アウトドアコーディネーターの牛田浩一さんは、登山や釣りやキャンプなど、子どもの頃から続けてきた趣味を仕事にしている。中でもフライフィッシングは、始めてから10年ほどで、比較的に最近趣味に加わった。そんなフライフィッシングを、本格的なシーズンが始まる前に楽しむことにした。
■3月某日 早朝 晴れ
東京にも春の気配が漂い始めたある日。まだ日が昇り切る前に、以前から一度乗りたいと思っていた知人所有のキャンピングカーで自宅を出発。フライフィッシングが楽しめる、関東近郊のキャンプ場を目指す。標高400mの場所にあるキャンプ場は、初めて乗るキャンピングカーの走りを知るのにもちょうどいい。くねくねと続く道を、重さを感じながらも力強く進んでいった。
ドライブを楽しんでいると、あっという間にキャンプ場に到着。テントを張る必要もないから、まずは食料の調達も兼ねて、フライフィッシングを始めることに。
事前に川の様子を見たところ、川幅は6mほど。それならばと、今回は延べ竿に糸(ライン)と毛バリを付けた、シンプルな “テンカラ” でニジマスを狙うことにする。そもそもテンカラは日本で昔から採用されていた毛バリ釣り。厳密にはフライフィッシングとは違うが、リールが必要ないため、道具が少なくて済むのがポイント。昨今のトレンドである、荷物を極限まで軽くしていこうという、ウルトラライトな考え方とも相性がよく、欧米でも注目されている。そんなテンカラの準備を済ませて、いざ!
キャンプ場から少し下った場所にある渓流に到着。水は澄み切っていて、目を凝らせば、ニジマスの背がキラキラと光っているのも見つけられる。さて、今日は釣れるかなぁと2、3回竿を振ってみると、すぐさまヒット!
まだ大きくはないが、身の締まったニジマスだ。しばらく竿を振って、テンカラを楽しむ。
1時間ほど竿を振ると、5尾が針にかかった。そのうち食べる2尾を残して、あとはリリース。キャンプ場に戻り、焚き火台で火をおこしつつ、ニジマスをさばいていく。塩をよく振り、練り込むようにまんべんなくつけていく。あとは串に差して焼くだけだ。
火の加減もちょうどいい。周りの山々を眺めながら2、30分ほど待つと、ほどよい焦げ目がつきはじめる。串を持ってがぶりっと食らいつくと、あつあつふわふわの身が美味しい!
実は今年からアウトドアの道具のひとつとして加えたものがある。それがパナソニックの音波振動ハブラシ「ドルツ EW-DE55」だ。最近、知人に勧められて使ってみたら、その使った後の爽快感が病みつきになり、すっかり手放せなくなってしまった。フル充電しておけば1日2分使っても約1カ月は、余裕でバッテリーが持つ。そんなドルツは、キャンプでも問題なく使えるのかを試したかったのだ。
食後にドルツを取り出して、歯を磨いてみた。川の音や風の音、鳥のさえずりを聞きながらの歯磨きは気持ちがいい。
歯ブラシを使って手で磨いていた時には、歯磨き粉を使わないと、どうもスッキリしなかった。なんとなくの後ろめたさを感じながら、少量の歯磨き粉をブラシに付けて、磨いていたのだ。それがドルツなら、正直、歯磨き粉を使わなくても歯の中がスッキリ爽快に! 今回のようなクルマを使ったオートキャンプなら、気になるほどの大きさでもないし、これならアウトドアでも使える!
パナソニック
音波振動ハブラシ ドルツEW-DE55
細さ0.02mmの「イオン用密集極細毛ブラシ」と、毎分約31,000ブラシストロークの微細な音波振動によって歯垢を除去。一般的な歯ブラシでは難しい、歯周ポケットまでしっかりとケアする。約1時間でフル充電でき、約2分で1回使える分の充電が可能な「クイックチャージ機能」を搭載する
>> ドルツ EW-DE55
(取材・文/河原塚英信 写真/園田昭彦)