ひと口に腕時計といっても、デジタルとアナログ、機械式とクオーツといった構造の違いから、ケースの大きさ、ストラップの素材まで千差万別。だからこそ魅力的であり、多くの人が惹かれるのだろう。
身に着けるモノとしては小さな部類にはなるが、実はこれほど着ける人の個性を表現する道具はない。ビジネスモードの時にはレザーのストラップに3針でシンプルな文字盤のモノを、アクティブなシーンなら防水機能を備えたデジタルモデルを、といったように、どんな腕時計を着けるかで気持ちまで変わってくる。
あらゆる人やあらゆるシーンにマッチする腕時計をそろえる、アメリカを代表する時計ブランド「TIMEX(タイメックス)」。そのラインナップに「Time Teacher(タイムティーチャー)」というモデルがある。少し小さめのケースに、マルチボーダーのストラップ。見ているだけでちょっと楽しい気分になってくるこのモデルは、きっと休日の公園がピッタリだ。
■手作りのお弁当を持って公園へ!
良く晴れた休日。こんな日は、近所の芝生が広がる公園で、のんびりするのが最高。かといって、ただ行くだけではつまらない。グーグーと主張してくるお腹の具合をなだめつつ、朝はせっせとお弁当作り。“のんびり公園Day”の主役だから、この仕込みは大事だ。お弁当を完成させ水筒にお茶を入れたら、準備完了!
お弁当はリュックに入れ、のんびりには欠かせないチェアとテーブルは大きめのトートに。忘れてはいけないのは、このセットの時には欠かせないTIMEXの「Time Teacher」。これを、シンプルなデザインのリュックやトートバッグのハンドルにぶら下げる。これがいつものスタイル。
休みの日、近所の公園にのんびりしに行くのに、腕に時計を着けるのってちょっと抵抗があったりする。かといって、スマホをテーブルにドンと出して時間を確認するなんて、絶対にイヤだ。そう思っていた時に見つけたのがこの腕時計だった。
カラフルなナイロンストラップに小さめのケース。全体的にシンプルなコーディネートになる“公園セット”にピッタリのアクセントになるに違いない。しかも価格も手頃だ。よしこれなら! と試しにひとつ購入し、家に帰って付けてみたら予想通り。しかも、この時計の明るい雰囲気からなのか、なんだかウキウキした気分になってくるから不思議だ。
それ以来、我が家の公園セットで使っているふたつバックには、この「Time Teacher」がレギュラーとして加わった。
のんびり歩いて自宅からほど近い公園へ。広い公園の、お気に入りのいつもの場所に到着したら、まずはチェアとテーブルをセッティング。アウトドア用の軽いチェアと、木目の天板のテーブルは、自然の風と陽の光が心地良い芝生にピッタリだ。
セットが完了したら、さっそくリュックからお弁当を取り出し、テーブルの上に並べる。もうお腹がペコペコだ。
今日のお弁当はサンドイッチ。野菜たっぷりとフルーツたっぷりの2種類。“萌え断”とか“沼サン”とか呼ばれるタイプを作ってみた。SNSで見て、ちょっとやってみたいなと思っていたのだ。キレイにできるか心配だったけど、意外と悪くない。いやむしろ良くできたかも。残った野菜も小さなカップに入れて持ってきた。目にも鮮やか、カラフルなサンドイッチは、カラフルなストラップの「Time Teacher」と並べると、なんだか楽しい気持ちになる。これってSNS映えするテーブルだよね。そんなこと考えながらもお腹はグーグー。そういえば朝ごはん食べていなかったんだ。さっそく今日のブランチをいただこう!
■文字盤とストラップの色が異なる3モデル
子供用や女性用モデルとしてラインナップしているTIMEXの「Time Teacher」。3色ボーダーのナイロンストラップに小さめのケースは、女性や子供向けといったイメージになりがちかもしれないが、その軽やかな雰囲気は、どういう人が着けるのかということに縛られない、休日にピッタリなモデルといえる。
腕時計は、ただ時間を確認するためだけの道具ではない。着ける人、使う人の気持ちまで変えてくれる不思議な道具だ。そしてこの「Time Teacher」は “のんびり過ごす時間” という表現が似合うような、心地良い風が吹く公園や、お気に入りのカフェのオープンテラスといった場所にこそ連れていきたいモデルだ。
ビジネスシーンやアクティブシーンに似合う時計があるように、のんびり過ごしたい休日に似合う時計もある。「Time Teacher」はまさにそんな時計だといえる。カラフルなストラップと文字盤は、ただ時間を確認するためのものとしてだけでなく、アクセサリーとして休日を彩ってくれる。今度の週末、晴れたらお気に入りの公園に行こう! そんな気持ちにさせてくれる腕時計だ。価格:各7344円
>> TIMEX
(取材・文/&GP編集部 円道秀和 撮影/湯浅立志<Y2>)