電が長引いても カセットボンベが ある限り発電できる |
バッテリー切れの場合、 ソーラーパネルで 充電できるが天候などの 影響を受けやすい |
■じゅんいちダビッドソンさんが徹底チェック!
【じゅんいちさんCHECK 1】カセットボンベで発電&操作性
▼カセットボンベがある限り発電できる!
燃料はカセットボンベ2本で発電できる。使い切っても交換すれば再度発電できるのはポータブル電源にはない利点だ。カセットボンベはストックしやすく、入手しやすい点もポイント。
▼誰でも簡単にエンジン始動!
スイッチを回して始動グリップを引っ張るだけでエンジン始動。コツも必要なく、誰でも簡単に動かせる。始動の手順も、本体に大きく操作手順が書かれているので、機械が苦手な人でも迷わない。
JUNICHI'S IMPRESSION
カセットボンベは入手しやすく、割とどの家庭でもストックしていたりするので、いざという時にも困らなそう。始動も簡単なので、これなら女性でも問題なく使えると思いますよ。
【じゅんいちさんCHECK 2】発電クオリティ
▼900Wの電力でキッチン家電や暖房器具も使える
出力は、小型の電気ポットやハロゲンヒーター、IH炊飯器も使える900W(使う前に機器の必要電力を要確認)。もちろんスマホの充電やテレビ、電気スタンドなら余裕の電力だ。
▼精密機器の使用もOK!
「エネポ」は“正弦波インバーター”を搭載し、自宅のコンセントと同水準の歪みの少ない良質な電気を供給。信頼性の高さは、電気保安業務に携わる人々にも重宝されるほど。
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冬であれば電気毛布などの暖房器具、夏なら扇風機といった季節家電、そして明かりを使えるのは大事。それらに加えて炊飯器などの調理家電も使える出力というのはありがたいですね。
【じゅんいちさんCHECK 3】運びやすさ&デザイン
▼離れた場所への移動も楽々
折りたたみ式ハンドルと大型車輪を装備。簡単に動かせるので、使いたい場所への移動も楽々こなせる。またスクエアな形状なので、保管しやすいのもポイントだ。
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車輪とハンドルが付いているから、女性でも簡単に動かせるのはいいですね。シンプルなデザインも好印象。それに白基調に赤いロゴが“ホンダ”らしくてかっこいいじゃないですか!
■総評
発電機といえばガソリンというイメージだったので、カセットボンベでも発電できるというのは驚きました。カセットボンベは入手しやすく、ストックもしやすい。ということは「エネポ」は、電気を備蓄できるってことですよね。家族でも簡単に使えるし、まさに防災用品にピッタリ!
▼Honda エネポ EU9iGB
メーカー希望小売価格:12万1000円
正弦波インバーター搭載のカセットボンベ式発電機。接続機器の消費電力に合わせてエンジンの回転数を制御する“エコスロットル”により、連続運転時間を延ばすことが可能。使用するカセットボンベは2本で、コンセントは2口備える。
※発電機は屋内等換気の悪いところで使用すると排気ガスによる一酸化炭素中毒を引き起こす恐れがありますので、屋外で使用しています。
【SPEC】
大きさ:全長365×全幅262×全高524mm(ハンドル折り畳み時)
乾燥重量:19.5kg
定格出力:900VA
連続運転可能時間:約1.1h(定格負荷900VA時)、約2.2h(エコスロットル時)
【抽選で5名様にエネポをプレゼント!】
※応募の締め切りは2024年10月31日(木)まで
応募はこちらをCHECK!
>> エネポ
<取材・文/円道秀和(&GP編集部) 撮影/和久田知博>