突然の大雪!そんな時“30秒で簡単装着”な「タイヤチェーン」があれば安心だよね

近年は世界的に異常気象続き。異常気象と聞くと夏の酷暑をイメージしがちですが、冬だって突然の大雪など以前では考えられない状況が頻発しています。そんな時、クルマにあると安心なのが“タイヤチェーン”。ちゃんと備えてますか?

うちは寒い地方で冬はスタッドレスタイヤにしているから、という人もいると思いますが、実はそういう地域でもチェーンが必要になることがあります。

2018年12月、高速道路や国道の一部区間を対象に、従来であれば通行止めとされていた降雪状況でも、タイヤチェーン装着車のみ走行可能とする方針が国土交通省より発表されたのをご存知でしょうか。

このように、どこに住んでいてもチェーンが必要になるシーンはあります。

そこで気になるのが、いざチェーンを付けなきゃいけないとなった時。寒い中でのチェーンの取り付けは大変です。

そこで注目なのが、イタリアのタイヤチェーン専業メーカー、コーニック(König)の「リフレックス エッジ(Reflex Edge)」(5万5000円)。サイズは5種類あり、幅広いタイヤサイズに対応しています。

そして何が注目かといえば、とにかくあっという間に装着できること。もちろんジャッキアップは不要。驚くほど簡単に取り付けられます。

では気になる手順を見てみましょう。

①ケースから取り出し広げて、赤い部分の留め具を外す

②外した側を内側にくるようにタイヤにかぶせるて、外した留め具をつなげる

③取り付け位置を調整したら外側のパーツにある赤いボタンを押す

これで装着完了です。おそらく初めての場合でも正味30秒程度で終わるはず。信じられないですが、本当にこれでいいんです。

えー、ホントかよ? と思う人は百聞は一見にしかず、ぜひ下の動画を見てみてください。あまりにすぐに装着できるので、動画の長さも25秒しかありませんよ。

最後のボタンクリックで張力を調整しているので、緩みがないことも分かります。

▲左が外側、右が内側。外側9時の位置にある三角形のパーツが自動張力調整を担う

ジャッキアップも必要なく、従来の金属チェーンのように、だるだる状態でタイヤにかぶて広げたり、緩まないようギュッと締めたりなどの手間がかかる作業はありません。

そして、もうひとつのポイントが、タイヤハウスとタイヤの間のクリアランスが狭くても使えること。

近年、標準装備のタイヤの大径化が進んでいて、タイヤ周りに余裕がない車種が増えています。そういったクルマにチェーンを付けるのは本当に大変。

その点、この「リフレックス エッジ(Reflex Edge)」は装着にあたってタイヤ周りに広いスペースが必要ないため、幅広い車種に取り付けが可能です。チェーンは諦めていたという人も、ぜひ一度対応車種の確認を。

また、ホイールとの接触が少ない設計になっているため、大事なホイールを傷付けづらくなっています。これもありがたい。

そうそう、忘れてました。着けたら外さなきゃいけませんよね。もちろん外すのも簡単です。

①外側パーツの赤いボタンを押してロック解除

②外側の輪っか状の太いケーブルが緩むことで現れる赤いケーブル部分を広げる

③内側の留め具を外して内側輪っか状の太いケーブルを引っ張って緩める

④チェーンをタイヤから外す

⑤チェーンをクルマから離して置く。タイヤには赤いケーブルのみが囲っている状態に

⑥クルマを動かす

文字で説明すると、なんだかやることが多そうに感じますが、装着時と同様にこちらも簡単、あっという間です。

装着時はもちろん、外す時も、寒い中での作業になります。短時間で終わり、簡単で、クルマを傷付ける心配もないというのは、チェーンとしては理想的。

ちなみにこの「リフレックス エッジ」を手掛けるコーニック社は、ヨーロッパのチェーンメーカーで唯一、JASAA日本自動車交通安全用品協会)の認証を取得(「レジスト(Resisto)」)しているメーカーです。

雪が降ってきた時はもちろん、雪山に登る直前でも装着可能なチェーンは、クルマの備えとして必要です。そんな時、安心して使える信頼性の高いブランドであり、誰もが取り付け簡単なチェーンの安心感は絶大です。

今年の冬はすでに気温がぐっと下がり、寒さが続くという予報が出ています。異常気象があたりまえの時代になり、急なドカ雪が降る可能性は否めません。出先で立ち往生なんてことにならないよう、簡単装着のタイヤチェーンを常に愛車に載せておきたいところです。

>> コーニック(楽天)

>> コーニック「リフレックス エッジ」(Yahooショッピング)

<文/円道秀和(&GP)>

この記事のタイトルとURLをコピーする